2021年05月09日

京洛逍遥(706)賀茂川畔を走る人たち

 ゴールデンウィークが明けた週末は、賀茂川の散策路をランニングする人たちで溢れ返っていました。連休の運動不足を補おうとするかのように、老若男女が思い思いの姿で走っておられます。遠来の旅行者ではありません。
 以下、スナップ写真をご覧ください。

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 鷺たちも、いつものようにしっかりと河原を見張っています。

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 飛び石は、水嵩が低いので楽に渡れます。

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 鴨たちも、のんびりと泳いでいる休日のひと時でした。

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2021年05月08日

京洛逍遥(705)白川通りから国際会館へ

 白川疎水通りを東に向かって歩き、白川通りのあたりをブラブラしました。
 人の少ない所を選っての散策です。

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 曼殊院までは行かず、修学院駅から高野川に出ました。そして、川の水音を聞きながら新緑の小径を縫い、国際会館へと北上しました。

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 2羽の鴨が、奥まった茂みの中までやってきて、狭い水路で水浴びを始めました。わざわざこんなところにまで来なくても、と思いながらも、鴨には鴨の考えがあってのことなのだろうと、しばらく様子を見ていました。二人きりになりたかったようです。

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 宝ヶ池公園の子どもの楽園は、予想通り臨時休園でした。コロナ対策のためです。このいい天気の一日、子供たちが遊び場で走り回れないのは、感染予防で致し方なしとはいえ、本当に気の毒です。こいのぼりも淋しそうです。

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 比叡山を視界に入れながら飛び石を渡ると、北園に出ました。

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 北園では、比叡山を背に国際会館を眺めてお弁当をいただきました。

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 人が少なかったので、誰に気兼ねすることなく、のんびりと緑の中に身を置くことができました。ゴールデンウィークの余韻に浸る一日となりました。
 
 
 
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2021年05月04日

京洛逍遥(704)大田神社の杜若と上賀茂神社

 今日火曜日の新型コロナウイルスの感染者は、大阪884人(先週1,230人)、京都113人(先週112人)でした。一週間前の同じ曜日と比べると、大阪は極端に減っています。この調子で、毎日減ることを願います。このゴールデンウィーク開けには、京都の北部から大阪の南部に通う生活が待っているので、大阪の感染者数の推移は私にとっては重要な情報です。
 京都は、17日連続の百人超えが続いています。海外からの観光客は激減していても、日本全国からの観光客が押し寄せているそうなので、しばらくは百人以上が続くのでしょう。
 今日の散策は、自宅から北へと歩きました。
 白川疎水通りと下鴨中通りの角にあった和菓子の「笹屋吉清」さんのご主人は、その世界では指導的な立場におられた方です。お店での販売はこの春で辞めて、今秋から和菓子作りの指導に専念するとのことで、現在は改修中です。

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 休館中の京都府立京都学・歴彩館と京都コンサートホールの横を北上し、まっすぐに神山に向かって30分ほど歩くと、杜若(かきつばた)で有名な大田神社にぶつかります。すでに何回も来ていることと、あまりにも苑内に人が多かったので、恐縮ながら囲いの外から拝見し、お参りだけにしました。

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 この大田神社の向かいには、茶道具や料理で知られる北大路魯山人の碑があります。

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 西に少し歩いて、奈良の小川が見えると上賀茂神社の境内です。

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 上賀茂神社は、一の鳥居の前をロータリーにするために工事中です。今しかみられない光景なので、意識して写真に収めています。

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 御園橋のあたりは道幅が広くなり、これまでとは様変わりをしています。

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 境内に入ると、手水舎がきれいになっていました。感染防止のため、ここにも柄杓はありません。

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 紫式部の歌碑が置かれている前で、葵祭の時に斎王代が潔斎をする舞殿(橋殿)の下を流れる奈良の小川が好きです。

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 今日も、この小川では子供たちが大はしゃぎをしていました。夏のおとずれを楽しみにさせてくれる清流です。奥には、三の鳥居が建っています。

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 次は、『百人一首』に「風そよぐならの小川の夕暮れは みそぎぞ夏のしるしなりける」(家隆)と歌われる、夏の暑い日にこの小川に来て清涼感を味わうことにします。
 
 
 
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2021年05月03日

京洛逍遥(703)お店も河原も人ひとヒト

 今日月曜日の新型コロナウイルスの感染者は、大阪847人(先週922人)、京都121人(先週119人)でした。一週間前の同じ曜日と比べても、ほとんど変わっていません。感染拡大防止を願った注意喚起の効果は、今のところはありません。
 今日は、地下鉄北大路駅の上にある、ビブレという4階建てのショッピングセンターへ散策の途中で立ち寄りました。1階の食料品や日用品の売り場が営業していることはいいとして、2階から上の専門店街は、スポーツクラブ以外はすべて開いていたことに驚きました。緊急事態宣言が発令されている時なので、1階だけが営業していると思い込んでいました。これだけ大々的にすべてのお店が開店しているということは、生活必需品というものの解釈が私とは違っていたからなのでしょう。家電量販店と書店と文房具屋さんが開いているのは、私にとっては助かるものの、これで本当にいいのでしょうか。
 そして、お客さんはいつもよりも多いように見受けられます。自分も出歩いている身なので気が引けるものの、またまた、これでいいのかと思わずにはいられません。
 尋常ではない人混みを避けたいので、買い物はせずに早々に建物を出ました。
 帰り道の北大路橋から、上流と下流を望みました。いつもの年のゴールデンウィークよりも、人出は殊の外多くなっています。

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 三条大橋から北へ上がった賀茂川沿いの散策路には、普段はあまり人が来ません。しかし、今年は出町柳から北でも、多くの人で賑わっています。今日の賀茂川散策は、コロナから我が身を守るためにも辞めることにしました。
 今回のゴールデンウィーク中のウォーキングは、歩くコースを考え直すことにします。
 
 
 
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2021年04月28日

京洛逍遥(702)京都市交響楽団

 鞍馬口通りの散策をしていたら、西光寺の向かい側の小路に、京都市交響楽団への道しるべがありました。

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 ここから行くと回り道です。賀茂川沿いに走る賀茂街道を少し北へ上がり、右に比叡山と大文字山を見ながら土手を左に降りるとすぐに入口があります。

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 ここが、1956年に自治体直営のオーケストラとして創立された「京饗」の練習場所です。
 関係者ではないので、中には入りませんでした。
 京都コンサートホールで「京饗」の演奏は何度か聴きました。
 「ウィキペディア」には、「1962年、カウフマン(第2代常任指揮者)がブルックナーの交響曲第3番ニ短調を日本で初演」とあります。
 ブルックナー好きの私は、こうした記事に目が留まります。
 現在の指揮者は、第13代常任指揮者兼芸術顧問「広上淳一」(2020年4月〜)。
 詳しくは、「京饗」のホームページ(https://www.kyoto-symphony.jp)をご覧ください。
 最近の定期演奏会は延期となっています。
 また、これも私の散策コースになる京都コンサートホールのホームページ(https://www.kyotoconcerthall.org)も参考までに。
 コロナ禍で、いずれも活動が思うようにいかないのは残念です。
 
 
 
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2021年04月27日

京洛逍遥(701)出雲路橋から西方寺へ

 鞍馬口へ買い物に行く途次の散策です。
 出雲路橋周辺を歩きました。
 いつもの散策コースです。しかし、あらためてキョロキョロすると、いろいろなものが見えてきます。
 出雲路橋から東をグルリと見渡すと、左に京都五山の送り火で有名な船形、真ん中に比叡山、右に送り火の大文字山が見えます。

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 大文字山に向かう鷲(?)がいました。

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 鞍馬口通りを地下鉄鞍馬口駅に向かって歩いていると、「石敢當」と刻まれた石柱があります。以前から気になっていました。

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 すぐ先の西光寺の境内に入ってみたところ、そのいわれがわかりました。魔除けの石柱だったのです。この西光寺の境内には、初めて入りました。

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 本堂の右横には雲井弁財天がいらっしゃいます。

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 裏の墓地の入り口に、味わい深い御利益のありそうな仏さまがお立ちでした。

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 このお寺のことは、今はあまり詳しくはわかりません。 
 『京都を歩くアルバム』というブログの「出雲路の西光寺」(http://kyoto-albumwalking2.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-13637f.html、2020年9月10日)には、さまざまな推測を交えながらこのお寺のことがまとめてあります。『都名所図会』『拾遺都名所図会』『都林泉名勝図会』には、このお寺のことは掲載されていないとのことです。「明治25年以降大正11年までに西光寺が建てられたと考えられます。」とあるのは、その後どなたかが検証なさっているのでしょうか。いずれにしても、このブログには写真が多いので参考になります。
 
 
 
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2021年04月25日

京洛逍遥(700)下鴨神社から出町柳へ

 緊急事態宣言の初日は日曜日です。
 昨日の賀茂川散策では、多くの人と出会ったので、今日は反対側の下鴨神社に向かっての散策です。
 ここは、観光客がまったくと言ってもいいほどにいないので、比較的安全な散策路でした。
 手を清める場所では、いつもの柄杓はありません。竹の樋から流れ出る水で手と口を漱ぎます。

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 西の門から入ると、すぐ左に大炊殿があります。その左横に置かれている唐車は、塀越しにいつでも見られます。

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 境内は新緑に包まれています。

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 御手洗川に架かる橋殿では、結婚式の記念撮影中でした。

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 その手前の輪橋には、尾形光琳の『紅白梅図屏風(国宝)』で知られる「光琳の梅」に、みごとな梅の実が生っていました。

