2020年04月09日

京洛逍遥(611)高野川の桜越しに望む比叡山と不自然な自由空間

 大阪府知事は、近隣の県や市からの流入は遠慮してほしいと宣言しておられます。京都市長も、近くの府県へ出向くことは控えてほしいとの要望を出しておられます。京都市に住まいを置く私は、本来ならば大阪府箕面市にある研究室に行かなければなりません。しかし、今の状況では出かけることもままなりません。そのために研究室は、5月6日までは閉室にしました。科研の研究協力者である研究員やアルバイトの学生さんたちは、大阪府・兵庫県・奈良県から来ていただいています。また大学側は、学部学生・大学院生の登校禁止という通達を出しています。個人の健康と感染の拡大を考えると、研究室の閉室という選択肢しかありません。今は、これまで調査研究してきた情報などの整理を、在宅で行なってもらっています。
 こうした新型コロナウイルスに関する情報に敏感に反応しながらも、私は毎日1時間の散策を心がけています。外出の自粛という事態の中でも、日々の買い物に出かけるついでに、運動不足解消のためにも、西へ東へ南へ北へと出歩いています。桜を求めて歩いて行ける場所も、しだいに少なくなりました。これからは、散りゆく桜の様子をお届けすることになりそうです。
 今日は、東に向かって高野川沿いに行き、比叡山を見上げてきました。

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 左端には、送り火の時に「法」が灯る小山があります。
 出町の方角にあたる川下を望みました。左側の建物が、最近改装なった大型ショッピングセンターです。

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 休憩と買い物をかねて、その洛北阪急スクエアに入りました。フリースペースでは、イベントができないこともあり、自由に寛げるように机と椅子が並んでいます。この時期らしく、左右のゆとりが異様なほどにたっぷりと、これでもかとばかりに間隔を空けて配置されています。このような配置にされた意図を、聴いてみたくなります。これも、前後左右2メートルの距離なのでしょうか。こんな時代があったという、貴重な映像資料となります。

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posted by genjiito at 20:08| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年04月08日

京洛逍遥(610)下鴨神社で病魔の退散を願う

 昨日は、賀茂の神様の子供である賀茂別雷大神を祀る上賀茂神社へ行きました。
 今日は、賀茂建角身命と賀茂玉依比売命を祀る親神様の下鴨神社へ行きました。
 下鴨本通りから西参道に入ると、すぐに手水舎があります。昨日の上賀茂神社では、柄杓が置かれていませんでした。しかし、この下鴨神社では、いつものように柄杓があります。それぞれの考え方で、こうした対処の違いがあるようです。

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 西の鳥居から入ると、境内には巫女さんが一人だけ、窓ガラスの拭き掃除をなさっていました。参拝者はほとんどなくて、私を含めて三人ほどでした。こんな下鴨神社は初めてです。

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 南口の鳥居から楼門を見ても、一人だけしか見当たりません。

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 振り返って表参道を見ました。千年の杜である糺ノ森には、身が引き締まります。

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 このすぐ左手前に、また手水舎があり、ここにも柄杓はありました。

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 そのすぐ側を、ならの小川が流れています。昨日の上賀茂神社のならの小川がここに至っていることになるのでしょう。

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 橋の袂には、説明版があります。

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 平安期の流路は、瀬見の小川と言われる川となって、賀茂川と高野川の合流地点へと流れていきます。

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 千年の太古を今に残す糺ノ森で、陽光と涼風の空間に身を置くことになりました。新型コロナウイルスという病魔が、1日も早く退散することを願うばかりです。
 お弁当を持って、賀茂川縁で食事をすることにしました。

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 蓋を開けたと同時に、私の左頬が叩かれ、後ろから低空飛行をしてきた鳶にお寿司を持ち去られてしまいました。あっという間の出来事です。これまでに出町柳で2回あったので、これで3回目です。後ろに壁がある所か、樹の下で食べるようにしています。半木の道には、何箇所もそうした安全な場所があります。しかし、この出雲路橋の周辺は、広いところに石のテーブルやイスがあるだけなので、要注意です。地元民なのに迂闊でした。しかたがないので、自宅に帰ってあらためて食事をすることにしました。返す返すも悔しいことです。
 帰りに振り返ると、私がお寿司を鳶に取られた場所の近くで、親子連れがレジャーシートを敷いて食事を始めておられます。

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 こんな時、「上空を気をつけてくださいね」と声を掛けていいものか迷います。楽しそうに食事をしておられたので、余計なことはしないでおこうと思い直し、我が家に向かいました。ごめんなさい。幸運を祈るばかりです。
 
 
 
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2020年04月07日

京洛逍遥(609)上賀茂神社の桜は散り初め -2020-

 いつもの散策の脚を少し延ばして、まっすぐ北山に向かって歩きました。
 上賀茂神社への車道側は、桜のトンネルになっています。

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 ポカポカ陽気の中を歩き、河原に出ました。
 鷺が鴨と遊んでいるところでは、海外からの方がその様子を興味深そうに見ておられました。
 とんと、外国からの観光客を見かけなくなったので、久しぶりの珍しい光景になりました。

