先月末に鳥取県日野郡日南町を通りかかった折、池田亀鑑賞のことでたびたびお世話になった図書館のAさんに電話をしたことは、「鳥取の日南町から島根の亀嵩へ」(2025年09月30日、http://genjiito.sblo.jp/article/191503718.html)の冒頭に書きました。その時には、直接お話しをすることができないままに、私は奥出雲の松本清張と『砂の器』の旅に向かいました。
本日、そのAさんからお電話をいただき、池田亀鑑文学碑を守る会事務局長の久代安敏さんと、池田亀鑑のご子息である池田研二先生が共にお亡くなりになったことに関して、追悼の集まりを持つことで相談をしました。ちょうど日南町では、来年が木造の見事な町役場ができて30年になることと、池田亀鑑の没後70年ということで、イベントを考えていたところである、ということを伺いました。
そして、そのイベントの一環として池田亀鑑に関することでは、私のことを日南町で話題にしていただいていたとのことです。お互いの考えが一致したこともあり、実施に向けて前向きに進めることになりました。時期は、来年の6月ごろになりそうです。
久代安敏さんへの追悼文と池田亀鑑賞については、次の記事にまとめています。
「久代安敏さんとの14年間の想い出」(2023年05月31日、http://genjiito.sblo.jp/article/190378145.html)
また、池田研二先生への追悼文は、以下の記事を参照願います。
「江戸漫歩(177)池田先生宅に弔問に訪れた後は懐かしの新宿伊勢丹へ」(2025年06月08日、http://genjiito.sblo.jp/article/191379344.html)
私からAさんへのお願いは、これまでの池田亀鑑賞のイベントの最後に、池田亀鑑体験として『源氏物語』の古写本を読むという時間を設定していただいていたので、最後にもう一度やりたいということです。Aさんも、あれは好評だったので今回も取り入れましょう、ということになりました。
これまでの池田亀鑑賞の贈呈式は、鳥取県の地域活性化を推進する取り組みの一環として実施されていました。それが今回は、あくまでも日南町単独の行事なので、予算が限られています。そうであっても、ささやかながらも、住民のみなさまと共に久代安敏さんと池田研二先生への追悼の気持ちの籠もった集まりにしたいものです。
私案の一部には、池田亀鑑関連の思い出の品のいくつかを展示することがあります。
(1)池田研二先生のご自宅に残っている池田亀鑑の書写道具をお借りして並べる。
例えば、古写本を写した高松宮本のフィルムとその画像を虫眼鏡で読む道具など。
「『源氏物語大成』の背景と資料(1)」(2011年04月06日、http://genjiito.sblo.jp/article/178935178.html)
(2)伯耆町立岸本中学校前の石碑に「生涯稽古」という言葉が刻まれています。
これは、池田亀鑑の自筆を写したものです。
その文言と同じ言葉を池田亀鑑自身が記した本が私の手元にあるので、それを展示する。
「池田亀鑑の揮毫本と三宮散策」(2023年06月04日、http://genjiito.sblo.jp/article/190385147.html)
(3)これまで刊行した以下の4冊を並べる。
『もっと知りたい 池田亀鑑と『源氏物語』第1集』(伊藤編、新典社、2011年)
『もっと知りたい 池田亀鑑と『源氏物語』第2集』(伊藤編、新典社、2013年)
『もっと知りたい 池田亀鑑と『源氏物語』第3集』(伊藤編、新典社、2016年)
『もっと知りたい 池田亀鑑と『源氏物語』第4集』(伊藤編、新典社、2021年)
(4)久代安敏さんと池田研二先生との記念写真を会場に掲示する。
なお、私と日南町とのご縁は、次の記事に書いています。
まちおこしの一環ということもあり、日南町とは長いお付き合いをしています。
「10年前の今日3月10日のこと」(2021年03月10日、http://genjiito.sblo.jp/article/188477860.html)
池田亀鑑賞の最後となった第8回授賞式の様子は、次の記事にまとめています。
「第8回池田亀鑑賞授賞式-2019」(2020年02月22日、http://genjiito.sblo.jp/article/187191083.html)
追悼の集会が実現すると、それ以来の、6年ぶりに日南町のみなさまにお目にかかることになります。
アイデアを持ち寄りながら、意義深い集まりにしたいと思います。





