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 授与所で干支の箸置きをいただきました。帰ってから早速使おうとしたところ、背中が狭すぎて箸がおけません。ウサギは箸の先がどうにか置けました。しかし、龍はまったく背中に乗りません。箸置きとは名ばかりで実用品ではなくて、飾り物のようです。もう少し背中を工夫したらよかったのに、と思いました。

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 下鴨神社には4つの川が流れています。泉川、瀬見の小川、御手洗川、奈良の小川です。糺の森を南北に流れる泉川は、今も千年の流れを感じさせてくれます。

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 昨年に続いて、今年も5月3日の流鏑馬神事は中止となりました。緊急事態宣言の発令がその理由となっています。残念なことです。

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 下鴨神社から東にまっすぐに抜けて、高野川に出ました。

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 高野川を南下すると出町柳に出ます。賀茂川と合流する賀茂大橋の手前に広がる鴨川デルタには、大勢の人が休日を満喫しておられました。明日からが、実質的な緊急事態ということになりそうです。

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2021年04月24日

京洛逍遥(699)緊急事態宣言発令前日の散策

 明日25日(日)からの緊急事態宣言発令に伴い、前日の今日は人出が多かったようです。
 家に閉じ籠もってばかりでは身体によくないので、運動がてら賀茂川散歩に出かけかけました。
 河原で若者が小さな集団となって点在しているのは、新入生歓迎のクラブやグループなのでしょう。

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 散策路は、いつもよりも人は少なめです。

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 半木の道の緑のトンネルを歩くと、気分は爽快になります。

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 帰りに見た大文字山は少し曇っていました。

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 さて、明日からの緊急事態宣言下の街は、どのように変わるのでしょうか。
 京都新聞によると、明日から休業となる施設は以下の通りだそうです。
 具体的な名前を公表されると、とにかく大変な事態を迎えることになるのが、ジワジワと実感として伝わって来ます。

京都市動物園(京都市左京区)

京都府立植物園(京都市左京区)

京都市京セラ美術館(京都市左京区)

国立京都近代美術館(京都市左京区)

京都府立京都学・歴彩館(京都市左京区)

京都府立図書館(京都市左京区)

京都市国際交流会館(京都市左京区)

京都府立陶板名画の庭(京都市左京区)

無鄰菴(京都市左京区)

岩倉具視幽棲旧宅(京都市左京区)

旧三井家下鴨別邸 (京都市左京区)

京都国立博物館(京都市東山区)

京都水族館(京都市下京区)

京都鉄道博物館(京都市下京区)

京都文化博物館(京都市中京区)

京都国際マンガミュージアム(京都市中京区)

京都万華鏡ミュージアム(京都市中京区)

元離宮二条城(京都市中京区)

京都府立堂本印象美術館(京都市北区)

京都府立山城郷土資料館(京都府木津川市)

京都府立丹後郷土資料館(京都府宮津市)

T・ジョイ京都(京都市南区)

MOVIX京都(京都市中京区)

TOHOシネマズ二条(京都市中京区)

京都高島屋(一部を除き休業、京都市下京区)

大丸京都店(一部を除き休業、京都市下京区)

ジェイアール京都伊勢丹(一部を除き休業、京都市下京区)

藤井大丸(一部を除き休業、京都市下京区)

ひらかたパーク(大阪府枚方市)

 
 
 
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2021年04月18日

京洛逍遥(698)新緑の府立植物園から見た比叡山を包み込む虹

 いつもの散策路である半木の道に接する、府立植物園を歩いて来ました。
 欅の通りは、黄緑色で埋まっています。

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 植物園に入ると、眩しいほどの鮮やかな色が出迎えてくれます。

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 「ニュートンのリンゴ」というバラ科の花に出会いました。その逸話を知りたくなります。

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 木の間から比叡山が遠望できます。

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 休憩所で軽く食事をしました。新型コロナウイルスの感染に配慮しているため、安心していただけました。

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 園内の散策は緑とパステルカラーに包まれて、日常を脱した気分になります。

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 帰ろうとしたところ、比叡山の様子がいつもと違います。虹が山を幔幕で包むかのように棚引いているのです。この自然現象は何と言うのでしょうか。初めて見る光景です。

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 いつもの散策路である半木の道に出ると、先ほど見た比叡山が不思議な絵の1枚だったように思い起こされました。日常に戻った気がして、あらためて散歩を続けました。

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2021年04月10日

京洛逍遥(697)洛陽三十三所(23)東寺

 久しぶりの観音巡礼です。
 前回の洛陽三十三所巡りは、1年半前の「京洛逍遥(575)洛陽三十三所(27)平等寺」(2019年09月08日)でした。
 6巡目を歩いている西国三十三所は、次に石山寺を予定しています。しかし、このコロナ禍に遠出をして出かけることはできません。洛陽三十三所はしばらくご無沙汰だったので、新緑を求めて東寺(教王護国寺)に出かけました。勝手知ったる市中巡拝なので、うまく人混みを避けて行くことができました。

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 境内では、洛南高校の生徒がブラスバンドの行進を練習していました。明日、イベントがあるようです。

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 東寺のトイレの表示をあげます。少し凝った絵柄です。

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 食堂では、藍染めの展覧会をしていました。コロナウイルス対策のためのグッズであるマスクフィルターとして、藍染めのものがあったのでいただきました。本藍染めには殺菌力があり、花粉症などの予防によいそうです。
 弘法大師空海さんのご加護を得て、これを着けて感染しないように気を引き締めます。

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 国宝である五重塔の周りは、新緑が気持ちをリフレッシュしてくれます。慌ただしい日々の中で、いい気分転換になりました。

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 朱印は、繊細な線で丁寧に書いてくださいました。

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 以下、ホームページ「洛陽三十三所観音巡礼」から、東寺の略説と地図を引きます。

第二十三番札所
東寺
◎宗派・東寺真言宗◎十一面観音菩薩(食堂)
御詠歌:らくようや たつねめぐりて まいるらん たれにとうじの うちのかんのん

東寺は、平安遷都の二年後の延暦十五年(七九六)に、都の正面玄関である羅城門の東に創建された官寺で、正式には教王護国寺といいます。後に嵯峨天皇から弘法大師に下賜され、真言密教の根本道場となりました。多数の国宝・重文を有しており、特に五重塔[国宝]は国内最高の古塔で、また御影堂[国宝]の弘法大師像[国宝]は木像としては最古のお大師様尊像です。更に講堂[重文]の立体曼荼羅は十六尊が[国宝]、五尊が[重文]です。

毎月二十一日の御影供は「弘法さん」と親しまれ、境内には千軒以上の露店が並び、多くの参拝客で賑わいます。食堂(じきどう)は、元来僧侶が集まり食事修行を行ったお堂で、食堂(しょくどう)の語源になりました。東寺食堂は承和十年(八四三)迄に創建され、醍醐寺の開祖理源大師聖宝が彫られた千手観音像を御本尊としてお祀りし、南北朝期には足利尊氏が居住しました。

昭和五年に火災に遭い、国宝指定を受けていた千手観音像は焼損しましたが、昭和八年再建され、十一面観音菩薩が御本尊として祀られ今日に至っております。現在、千手観音像は修復されて宝物館に遷され、重文指定を受け、春・秋に特別公開されております。



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2021年04月06日

京洛逍遥(696)高野川を下って出町柳に出る

 我が家のチューリップが、元気よく花開いています。近所の方が、玄関先の植え込みを見ながら、通りを明るくしてもらってありがとう、と声をかけてくださいます。こうしたやりとりをご近所さまとできることは、こちらも嬉しくなります。

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 表通りに出ると、さまざまな植物が花を咲かせています。


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 今日の散歩は、高野川を下って出町柳に出るコースです。高野川沿いに歩いて下るのは初めてです。
 途中で、鷺が獲物を捕まえるシーンに出くわしました。目の前で展開する生き物の本能は、なかなか迫力があります。

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 しばらく歩くと、御蔭橋越しに京都府立医科大学の病棟が、その右手奥に京都御所の木立が見えます。

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 御蔭橋をくぐると、川向こうに下鴨茶寮があります。何度か、宴会や法事でお部屋をお借りして食事をしました。今は新型コロナウイルスの影響で、大変なことでしょう。とにかく、料理が絶品の料亭です。

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 河原から上がった鳥も、のんびりしたもので、石段をジャンプして遊んでいます。

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 出町柳に着きました。現在、この高野川に架かる河合橋は工事中です。現在と完成図をあげます。

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 この川中は、賀茂川(鴨川)と高野川が合流する地点であり、ギリシャ文字Δ(デルタ)に似ていることから鴨川デルタと呼ばれています。今日は、新年度が始まったこともあり、近くの京都大学・同志社女子大学・同志社大学の学生たちのグループが集っています。密にならないようにと願うばかりです。川向こうが今出川です。

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 高野川に架かる河合橋に続く、賀茂川に架かる出町橋を渡り切ると、送り火の大文字が望めます。

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 1時間半の高野川散策でした。
 
 
 
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2021年04月05日

京洛逍遥(695)半木の道の枝垂れ桜

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 植物園の西側、賀茂川沿いに南北に通る半木の道の桜は、ようやく咲き揃いました。
 北大路橋の南側を見通すと、ソメイヨシノが少し散り初めています。

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 北大路橋の北側に仁王立ちしている紅枝垂れは、私が標準木としている桜です。この桜が満開になった時、この半木の道の葉桜が一番美しいのです。
 右の円の中に、比叡山が望めます。桜の前に置かれた自転車に、多くの方がベストショットが撮れなくて残念そうに立ち去っていかれました。左端の石碑には、「奈からぎ能道 みんなで 鴨川を 美しく」と刻まれています。

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 枝の先には、かわいい蕾がいくつも花開くタイミングを見計らっているようです。まだ1週間は楽しめます。