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 河原では、今日の日差しの強さに耐えられないのか、鷺も鴨も散策路まで上がってきて日向ぼっこをしています。

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 上賀茂神社では、参詣客はほとんど見当たりません。

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 立て看板の1行目に書いてある「サンズイ」に「力」と「木」を組み合わせた文字は「染」のことで、「感染」という熟語の間違いでしょう。

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 4行目の「飯食」は、「おんじき」とか「いじき」と読むようです。しかし、一般向けの立て看板なので、「飲食」のつもりで書かれたものだと思われます。大急ぎで書かれたのでしょうか。
 境内の手水場には、いつもは竹に渡し掛けてある柄杓が見当たりません。ウイルスの感染を防ぐために、神社の配慮として仕舞われたのでしょう。

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 楼門の前の桜は、散り始めたところです。

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 風そよぐならの小川は、もう初夏の雰囲気です。

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 帰り道は、賀茂川の右岸を歩きました。
 比叡山がくっきりと山頂をのぞかせています。

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 さらに南に目をやると、如意ヶ岳の「大」の字が見えます。

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 今夜、新型コロナウイルスの感染が拡大することに備えて、安倍首相は改正特別措置法に基づいての「緊急事態宣言」を発令しました。これから、未知の社会変動が生起します。冷静に、慎重に判断して行動したいと思います。

 我が家のお地蔵さんは、二葉葵(賀茂葵)に囲まれています。今年から、毛糸の帽子を被っています。マスクは、まだしていません。日々安らかであることを祈るのみです。

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posted by genjiito at 21:13| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年04月06日

京洛逍遥(608)京大病院での検診後は京大キャンパスへ

 糖尿病・内分泌・栄養内科で、定期検診を受けてきました。
 ターミナル駅のようなこれまでの院内の賑わいは影を潜め、ロビーも待合室も人はまばらです。こんな状態の病院は初めてです。ちょうど1ヶ月前には、眼科に1週間ほど入院していました。あの頃は、まだ院内は混んでいました。それが、サーッと潮が引いたように、静かなのです。
 診察1時間前の採血も、人が少ないので順番がすぐに回ってきました。いつもは25分は待ちます。それが、5分ほどでした。
 マスクを着けないで採血室に来た方には、看護師さんが病院で用意しているマスクを渡しておられました。「特別ですよ!!」とおっしゃっていました。確かに、マスクがいまだに一般に入手できない異常な状況下では、病院としても無料で配るのは迷うところでしょう。患者側の意識が問われる問題だとしても、マスクを持参していないのは高齢者や車イスの方々が多いようなので、この対処も大変なことだということがわかります。我が家のマスクもあと一箱なので、他人事ではありません。マスクは、いったいどこに消えたのでしょうか。

 先月中旬に申し込んだ診断書が出来上がっていました。本来なら、診察がすべて終わってから、精算を済ませると手渡されます。しかし、私は京大病院のエクスプレスカードを持っているので、清算が終わっていなくても渡してもらえました。このカードのお陰で、窓口を何度も行ったり来たりしなくてもいいのです。これは便利なカードです。このクレジットカードは、私が無収入の年金生活に入った昨年に作ったものなので、特に高齢の患者さんにはお薦めです。歳と共に、病院などの窓口では、元気な皆さんよりも3倍以上は対応に時間がかかるようになります。その点からも、診察終了後の精算にかかる手間が格段に省けるので、窓口でみなさんの時間を奪い、まわりの方々に迷惑を強いることはなくなります。院内をウロウロする人が減ったのは、この関係もあるかもしれません。

 朝食を抜いて来たので、採血が終わると食事ができます。1階のレストランも、いつもと違ってがら空きです。席についておられるのは、おおよそ席数の1割でしょうか。そのため、注文をするとすぐに持ってきてもらえました。「彩り和朝食」を完食しました。急かされることもなく、ゆったりと1時間をかけていただきました。

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 診察の結果は、ほぼこれまで通りでの対応となりました。
 ヘモグロビン A1cの値は、昨年から以下のように推移しています。
18年11月−19年2月−19年5月−19年8月−19年12月−20年3月−20年4月
   7.6    7.3   7.1    7.3    7.1   7.5    7.3

 いつもよりも測定した間隔が縮まったとはいえ、ほぼ高目で安定しています。消化管がないのですから、血糖値が高めになるのは致し方のないことです。また、これからもこんな調子で生きていきます。まだ、内臓などの耐用年数はもちそうなので、身体全体の寿命はいましばらくは保てそうです。
 それよりも、血尿がでているとのことです。泌尿器科に行くかどうかは、次の精密検査の結果をみてから、という判断になりました。

 主治医の先生には、新型コロナウイルスの話題になると必ず糖尿病のことが言われることをお尋ねしました。わかりやすく説明してくださいました。リスクの高い身体であることを、再確認しました。