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 植物園のすぐそばの散策路も、気持ちのいい時を楽しめます。

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 鴨たちが、楽しそうに逆立ちをして食事をしていました。

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 対岸の賀茂川左岸から植物園を望みました。

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 左の北山大橋から右の北大路橋を眺めました。
 かつての颱風の影響で桜の木の大半が倒れました。その後の手入れや植樹で大分恢復したとはいえ、まだまだ道半ばです。これから毎年、少しずつ美しさを増していくことでしょう。
 
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2021年04月04日

京洛逍遥(694)葵の小径の疎水沿いの桜

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 これまでに何度か紹介した「しもがも葵の小径」は、散りゆく桜と新芽の息吹がきれいです。少し雨が降る中を、白川疎水通り沿いに、桜を惜しむ散策にでかけました。

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 みかんが稔っているのは意外でした。

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 比叡山も木間がくれに望めます。

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 高野川から比叡山を見上げました。山肌に点々と桜が咲いているのが確認できます。

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 高野川には、多くの花びらが散りかたまっています。

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 歩いている内に雨は上がりました。
 花びらが散りしきる中の散策は、心が洗われる思いがするので大好きです。
 そして、新緑に気持ちが爽やかになります。
 
 
 
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2021年03月28日

京洛逍遥(693)半木の道から北山大橋周辺の桜

 玄関先の花が、黄色の輝きを増してきました。もう春です。
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 白川疎水道路沿いの桜が、辺りを明るくし出しました。

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 今週は忙しい日々が続いたので、久しぶりの賀茂川散歩です。

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 楽しみにしていた「鴨川茶店」は、昨年に続いて今年も中止です。

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 私が毎年楽しみにしている、売茶翁の石碑を背負う紅枝垂れは、4月にならないと咲かないようです。右上のリングの中に見えるのは比叡山です。

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 半木の道の桜は、早咲きのものはみごとに開花しています。

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 しかし、枝垂れ桜のほとんどが、これから咲こうとする蕾たちです。背景に雲を纏った比叡山が見えます。

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 半木の道の南は、これからみごとな桜並木に変貌します。3年前の颱風で多くの木が倒れました。それから、関係者の手でここまで再生したのです。今年の復活した姿が楽しみです。

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 北山大橋の下で、トランペットの練習をしている方を見かけました。折しも、小雨が降り出した時です。少し川下の出雲路橋の袂に京都市交響楽団の練習場があることもあってか、一般の方や学生もこの河原でよく練習をしておられます。なんでもできる河原です。

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 北山大橋から北を望むと、ソメイヨシノが咲き誇っています。左手の山肌に、送り火の船形が見えます。

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 帰り道で、桜見物をする鷺と鴨に出会いました。

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 来週あたりから枝垂れ桜が満開になると、この河原がさらに鮮やかに映えます。
 今は、散策もなかなかままならない忙しさの中にいます。
 身体を動かすためにも、河原に出かけることは心がけたいと思っています。
 
 
 
posted by genjiito at 19:02| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2021年03月21日

京洛逍遥(692)若者の街と化した京都駅の商店街

 今日も、所用のために京都駅に出かけました。
 昨日も書いたように、とにかく若者たちで賑わっていることに驚きです。みんな、楽しそうにウィンドゥショッピングです。
 小雨の天気ということで、大きな商業施設は密集状態です。駅の中にあるデパートの地下へ和菓子を探しに行きました。すると、芋の子を洗うという表現がぴったりの、まさに過密状態です。午後5時半でした。デパートへの入場制限はなされていません。次第に買い物客が増えてくるので、怖くなって早々に会計をして出ました。
 このコロナ禍のご時世に、これで大丈夫なのか、不安になります。京都の感染者数は少なくて、十人そこそこです。しかし、目に見えない敵は、油断禁物です。
 修学旅行の生徒たちが、いくつかの小さなグループになって歩いているのに、何組にも出くわしました。一時は姿を見かけなくなった修学旅行生たちを、新鮮な気持ちで迎える気になります。文化的な場所を訪れるのに加えて、この街角でも多くの物を見てほしいものです。京都は、入れ替わり立ち替わり目まぐるしくお店が変わります。これも、長く時代を生き抜いて来た文化的な証であり、興味深い社会現象だと思います。街中に関しては、次に来た時との違いが激しいので、人と街の共存を考えるのにいい勉強になるはずです。
 近鉄名店街の「みやこみち」にある「みやこの滝」で、上から落ちてくる水が作り出す絵や文字に魅入りました。水芸としての平仮名が作る文字「みやこみち」という文字を撮影しようとしました。しかし、タイミングが難しくて、ハートマークと横向きの「〜YA〜」しか撮れませんでした。またこの次に、ということで。

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 これまでに、観光地におけるトイレのシンボルマークを、折々に撮影して溜めていました。その一覧はいつか、ということにして、今日の収穫2点をあげます。
(1)京都駅前地下街「ポルタ」

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(2)京都駅南の八条口にある名店街「みやこみち」

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posted by genjiito at 20:12| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2021年03月20日

京洛逍遥(691)京都駅周辺に集う若者たちから明日の観光を考える

 大学でのイベントを終え、時間が少し早かったこともあり、久しぶりに大阪駅へ出てJRで京都駅を通って帰ることにしました。
 大阪駅の人混み以上の京都駅では、駅の構内でキャリーバグを引っ張るのは不可能です。手で押しながら、人を交わしながら歩くのがやっとでした。
 駅地下街のショッピングセンター・ポルタでも、真っ直ぐには歩けません。
 バスで帰ろうとしたところ、去年までは連日まったく空きのなかったコインロッカーが、今は打って変わって、使用中のものがまったくないことに気づきました。いやいや、写真左上に一つだけ、鍵が付いていない使用中のものがありました。この一つだけ、ということに、また複雑な思いにさせられます。

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 この鍵の札が並んでいるのを見ただけでも、誰も荷物を預けていないのですから、海外からの観光客が皆無であることがわかります。ということは、この街の大混雑は、コインロッカーを必要としない国内の旅行者なのです。コインロッカーがいらない観光客は、どんな方々なのでしょう。
 近場からブラリといらっしゃったのでしょうか?
 それとも、荷物はホテルに置いて、ブラリと買い物なのでしょうか?
 いずれにしても、若い方たちで今の京都は占拠されています。これは非常にいい傾向だと思います。ここ数年は、国内の観光客が激減していたそうです。今は、ゆったりと千年の時空をさまよえます。貴重な文化体験を、この古今混在の街で大いに楽しんでください。
 先週の四条河原町の賑わいといい、この京都駅周辺といい、まずは国内の人々が求める観光というものに、丁寧な対応をしたいものです。それが起点となって、これからの京都の観光について考えればいいのではないか、と思うようになりました。
 この新型コロナウイルス禍をいい機会として、新しい観光都市のありかたを探っていくチャンスとしたらどうでしょう。
 この街の様子は、ブログで引き続き取り上げていきます。
 
 
 
posted by genjiito at 20:47| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2021年03月13日

京洛逍遥(690)真如堂と東北院

 雨上がりに、白川から吉田山の麓を散策して来ました。
 白川通りから行ったので、坂道を上ります。

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 この前ここに来たのは、3年半も前のことです。

「京洛逍遥(448)白川通から真如堂を経て神楽岡通へ」(2017年06月11日)

 真如堂には、ほとんど人影がなかったので、ゆっくりと境内を歩きました。
 まず、「多て可はさ九ら」と変体仮名が刻まれた石柱に目が留まりました。この前は見過ごしたものです。最後の「ら(良)」が、悩ましい字体で崩してあります。

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 大師堂の前には、桃の花がみごとに咲き誇っています。

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 すぐ横には、散り初めの白梅と折り重なるようにして、蕾が今にも弾けそうな桜がありました。これから、梅と桜が入れ替わるのです。

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 帰りに見た去来の句碑は、前回もそうだったように「念仏可南」(念仏かな)の変体仮名「南」が、今回もなかなか読めませんでした。これは、昭和28年に建立されたものです。各地でみかける石碑や句碑の文字は、生きた勉強の教材になります。

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 神楽岡に出る道すがら、「吒枳尼天」を祀る社の前で、1輪の桜が咲いているのに出会いました。一つだけでも嬉しくなります。

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 そのすぐ近く、吉田山荘と後一条天皇陵の手前に、東北院があります。ここは、和泉式部の軒端の梅で有名です。お寺のいわれなど、今は省略します。

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 梅はすでに散っていました。

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 鴨川の河原に出る途中で、支援学校の入り口にみごとな桜を見つけました。しばし、見とれて見上げていました。

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 少しの散歩が、意外なことをたくさん教えてくれます。この街は歩く宝庫です。
 
 
 
posted by genjiito at 21:26| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2021年03月07日

京洛逍遥(689)四条河原町の賑わいに思うこと

 緊急事態宣言が解除される前から、四条通りと河原町周辺の人出が多くて驚いていました。
 今日、どうしても必要な買い物があり、四条河原町に出かけました。これまで以上に、多くの人で賑わっていました。アーケード街を通る人はもちろん、信号を渡る人の多さで、そのことがわかります。

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 今日も、海外からの観光客はまったく見当たりません。昨春までは、ごった返しの京都でした。それが、今はここに外国人観光客が加わっていません。日本中から人が集まっている、ということになります。特に、大阪・兵庫・滋賀・奈良からの買い物客のようで、関西弁が飛び交っています。しかも、若い人たちがほとんどでした。若者が、と言う気はありません。もう、緊急事態宣言は解除されたのです。自宅に籠もっていることを強いることはできません。日曜日、ということもあってのことでしょうか。
 マスクは、全員が着けています。これはみごとです。しかし、密を避けるということは、完全に崩れています。社会的な距離も、会話のマナーも、すっかり忘れ去られたかのようです。これで、来週から、卒業式や年度末の人事異動、来月になると入学式や新年度の行事が始まるのです。人の動きがどうなるのか、大いに不安になります。
 かくいう私自身が、年度末から新年度の用意のために買い物に出かけているのですから、批判ばかりを言っているわけにはいきません。気を引き締めることの難しさを痛感しています。かといって、どうすればいいのか。これまた難題で、沈黙してしまいます。
 自分の行動を含めて、何やら不安が襲ってきます。コロナワクチンを待ちながらも、いつになるのかわからないものに頼るだけでなく、何をすべきなのかを、もう一度日常生活の環境と心構えを整理したいと思っています。
 
 
 
posted by genjiito at 21:58| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2021年02月27日

京洛逍遥(688)北大路橋から北山大橋あたり

 快晴の1日でした。
 しかし、風は昨日よりも冷たくなっています。
 まだ春は遠そうです。
 空気がきれいだったこともあり、比叡山と大文字山がくっきりと望めました。

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 半木の道の桜の枝には、赤味を増した蕾が多く見かけられるようになりました。

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 川中の鴨たちは、食事に余念がありません。

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 帰り道、自宅近くの白川疎水沿いには、口紅スイセンが咲き誇っています。

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 早咲きの桜が玄関先に咲いている家を見かけました。

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 これから、日々変化するさまざまな草花が楽しめます。
 
 
 
posted by genjiito at 21:24| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2021年02月22日

京洛逍遥(687)散策路の蕾が膨らみ出しました

 今日の川風は、生暖かくてすっかり春です。
 明日からは、また寒さが戻ってくるようです。
 半木の道の桜も、少しずつ春を迎える準備に入っています。

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 小枝の蕾も、ふっくらとして来ました。
 その数も、日ごとに増えています。

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 天を衝くように、真っ直ぐに上へ上へと伸びる様子は、日々見ていて気持ちのいいものです。

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 まだ固い蕾は、あたりの様子を窺うように縮こまっています。

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 中には、今にも開こうかという勢いの蕾もあります。

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 散策路には、早々とイヌノフグリがひっそりと咲いていました。
 今日見かけたのは2つだけです。
 その気になって下を見ながら歩くと、もっと見つかることでしょう。
 春になると、上ばかり見て歩いています。

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posted by genjiito at 19:52| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2021年02月14日

京洛逍遥(686)半木の道の蕾

 植物園の西側に沿って、桜の名所となっている半木の道が南北に通っています。ちょうど、北大路橋から北山大橋の間です。

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 先日までは、数個の蕾がやっと見つけられる程度でした。それが、今はまだまだ固くてほんの少しだけ赤みを覗かせる蕾とはいえ、ちらほらと見かけられるようになりました。

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 これから開こうとしている蕾の赤ちゃんは、水珠を滴らせています。

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 桜は、咲くまでの蕾の成長と、散り際のみごとさを見て楽しむようにしています。
 
 
 
posted by genjiito at 23:29| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2021年02月06日

京洛逍遥(685)散策中に数個の蕾を見かける

 新型コロナウイルスの感染を避けるため、外出は自粛です。
 狭いながらも裏庭では、お地蔵さんが今はマスク姿となっています。

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 参考までに、昨夏の姿はこんな様子でした。ちょうどトンボが飛んで来た時に、ふたば葵に囲まれた姿を写したものです。

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 自宅にジッとしていると運動不足になります。夕方にかけて、賀茂川に散策に出かけました。
 今日は手袋もいらず、風も優しくなりました。このまま春になってほしいものです。

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 半木の道を歩いていると、少し赤味がかった蕾を見つけました。5個もなかったので、よほど気の早い桜なのでしょう。

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 これからしばらくは、蕾の様子を楽しむ散策となります。
 
 
 
posted by genjiito at 20:01| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2021年01月29日

京洛逍遥(684)春を迎える最近の賀茂川の様子

 今、賀茂川では、堆積した土砂を取る作業が続いています。年度末ということもあり、春を迎える準備は急ピッチで進んでいます。

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 これまでにも、この川が土砂で埋まっている様子は、写真で紹介してきました。
 川が筋のように流れていたのです。それが、土砂を取ることで、少しずつ元の川幅に戻っています。

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 ショベルカーやトラックが出入りするために、散策路は荒れます。
 それを、砂を運んできて埋め戻すという、河原を歩く多くの市民への配慮をした対処にすぐに着手するのが、この町のいいところです。賀茂川を守り育てることに対する情熱は、生半可なものではありません。地道な努力が日夜なされているのです。

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 数年前の颱風で軒並み倒れたり折れた桜も、その後の養生や手入れで、また桜並木のイメージが復活しています。まだ蕾は見られません。しかし、今年は、いつもの枝垂れ桜を楽しめそうです。

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 水鳥たちは、ショベルカーが何をしているのか知ってか知らでか、のんびりと日向ぼっこをしています。

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 北大路橋の西詰めから、左に比叡山、右に大文字山を望みました。
 新緑に彩られた山並みも、もうすぐです。
 新型コロナウイルスに挫けることなく、春の到来が待ち遠しい新年最初の月末です。

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posted by genjiito at 21:27| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2021年01月16日

京洛逍遥(683)下鴨神社へお札を返納に行く

 お正月もあっという間に終わりました。
 その間、玄関や床の間に掲げていた注連縄や昨年からの破魔矢や御札などを、氏神様である下鴨神社に納めに行ってきました。西参道を入ってすぐのところに、「古神札納所」という御札や御守りなどを返納する場所があります。

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 今は新型コロナウイルスの禍中でもあり、郵送の返納もあるようです。神社との付き合い方も、いろいろな形があるのはいいことです。しきたりなどに縛られる必要はないのですから。たまたま神社の近くにいて、散策の途次に立ち寄れるために、こうして直接お納めに行っています。

 境内に入り、光琳の梅の様子を見ようと思っていたのに、門が閉まっていました。時間は午後4時半。5時まで大丈夫だと思っていたのです。

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 新型コロナウイルスによる非常事態宣言に配慮して、神様も時間短縮の営業に協力しておられるのでしょうか。拝観にお出での方は、夕方の時間にお気をつけください。

 南口鳥居から、太古の杜である糺の森を散策しました。この真っ直ぐの参道は、古代の息吹きを一身に浴びることができるので、気持ちが新鮮になります。大好きな空間です。

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 今は人も少ないので、気ままに空気を存分に吸えます。肺炎を患ったばかりの私にとって、この空気はまさに霊気です。
 観光客がまったくいないこともあり、木立の茂みでは近所の子供たちものんびりと遊んでいました。この糺の森に子供のはしゃぐ声が響くのを聞くのは初めてのことです。
 
 
 
posted by genjiito at 21:18| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2021年01月10日

京洛逍遥(682)出雲路橋から鞍馬口通りを散策

 北大路橋から南に下って、出雲路橋からクルリとまわりを見回しました。
 賀茂川の上流になる北山の方角です。左端に、送り火の船形が見えます。

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 目を南に転じて、下流の葵橋方面。

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 左横に大文字山が見えます。正面が平安神宮や知恩院がある一帯です。
 昨日は北大路橋から見た大文字だったので、今日は一本南の出雲路橋からの大文字です。

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 この出雲路橋は、鞍馬口通りに架かっています。この橋の中ほどから東を見ると、夕陽を浴びた比叡山が聳え立っています。この山の向こうが琵琶湖です。

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 振り返って西を見ると、ちょうど燃え立つように夕陽が沈むところでした。

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 陽が落ちる西へ向かって鞍馬口通りを歩きました。
 和菓子屋さんが多い通りです。
 進行方向の後ろに、比叡山の端が見えます。

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 烏丸鞍馬口に向かってもう少し歩いた所で、突然いちごのショートケーキに出会いました。これは、「京洛逍遥(646)桝形商店街の苺ショートケーキ」(2020年08月01日)で取り上げたものです。桝形商店街でお役ごめんとなったこのケーキは、今年になってこの鞍馬口に来たようです。お店の方にお話を伺おうと思ったところ、忙しそうに作業をしておられたので遠慮しました。ここに移転してきた経緯は、またの機会にしましょう。

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 この通りの突き当たりの大通りが烏丸通りです。鞍楽というショッピングセンターが烏丸鞍馬口の交差点にあるので、時々買い物に来ます。烏丸鞍馬口の交差点の地下には、地下鉄烏丸線の鞍馬口駅があります。毎年観光シーズンになると、京都駅から地下鉄で来た観光客が、この駅で降りて「鞍馬寺はどこですか」と聞く人が多いことで有名です。鞍馬寺は、このずっと東南の出町柳から叡山電車で行くか、地下鉄の終点である国際会館からバスで行くことになります。この鞍馬口駅からは遠すぎて、行き方を説明するのも大変です。ややこしい駅名なので、駅員さんは大変だということが、毎年京都新聞の記事になります。今年は、新型コロナウイルスの影響で観光客がいないので、駅員さんたちはホッとしておられることでしょう。
 
 
 
posted by genjiito at 19:36| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2021年01月09日

京洛逍遥(681)賀茂川と高野川を散策

 ハリネズミのハッチャンは、今年も元気です。

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 我が家に来たのは、去年の正月14日でした。

「ハリネズミのハッチャンが空路ANA便でやって来ました」(2020年01月14日)

 その後の様子は、「歩けなくなったハッチャンが元気を回復」(2020年05月14日)に書いています。

 もうダメかと思われたハッチャンは、今は大事な我が家の一員となっています。4歳半なので、もう高齢です。

 今日の散歩は、午前中は賀茂川、午後は高野川。
 まずは、賀茂川から。
 売茶翁の記念碑から比叡山を望みます。

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 川中では、鴨が遊んでいます。いつも、4〜5羽が一群となっています。この仲間内の人数がほぼ一定なのは、何か理由があるのでしょうか。単なる偶然なのでしょうか。

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 北大路橋から北山を望みました。

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 振り返って、下流はこんな景色です。
 川中には、ショベルカーが2台見えます。堆積した土砂を取り除く作業が始まりました。年度末の土木作業のようです。3月の桜のシーズンには、川幅も広くなっていることでしょう。

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 左上に、真冬の大文字山が見えています。きれいな「大」が認められます。

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 午後は高野川へ。
 比叡山がくっきりと見えました。

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 振り返って、高野川の下流である出町柳方面を望みます。
 ここの川中にも、土砂が溜まっています。

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 風邪が大分冷たくなってきました。道の窪みには、氷が張っています。
 昨日の朝は、我が家の水道が凍結したために、2時間ほど水が出ませんでした。
 寒さが厳しい冬を迎えています。

 部屋の中では、2匹のメダカたちが水槽の中を元気に泳いでいます。

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 今、老夫婦とハリネズミとメダカの5人家族です。
 
 
 
posted by genjiito at 20:39| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2021年01月04日

京洛逍遥(680)四条烏丸でアップルウオッチを2台入手

 今日の床の間の前には、新たに八重の白梅が加わりました。
 花開いたのは、左端に置いてある二輪だけです。しかし、姿のいい八重の白梅です。
 もう一つ別の紅梅は、まだ蕾のままです。七草までに開くといいのですが。

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 新年の買い物のために、四条烏丸のアップルストアに行きました。
 四条は、ものすごい人の波です。今、新型コロナウイルスの感染予防が叫ばれている時期だとは、とても思えません。私もその人出の中の一人であることを自覚しながらも、とにかく、用事をすませたら早々に帰宅しました。街中に長居は無用です。

 昨日、アップルのホームページで「Apple Watch Series 6」を2台予約したところ、今日お店で直接の受け取り可能となりました。素早い対応で助かります。年末に近所の家電量販店で見積りをとったところ、新年になった11日か12日の入荷だと言われました。保留にしたままで、昨日ネットで直接アップルに注文したら今日ということで、その違いに驚いています。

 これまでは、私だけが数年間アップルウォッチを使って来ました。しかし、今回の新製品ではセンサー機能が格段に進歩しています。併せて、昨年の私の体調管理にいろいろと問題があったので、あらためて妻とのペアウオッチにすることで、情報をシェアしながら健康管理をすることにしました。これまで妻とは、iPhone でさまざまな情報を共有して来ました。位置情報の共有などはその一つです。それに加えて、これからは、アップルウォッチにしかできないセンサー機能を活用した情報管理を、お互いにすることにしたのです。妻共々高齢となり、お互いの健康情報を共有することで、健康的な生活をしばらくは持続させるつもりです。

 健康状態を把握する上で、心拍数はこれまで通りとして、今回の機種から導入された「血中酸素ウェルネス」は、お互いの体調の変化を知らせてくれることでしょう。今測定したところ、私は「91%」、妻は「95%」です。私は標準値の下限とされる「95%」よりも低いので、この数値の意味を調べてみます。
 今春には、心電図も日本で認められるかも知れません。とにかく、今はヘルスケアとして、睡眠・心拍数・体温・体重・ウオーキングなどの数値を、折々に確認しています。私の身体は何かと問題を抱えているので、自分だけでは心もとなくなりました。何かあった時に妻に気付いてもらえるような環境を、これから日々築いていきます。また、私も妻の体調の変化がわかると、共に長生きをと声を掛け合っているので、今後のフィットネスのスケジュールにもいい刺激となります。
 そんな、健康を気遣う新年となりました。
 家族や周りのみなさまには、あまり迷惑をかけないようにしたいものです。自分の身体の変化を見つめながら、日々挑戦する生き方をこれからも貫いて行きたいものだと、年初にあたり再認識しているところです。
 何はともあれ、健康第一でのスタートです。
 
 
 
posted by genjiito at 20:56| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2021年01月03日

京洛逍遥(679)比叡山と河原の凧揚げ

 紅白梅の開花は、まだ半分ほどです。

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 外出自粛と静養生活のため、年末からは近くの川辺を散策しています。
 昨日は高野川から比叡山を望みました。
 今日は、賀茂川畔の半木の道から京都府立大学のグラウンド越しです。

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 そういえば、比叡山に歩いて登ったのは、もう十年以上も前になります。
「源氏のゆかり(41)比叡山へのハイキング」(2009年05月10日)
 今年の初夏には、2回目の挑戦をしようと思っています。

 河原では、いつものように鷺が元気に遊んでいます。

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 河原で凧揚げをする人が多かったので、久しぶりに無心に空を見上げ続けました。

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 我が家では、子どもたちが小さかった頃には、大和に住んでいた頃なので、平城宮跡の広場や法隆寺の裏の田圃で凧揚げをしました。風を受けて舞い上がっている姿を見上げるのは、気持ちがいいものです。飽きません。
 少し風が出てきたので、肺に冷たい空気を入れないように、マスクで口をしっかり覆って帰りました。
 
 
 
posted by genjiito at 22:40| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2021年01月02日

京洛逍遥(678)新春の比叡山と妙法の「法」

 新年2日目も穏やかです。
 年末に患った肺炎も、大分軽くなりました。
 さまざまな用件はとりあえずは横に置き、養生専一に日々を送っています。

 毎年新春に楽しんでいる床の紅梅と白梅は、もう半分が花開きました。

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 心肺機能の回復を願い、少しずつ散策の時間と距離を延ばしています。
 今日は、高野川方面に足を向け、いつものように比叡山の定点観測をしました。

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 右に比叡山、左に京都五山の送り火で知られる「妙法」の「法」の字が見えます。
 少しだけ、残雪があります。

 新年の初売りが始まったこともあってか、大手ショッピングセンターの人出は歳末以上でした。
 観光客はほとんどいないので安心です。しかし、多くの人が密集していると、足早になります。
 経済優先・医療軽視の現政権下においては、一日も早く緊急事態宣言の発出をすることで、一人でも多くの方の命を助けていただきたいものです。京都の医療体制も危機に瀕しつつあるので、基礎疾患を抱えて病院のお世話になっている私は、強制的な人の動きを止める政策をひたすら待っているところです。
 
 
 
posted by genjiito at 21:54| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2021年01月01日

京洛逍遥(677)古稀で元旦を迎えられました

 今年も無事に、お正月を迎えることができました。
 18歳の春、突然胃が破裂してから、もう50年以上も生きています。
 明日が来る確証がない身体なので、生命維持機能が働いているのでしょう。

 主治医のO先生にして説明できないこの身体。
 生きていられることの不思議さを、あらためて痛感しています。
 支えていただいているみなさまに感謝しながらの日々です。

 すでに古稀。
 還暦が満60歳、古稀が満69歳であることを先日知りました。
 日々出会う新たな知見を、大いに楽しんでいます。

 今年も、紅梅と白梅が咲きました。

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 お節料理も、いつものように妻と息子の合作です。
 昨日、錦市場で手に入れた食材がそこかしこに顔を見せています。
 今年は、娘と孫が作ってくれたお節飾りが加わりました。

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 娘の家でもお節を作り、お茶会もしたようです。
 孫もオモチャでお節を作ったとのこと。
 我が家での習慣が、こうして受け継がれているのです。

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 新春の賀茂川に散歩にでかけました。
 鴨も鷺も元気です。

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 大文字山には、少し雪が残っています。

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 今年はどんなことがあるのか、夢はいくつ叶うのか、ワクワクするスタートです。
 
 
 
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2020年12月31日

京洛逍遥(676)若冲の錦市場で「莫大海」を入手

 大晦日の今日、河原町四条の錦市場へ、お節の材料を求めて散策しました。
 京都も新型コロナウイルスが蔓延中なので、感染対策は万全です。
 まずは、錦天満宮です。

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 境内に入り、本殿の前でお賽銭を入れようとして驚きました。
 「非接触祓鈴」とあります。

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 新型コロナウイルスの感染予防のため、鈴を鳴らすための紐がこんな形に、手をかざす仕掛けに姿を変えていたのです。初めて見ました。いつも最先端を行く京洛の面目躍如たるものを感じます。
 ただし、鈴の紐を握って振る感触がないので、天神さまへの手応えはありません。触らない文化がこうしてこれからさらに拡がるのかと思うと、広瀬浩二郎さんが言う触ることの意義が忘れ去られて行くことに抗いたくなります。

 鳥居の先端がお店に食い込んでいるのは有名です。私はまだ、この両側のお店の中を見ていません。いつか、と思いながら今に至っています。

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 錦市場を東から西へと歩きます。
 人出が多そうです。しかし、これはほんの一部のお店の前だけです。いつもよりも、ぐっと人出は減っています。

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 錦市場というと伊藤若冲。西側の入口から市場を望みます。入口には、若冲の生家跡の標識があります。

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 今日は、この市場でしか手に入らない「莫大海(ばくだいかい)」などなど、今年もいただくことができました。
 「莫大海」は、中国四川省産の柏樹の一種の果実で、和食の添え物などに使います。あまり知られていないようなので、水に浸けて戻し、種と皮を取って食材にするところを紹介します。

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 もうすぐ新年。
 来たる2021年は、どんな年になるのか大いに楽しみです。
 
 
 
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2020年12月30日

京洛逍遥(675)下鴨神社に年の内の初詣

 下鴨神社には、2週間前に来ています。あれは遅めの紅葉狩でした。
「京洛逍遥(672)コロナを避けつつ下鴨神社周辺の紅葉散策」(2020年12月14日)
 今年の初詣は三が日を避けて、と言われているので、昨日は上賀茂神社へ、今日は下鴨神社へ散歩がてら初詣に行きました。

 『古今和歌集』の巻頭歌は、在原業平の孫である在原元方が、新年になる前に立春を迎えることを詠んだものです。立春は、陰暦では12月中旬から正月上旬であり、今一般的な太陽暦でいう2月4日あたりとは違いがあります。この歌は、新年というものを陰暦から考えるか陽暦から見るかの違いを楽しめます。

年のうちに春は来にけり
  ひととせを去年とやいはむ今年とやいはむ
            (巻第一 春歌上 )


 新型コロナウイルスのおかげで、今年は年の内に氏神様にお参りをしに行くこととなり、この歌を思い出しています。また一つ、古歌が生活の中に入り込んで来ました。

 さて、下鴨神社でも、昨日の上賀茂神社と同じく、2箇所ともに手水舎の柄杓は撤去されています。新型コロナウイルスの感染対策です。

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 境内は神職の方々も大忙しです。本殿での指導を受けた巫女さんたちにも、緊張感が漲っています。アルバイトの女性たちなのでしょうか。歩き方、お辞儀の仕方などなど、懇切丁寧な助言が聞こえてきました。

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 輪橋のたもとの光琳の梅は、数輪だけ蕾が膨らみかけていました。

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 今年の絵馬は、カラフルな絵と共に力強い丑が描かれています。

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 昨日上賀茂神社でいただいた宝船と、今日の下鴨神社の丹塗り矢を飾りました。

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 「年のうちに春は来にけり」
 今年から来年へと、大過なく年が越せることへの感謝と、新たな年の平穏な日々が迎えられることを、賀茂と鴨の神さまにお祈りしました。

※なお、本ブログは本日から、毎日書き続けてきた連続更新が14年目に入ります。
 存在証明としてのこのブログも、来年も引き続きご笑覧いただけると幸いです。
 
 
 
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2020年12月29日

京洛逍遥(674)新鳥居の上賀茂神社に年内の初詣

 河原に出ると、ユキヤナギがあたりを明るくしてくれています。
 桜の蕾はまだ固いものの、その開花が待ち遠しい散策路です。

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 呼吸に気をつけながら、大股で川上に向かって歩きます。

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 五山の送り火の一つである船形は、その線を微かに見せています。

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 上賀茂神社前の御園橋については、昨年の記事で次のように書きました。

 上賀茂神社のすぐ近くに架かる御園橋の架け替え工事は、もう終盤です。橋向こうにあった旧橋は、すでに撤去されました。ただし、まだこの橋の銘板は嵌め込まれていません。どのような書体でどのように刻まれるのか、楽しみに待っているところです。[http://genjiito.sblo.jp/article/185316424.html](2019年01月04日)

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 そして今日、その橋の銘板を確認しました。何の変哲もないひらがな書きにがっかり。

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 他の橋がいろいろと凝っているので、つい期待をしてしまいました。
 例えば、荒神橋は、

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恵比須橋は、

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上車屋橋は、

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 橋の銘板に日本文化の一端を感じ取ることは、もうできなくなったのでしょうか?

 御園橋から右に折れると、橋の正面に真新しい朱塗りの大鳥居が見えます。しかも2つ。

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 この光景を見た方は、まだ少ないと思います。これまでは、上掲写真の左側に立つ神社の南側の一の鳥居しかありませんでした。それが一昨日(12月27日)、上掲の写真の右端にある大鳥居の「くぐりぞめ式」があり、正式にくぐれるようになりました。新しいシンボルの誕生です。御園橋から見て真っ直ぐの位置に、高さ8m、幅6mの大鳥居が完成した記念の日だったのです。清めの鏑矢が放たれる写真が、京都新聞に載っています。私は残念ながら肺炎で静養中だったので、ここまでは足を延ばせませんでした。
 この大鳥居の真後ろにある3軒のお店は、春先までに移転します。葵家のやきもちは、ここに来るたびに「よもぎ」を一個いただいています。

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 境内はすでに新年の準備が整っています。

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 今年は、新型コロナウイルスのために手水舎に柄杓はありません。

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 紫式部の歌碑を臨む、斎王代が手を清める場所には、かわいいイラストがありました。いろいろな思いからの、苦肉の策なのでしょう。

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 家に帰るとちょうどいいタイミングで、孫と娘たちの合作だというお節の飾り物が届きました。

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 いろいろなことがあった今年。あと2日で新しい歳となります。
 身体を少しずつ動かすためもあり、年内に錦市場と下鴨神社へお参りする予定です。
 
 
 
posted by genjiito at 22:11| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年12月26日

京洛逍遥(673)散策で見かけた鳥たちの群舞と夕焼け

 今朝の体温は36.7度。平熱です。
 体調もよかったので、夕方から賀茂川散歩に出かけました。
 写真の右上が、一昨日 CT スキャンでお世話になった富田病院です。

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 川では、鴨たちが食事中です。このコロナ禍では、群れすぎのように思われます。ソーシャルディスタンスなど関係ないのでしょうが。

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 北大路橋の方を見やると、鳥の大群が不気味でした。鷲なのか鳶なのか鷹なのか。鳥に詳しくないので、よくわかりません。

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 半木の道の植物園側の木々が夕陽に照らされる上空にも、この鳥の群れが見られます。
 襲われるのではないかと、つい首を竦めて急ぎ足になります。

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 左岸の半木の道から右岸越しに、西賀茂の空が茜色に染まってきました。
 風が冷たくないので、ゆっくりと歩いていられます。

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 今日は一日、咳が少なかったので、体力を温存できました。
 
 
 

posted by genjiito at 22:25| Comment(4) | ◎京洛逍遥

2020年12月14日

京洛逍遥(672)コロナを避けつつ下鴨神社周辺の紅葉散策

 師走の下鴨神社は、このところの自粛ムードのためか参拝客は少なめです。
 時期をずらした七五三詣りや、今年から提唱されている早めの初詣の方がいらっしゃいます。
 色づきが気になっていた紅葉も、まだまだ楽しめます。

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 大炊殿(神様の台所)の近くに置かれた牛車が、境内の通りかかりに見えました。唐破風の屋根なので唐車。上皇、皇后、東宮、親王、摂政関白などの乗り物です。

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 のんびりと境内の散策をし、糺ノ森の参道を出町柳の方に歩きました。

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 泉川に覆いかぶさる紅葉は、秋から冬の移り変わりを見せています。


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 出町柳に出て、今出川通りの交差点そばにあるお蕎麦屋さん「田舎亭」は、大正8年創業の町家です。入ろうとしたら、ちょうどチンドン屋さんが門付けの口上を述べながら囃し立てておられたところでした。この方には、東京にいた頃に、江東区の門前仲町でもお目にかかったように思います。勘違いかも知れませんが。

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 「田舎亭」では、私は「うな丼」に決めています。だし巻きと香の物のしば漬けが合うからです。
 食後、ブラブラと桝形商店街に入ると、またチンドン屋さんに会いました。
 女性が手にしておられる紙に、門付けの口上が書かれているようです。
 ラッパと太鼓と叩き鉦の賑やかなお囃子は、町中を華やかにしてくれます。音がピタリと止むと、女性の口上が響き渡ります。守り続けていきたい文化であることを実感しました。

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 高野から見た比叡山の定点観測は、山肌が明るい茶色に変わってきていることがわかります。
 例年よりも色づきが遅いように思います。

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 京都府知事は、コロナ禍での外出自粛と共に、年末年始のお参りや帰省などは、2月や3月でもいいのでは、という提案をなさっています。そういえば、下鴨神社では破魔矢や干支の丑の置き物を見かけました。あれは、早めの初詣の方のためだったようです。
 我が家も、年の内に初詣に行くつもりです。
 
 
 
posted by genjiito at 20:55| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年12月06日

京洛逍遥(671)賀茂川点景/鷺や鴨たちと中洲の工事

 頬に当たる風は少し冷たいものの、穏やかな夕方に散策をしました。
 新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるために、不要不急の外出は自粛を、との呼びかけがなされています。基礎疾患として糖尿病を抱える高齢者の私は、自宅周辺を歩いての運動しか対策はありません。
 近くの白川疎水道路の紅葉は、沈む直前の眩しいほどの太陽を浴びて、周りの家々を照らしています。

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 背後にかすかに見える山は比叡です。

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 川中では、鷺や鴨が大勢集って井戸端会議の最中です。

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 中洲に堆積した土砂が川幅を極端に狭めているので、ようやく土砂を撤去する工事が始まりました。
 今なら、向こう岸まで簡単に歩いて渡れます。

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 出雲路橋の南側では、ショベルカーなどが作業に入っています。

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 その工事の隙間を縫って、鴨さんたちは今夜のねぐらへと移動中でした。

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 鷺の大群は、人間の密集禁止のお触れを無視するかのように、密の状態で食事中です。鷺たちには、新型コロナウイルスは関係ないのでしょうか。

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 今年も、川と散策路には冬の景色が感じられるようになりました。川沿いの桜は、あと3ヶ月半もするとみごとな桜並木を見せてくれます。春の息吹が感じられる日となりました。
 
 
 
posted by genjiito at 20:00| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年11月29日

京洛逍遥(670)外出自粛で混み出した賀茂川畔

 新型コロナウイルスが急拡大しているために、またまた外出自粛が求められるようになりました。3週間の我慢を強いられる中、多くの人が賀茂川散策へと出向いて来ておられます。
 緊急事態宣言が出された今年の4月に、行き場をなくした方々が賀茂川に大挙してお越しになりました。今、またその再来の状況です。

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 そんな中で、ウエディングドレスでの記念撮影を見かけました。春から秋にかけてはよく出会います。今日は寒風が収まっているので、この時期としてはいいタイミングです。

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 鷺や鴨も元気いっぱいに飛び回っています。
 賀茂川は、散策路も川中も、共に賑わっています。

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posted by genjiito at 19:14| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年11月23日

京洛逍遥(669)高野川を散策した後はお茶のお稽古

 Go To〜で京都市内はコロナ拡散の実験場と化しているので、連休の最終日は高野川を散策して比叡山の錦繍を楽しみに出かけました。ここなら、観光客には出会いません。
 途中で、上賀茂神社から流れて来る泉川の水路が、白川疎水へと分岐する泉川橋に出会いました。左に流れが曲がっている先が、白川疎水で賀茂川に向かっています。泉川はこのまま左下へと南下し、下鴨神社に至ります。珍しい分岐点を見ることができました。

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 高野川から望む比叡山は、錦繍とまではいかない、少しくすんだ紅葉でした。河原には、多くの鷺がいました。子供たちのようです。

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 一斉に飛び立った様子は壮観です。

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 左を見ると、民家の間から、京都五山の送り火で「妙法」の「法」の字が読めます。

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 至る所にタンポポやカタバミ(?)が咲いています。蝶も舞っているので、この川辺はもう春です。

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 比叡山を眺めながら北山通りを直進して、国際会館の方へ歩き続けました。

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 帰りに、北大路橋から如意ヶ岳の大文字がきれいに見えました。今年の夏は6点の点火で終わったので、来年はみごとな「大」の字を楽しみにしましょう。

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 夕方から、昨日はお茶のお稽古を自粛したので、急遽思いついて自宅で稽古をしました。お茶菓子は、よく行く近所の和菓子屋さんでいただいたものです。道具は、使い古しですみません。半年ぶりとなる、炉での入子点です。写真は、最初と最後の様子です。

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 妻にメモを読み上げてもらい、忘れかけた記憶を探りながらの、ぎこちないお点前でした。こんな頼りない形でも、折々にお茶を点ててみると、身体が少しずつ動き出すので不思議です。今週は、大阪観光大学で茶道教室があるので、いい予行演習となりました。
(追記:最後の写真の柄杓は、伏せるのを忘れています。失礼しました。)
 
 
 
posted by genjiito at 21:01| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年11月22日

京洛逍遥(668)大混雑の北野天満宮へ紅葉狩り

 この三連休は、絶好の紅葉狩りのはずです。しかし、全国的な新型コロナウイルスの猛威で、感染者数は留まることを知りません。関西も、日々増え続けています。自ずと、外出自粛です。
 今日は、大和平群へお茶のお稽古に行くはずでした。しかし、昨日にははやばやと、お休みの連絡を入れました。先週も、コロナを理由にお稽古を休んでいます。

 とはいえ、家に籠っていては身体が鈍ります。散歩がてら、近場の紅葉狩りということで、北野天満宮へ行きました。
 北野白梅町までバスで行くと、その人の多さには驚くばかりです。天神さんの鳥居の写真を撮るのも一苦労です。

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 人出が引くのを待つために、食事をしようとしても、周りのお店は長蛇の列です。参道は、まさにラッシュアワーです。帰るタイミングを測りながらの参拝となりました。
 境内に、三十六歌仙の扁額が懸かっていました。

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 歌仙絵があることは知っていました。しかし、それが三十六歌仙であるとは思いませんでした。興味と関心が、見ても心に留まっていなかったようです。織物で縫い上げた歌仙絵です。後で、この絵のことを調べてみます。
 もみじ苑に入ろうとしても、ここも多くの人が入園待ちをしておられます。まさに、入る前から密状態です。もみじ苑は諦めて、境内の紅葉を楽しむことにしました。

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 本殿の前も、三本の長い列ができています。いやはや、初詣を思い起こす状態です。

 上七軒をぶらぶらしました。過日、祇園のお茶屋さんに行ったので、この花街を見る目が違います。何でも、見たり聞いたり体験しておくものです。こんなに見え方が違ってくるのですから。

 行きたかったお店がお休みだったので、もと来た西大路通りに戻りました。北野白梅町も、嵐電に乗る人でいっぱいです。海外からの観光客はほとんど見かけません。Go To トラベルを利用しての国内の方々です。手にするガイドブックが日本語でしたから。

 それにしても、このコロナ禍での人混みは異様としか言いようがありません。幸い、行き合う方々が、みなさんマスクをしておられるのが救いです。このマナーはしっかりと守られているので、新しい日本の美徳と言えるものとなりました。くれぐれも、過密状態や無理な飲食が、感染被害の拡大につながらないことを祈るのみです。
 
 
 
posted by genjiito at 20:32| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年11月15日

京洛逍遥(667)突然の休息日となり府立植物園を散策

 賀茂川はポカポカ陽気です。今日は大空を舞う鳶が多くいました。急降下をしてきて襲われそうなので、緊張します。

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 北山はまだ色づいていません。左に送り火で有名な船形の帆が見えています。右の半木の道は、冬の小径です。

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 天気も穏やかなので、半木の道の東に拡がる植物園へ行きました。
 来年から、無料パスがいただけます。あと1年が待ち遠しく思われます。
 今日はいつもに増して多くの親子連れで賑わっていました。

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 比叡山の山頂も顔を覗かせています。

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 レストハウスで軽食をいただきました。席の目の前には、ムラサキシキブや百日草が咲いています。

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 広場の一画には、菊で飾られた車と、カバが背中に小さな動物を乗せた菊人形が飾られています。

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 菊花展を見ていたら、ご近所の方と出会いました。みなさん、陽気に誘われて近場の植物園へお散歩に出かけて来ておられるのです。

 昨日の東京行きが、新型コロナウイルスの第3波襲来により中止となりました。
 今日は、奈良にお茶のお稽古にいくはずでした。しかし、これもこのところの関西圏でのコロナ感染者の増大のために、外出を自粛することにしました。
 植物園は空気も浄化されているようで、気持ちよい散策ができました。
 2日間もの久しぶりの自宅待機で、ありがたい英気を養う休息日となりました。
 
 
 
posted by genjiito at 18:00| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年11月14日

京洛逍遥(666)色づき出した比叡山と高野川

 高野橋から比叡を望みました。この山肌は、これから日に日に黄みや赤みが増していきます。
 今年はどんな鮮やかな斜面を見せてくれるのか、大いに楽しみです。

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 下流の川沿いは、色鮮やかな紅葉の散策路が続いています。

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 この高野川の川下に下鴨神社があり、出町柳に出ます。そこで賀茂川と合流して鴨川となり、三条や四条へと流れて行きます。

 この高野川の散策路は狭いので、あまり歩くことはありません。対岸から見るのが好きです。
 
 
 
posted by genjiito at 20:17| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年11月03日

京洛逍遥(665)植物園前と比叡山の紅葉と賀茂川の鳥たち

 散策の途次の秋景色を切り取りました。
 川沿いの紅葉が色づきました。
 左端には、送り火の船形が望めます。

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 比叡山を背景に半木の道と植物園前の散策路も、鮮やかな紅葉を見せています。

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 植物園の中も、色とりどりの花が咲き誇っています。
 晩秋とは思えない華やかさがあります。

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 目の前を一羽の鷺が、優雅な姿で通り過ぎて行きました。

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 鷺と鴨たちの様子は、見ていて飽きません。

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 一昨日の記事の最後に、次の文章を引用しました。

記憶力や認知力に関わる前頭葉を活性化させるには呼吸に意識を向けたり、一点を見つめたり、マントラや暗示の言葉を繰り返すなど、意識を集中させる瞑想を1回15分から1時間、一日に1、2回実践するとよいそうだ。


 今日は、まさにその実践です。
 川風が少し冷たくなってきた頃に、腰を上げました。
 
 
 
 
posted by genjiito at 18:04| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年10月26日

京洛逍遥(664)北大路橋から初秋の上下流を望む

 日中は、心地よい風に秋を感じます。
 しかし、朝夕はめっきり寒くなりました。
 家では、すでにストーブを使っています。
 河原の散策路には、人が少なくなってきました。
 北大路橋から上賀茂神社の方を望みました。
 紅葉はまだです。

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 同じ橋から、下鴨神社の方を望みました。

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 上も下も、中洲が大きく張り出しています。
 土砂を浚うのは、年内にはなさそうです。
 散策路の手入れは、いつも小まめになされています。
 この賀茂川の自然を守り伝えて行こう、という市と市民の思いは、歩いていると伝わってきます。
 リフレッシュに最適なウォーキングができます。
 
 
 
posted by genjiito at 21:08| Comment(2) | ◎京洛逍遥

2020年10月19日

京洛逍遥(663)祇園で「襟替え」の伝統文化と芸能を味わう

 祇園甲部の「はやかわ」というお店に行ってきました。

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 お茶屋「多麻」の舞妓のまめ衣さんが芸妓になる、ちょうど舞妓が最後の日(襟替えの前日)の訪問です。

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 この日の髪は、「先笄」(さっこう)という独特の結い方です。

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 この前後2週間ほどの特別な舞として、「黒髪」を舞っていただけました。
 手元の資料から説明文の一部を引きます。
東国の武将である伊東祐親の息女辰姫が、源頼朝との恋を諦め、北條時政の娘の時子に頼朝の妻の座を譲り、ふたりを二階の寝間へと案内した後、悲しみの内に髪を梳くという場面がありました。自らの恋に終止符を打つ決心をした辰姫が、髪を梳く内、諦め切れぬ恋心と嫉妬の念に身悶えるというこの場面。その独吟に使われたメリヤスが長唄の『黒髪』です。

[] 黒髮の 結ぼれたる思ひをば
解けて寝た夜の枕こそ
ひとり寝る夜の仇枕
そでは片敷くつまぢゃと云ふて

[] 愚痴な女子の心と知らで
しんと更けたる鐘の聲
ゆふべの夢の今朝さめて
ゆかしなつかしやるせなや
積もると知らで
積もる白雪


 舞妓さんにとっては、芸妓になる前の一生に一度の舞です。

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 おはぐろも、今日が最後です。髪も、今日までが自分の髪で結い、芸妓になると鬘を着けるのだそうです。

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 季節感のある料理も美味しくいただきました。

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 伝統芸能と文化と工芸の世界を間近に見て、それを守り続けるお茶屋のみなさま方のお話を伺うという、貴重な勉強をさせていただきました。
 おいとまする頃の花見小路は、すっかり暗くなっていました。

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posted by genjiito at 23:59| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年10月12日

京洛逍遥(662)秋風を感じながら

 新型コロナウイルスの感染者は、京都では一日十人前後で安定しています。

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 最盛期の外出自粛による余波で賑わった賀茂川畔は、今は終息して普段のお散歩道となっています。
 川風は、もうすっかり秋の気配です。
 北大路橋から上流の北山・上賀茂神社の方は、雲に覆われていました。
 左端に、京都五山の送り火で知られる船形が、低い斜面に顔を覗かせています。

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 下流の下鴨神社の方は、爽やかな秋空です。
 左端に、大文字山の「大」の字が見えます。

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 北風が川に沿って南北に吹き曝す来月下旬までのしばらくは、気持ちよく散策を楽しめます。
 今年は、去年よりも鷺も鴨も多いように思われます。
 
 
 
posted by genjiito at 20:57| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年10月03日

京洛逍遥(661)西院春日神社の「御東場」

 阪急西院駅の近くにあるジョーシン京都1番館に、マッキントッシュの周辺機器を買いにフラリと行ってきました。ここは、淳和院の跡地に建っていることもあり、外装が和風のデザインです。四条のアップルストアも和風であるように、こうした建物がポツリポツリと市内には点在しています。

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 この近くにある春日神社は、平安時代に淳和天皇の内親王である崇子内親王が疱瘡(天然痘)に罹った折、それを一夜で治したという由緒ある神社です。奈良の春日大神を勧請しています。今の新型コロナウイルス下において、ついでと言っては失礼ながら、通りかかったご縁でお参りをしてきました。

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 トイレをお借りしようと思い、社務所におられた方にお尋ねすると、別棟に案内されました。
 靴を脱いで建物に入ると、どうやらここがトイレのようです。男女は色で分かれていることと、描かれた鹿に角があるかどうかで区別があるようです。

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 それにしても、「御東場」を何と読むのかわかりません。調べてみると、宮家では「おとうば」と言っておられるようです。曹洞宗のお寺ではトイレを「東司(とうす)」と言っていることは、我が家がその宗派なので知っていました。ちなみに、同じ禅宗でも臨済宗では「雪隠(せっちん)」と言います。トイレにまつわる話は、おもしろいものが多いようです。

 帰りに通りかかった、少し南に下った一画の路地の雰囲気が気に入りました。こうした風景は、いつまでも残していきたいものです。

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posted by genjiito at 21:04| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年09月27日

京洛逍遥(660)昨日の虹と今日の比叡

 昨日の夕方のことです。にわか雨の直後に、半円形のみごとな二重の虹が出現しました。この虹のアーチは、散策の途中に、10分以上も目を楽しませてくれました。
 賀茂川沿いの植物園と府立大学グラウンドから比叡山を望んで撮影した写真を紹介します。

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 この時、西山の方を振り返ると、ちょうど夕焼けがきれいに見えました。

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 今朝の京都新聞に掲載されたこの虹に関する写真を、参考までに引きます。大きいみごとな半円形の虹が、京都新聞の社屋から比叡山の方角に見えたようです。

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 同じような2橋(二重)の虹を見たことを、6年前に「江戸漫歩(83)三鷹駅前で見た2橋の虹」(2014年07月11日)という記事に書いていました。おついでの折にでもご照覧を。

 今日は、買い物がてら、高野へ散策に出かけました。
 高野橋から比叡山がくっきりと見えました。

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 その左には、今年はあまり注目されなかった送り火の「妙法」の「法」の字が、かすかに認められます。

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 高野川の下流、出町柳の方を見ると、飛び石で遊ぶ人がいました。この散策路は、賀茂川とはまったく違う雰囲気です。
 風は肌寒く、もう秋の気配です。

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2020年09月20日

京洛逍遥(659)龍馬通にあった龍馬がいた部屋

 お昼に、河原町三条にある寿司の「むさし」へ行きました。開店早々に行ったにもかかわらず、ほぼ満席でした。よく来る回転寿司屋さんなので、このところお客さんが戻っていることを実感しています。いいことです。もっとも、比較的高齢の常連客が多いようです。若者たちは、もっとおしゃれなお店に行っているのでしょうか。春先のように、海外の旅行者で占拠されていた頃が、今では信じられないほどに店内は落ち着いていました。

 河原町通りの人出は、春先の賑わいを思い出させるほどに活気が出ています。新型コロナウイルスの規制が緩み、4連休ということで旅行客が増えたためです。ただし、海外からの旅行者はほんの少しだけ、という状況だと思われます。くれぐれも、この日本各地からお越しの観光客のみなさまが、新型コロナウイルスを置き土産にされないことを祈るのみです。

 新しくできたクロスホテル京都の前を通りかかったところ、「坂本龍馬がいた部屋 公開中」と掲示されていることに気付きました。入口には「龍馬と海援隊 海援隊京都本部 材木商 酢屋」とあり、「ギャラリー 龍馬 2F」の立て看板、右端には「坂本龍馬寓居之趾」の石柱などがあります。その上には、墨字の達筆で認められた文書が掲げてあります。後で、この通りを「龍馬通」と呼んでいることを知りました。とにかく、知らないことだらけで、京洛の散策は楽しさが尽きません。

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 山本兼一の「とびきり屋見立て帖」シリーズは、舞台がこのあたりだったので、どこだろうかと思っていただけで、龍馬がらみで探すまではしていませんでした。今度ゆっくり来た時に、中を拝見したいものです。

 洛中は、日々新しいお店がどんどん出来ています。今日は、クロスホテル京都をのぞきに行ったところ、偶然に龍馬との出会いがありました。こうした折に、ヒョイと歴史の一面に遭遇します。とにかく、興味の尽きない、おもしろい街です。
 
 
 
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2020年09月19日

京洛逍遥(658)秋らしくなった賀茂川の鷺たち

 川風が秋の気配を感じさせます。
 トンボも川面を飛び交っています。
 今日は、多くの鷺が遊んでいました。
 元気な鷺たちの姿を並べてみました。

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2020年09月14日

京洛逍遥(657)秋の賀茂川とスポーツクラブのこと

 賀茂川散策では、秋の風を肌身に感じます。
 鷺と鴨は、これから集まってきます。

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 このところ、賀茂川の水嵩が低くて気になっています。雨は普通に降っているのに、飛び石の辺りは目に見えて少ないのがわかります。上流で何かあるのでしょうか?

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 月曜日は、スポーツクラブで水泳をするのが習慣化しています。
 今年の夏からは、例年よりも何かと仕事が増えたために、定期的に行けないことが多かったように思います。しかし、9月に入ってからは、順調に通えています。
 駅の上にあるこのクラブは、いささか衛生観念に欠けています。新型コロナウイルスのためにいろいろと手を打ったことになっています。しかし、危なっかしいので、最近は長時間の滞在は避けています。これまでの半分以下の時間に留めています。
 この施設で何が問題なのか、列記しておきます。これは、これまでにも受付に3度ほど改善を申し出たものです。いまだに、一つとして着手されていません。経営者の危機管理の意識が希薄なのでしょう。

(1)土足の扱いについて。新型コロナウイルス騒動の後、泥がついたままの靴を持ってロッカールームをウロウロする導線になったのです。これは、新型コロナウイルスのことばかり対策を考えたための改悪です。衛生観念の基本的なことが破られました。新型コロナウイルス以前の問題です。

(2)プールの中で歩く人が、対面で、しかも大声で喋りながらの水中ウォーキングが見過ごされています。先週は3人が大騒ぎをして歩いておられました。今日は、さらに酷くなり、4組もの対面お喋りペアが、水中を楽しそうに歩いておられました。もちろん、高齢の女性です。
 監視員の方は何も注意喚起の声掛けはされません。壁には、至る所に「対面しての歩行」と「会話しながらの歩行」は遠慮を、という掲示がなされています。しかし、みなさん無視です。

(3)スチームサウナの中でも、会話に夢中の方がいつもおられます。ここは、誰も見回りに来られないので、新型コロナウイルスのことはすっかり忘れられる、自由な場所となっています。出入口には、一応形だけではあっても、サウナ室の中での会話はご遠慮を、と書いてあります。

(4)プールの水はもとより、底面に浮遊するものが気になります。それが何なのかは、一々書きません。とにかく、不衛生です。消毒をしているから大丈夫ということでしょう。しかし、気持ちが悪いことは確かです。



 そんな所に行かなければいいのに、と思われることでしょう。しかし、近くに泳げるスポーツ施設がないのです。自衛策としては、利用時間を極端に短縮しています。
 次の管理者が、衛生観念のしっかりした方であることを望んでいます。
 
 
 
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