 退院後の事務的な対応について、いろいろな書類を持って窓口を回り、その説明を聞いているだけで疲れてしまいました。気分転換の意味もあり、帰りは少し歩いて京大の構内に行きました。
 その手前から吉田神社へ行こうと思いました。

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 しかし、少し行ったら桜がないことがわかり、キャンパス内の時計台を散策しました。

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 あらためてこのキャンパスに入るのは、本当に久しぶりです。
 1995年春に、京大のとある研究室で、モザイクというソフトを通してインターネットというものを体験しました。それに刺激されて、その年の秋に、〈源氏物語電子資料館〉というホームページを立ち上げました。文科系では初めての本格的なホームページだったと言われています。以来、文学と情報処理の草分け的な存在だと言われるようになりました。長尾真先生が総長に就任されるまで、電子図書館研究会に呼ばれたことから、毎月ここに通っていたのは遠い昔のことになりました。例会を開いていた付属図書館には、『源氏物語別本集成』の版下作成プログラムを開発してくださった浅茅原竹毘古さんが、司書としていらっしゃいました。平成25年7月に浅茅原さんが亡くなられた後は、今もそのブログ「MuBlog」(http://asajihara.air-nifty.com/mu/)でお目にかかれます。しかし、「よう てつ」という声は、そこからは聞こえません。この記事の中でも、我が家でお茶会をした時のことが書かれている「小説木幡記:「出町ろろろ」のNDK、あるいは幻の「マツモト模型」店」(http://asajihara.air-nifty.com/mu/2013/04/post-47e9.html)は、今読んでもあの元気だった浅茅原さんが目の前に現れそうでジンときます。とにかく、「NDK:日本文学データベース研究会」(http://asajihara.air-nifty.com/mu/ndk/index.html)というカテゴリーの中の13件の記事は、多くの方に読んでいただきたいものです。草創期の熱気を感じ取ってください。そして、ここに出てくる浅茅原さん以外のメンバーである3名で、当時取り組んでいた『源氏物語別本集成』をご破算にしてその文化資源を引き継ぐ、《源氏物語本文集成》という新たな一大プロジェクトを立ち上げたのです。また、数十年かかります。このプロジェクトに、新たな若者が集ってくることを、今から楽しみにしています。
 
 
 
posted by genjiito at 20:46| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年04月05日

京洛逍遥(607)葵橋あたりの鷺たち

 桜を愛でながら、ブラブラと葵橋まで散策です。

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 鴨の一家は餌探しに懸命です。

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 最近はあまり見かけなくなった鷺が、今日は至る所にいました。いつもの、じっと物思いに耽って佇むポーズではなくて、川面に嘴を突っ込み食べ物を探している姿でした。

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 出町柳に近いこともあり、ソメイヨシノは8分咲きというところです。

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 鷺が飛び立つ姿を写すことができました。

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 優雅なポーズです。
 着水すると、すぐに食べ物を探しだしました。

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 今日は昨日とはうって変わって、手がかじかむほどに肌寒い一日でした。出歩くことを自粛する機運が強まったせいもあってか、花見をする人はまばらでした。

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posted by genjiito at 20:17| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年04月04日

京洛逍遥(606)半木の道の枝垂れ桜はやっと5分咲き

 半木の道はポカポカ陽気で風もなく、多くの花見の人々が集まっていました。
 学生や親子連れなどが、週末ということで待ちかねて出てこられたようです。

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 不要不急のお出かけは自粛を、という呼びかけは、今日のお花見客には効果がなさそうです。
 いや、これでいいのかもしれません。
 戸外での絶好のお花見日和なのですから。
 いま強引に規制したら、不満が別の形で噴き出しそうです。

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 鴨たちも、のどかに春の到来を喜んでいるようです。

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posted by genjiito at 20:20| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年04月03日

京洛逍遥(605)半木の道の枝垂れ桜はまだ4分咲き

 夕焼け空を見ながら、半木の道を散策しました。

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 上空には鷹でしょうか、大きな弧を描いて飛んでいます。

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 平安神宮からもたらされたという、一番南に咲く桜の後ろには、売茶翁の碑があります。

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 いつものように比叡山を背景にする花は、ほぼ咲き揃いました。

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 北山を望むと、枝垂れ桜が咲き出したところです。

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 飛び石から南を見ると、右岸と左岸で桜の種類が違うことがわかります。

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 半木の道の満開は、少し遅れて、来週にずれ込みそうです。
 
 
 
posted by genjiito at 20:23| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年04月02日

京洛逍遥(604)「しもがも 葵の小径」の桜 -2020-

外を出歩くのは控えてほしいとのことなので、このところは近くの桜を見て回っています。
 白河疎水通りに、「しもがも 葵の小径」という散策路があります。

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 石柱の側面にはこんな歌が刻まれています。
さくら咲き ほたるび探し もみじ燃ゆ
  こゆき舞い散る 逍遥の道

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 この疎水通りでは、桜と青紅葉の色の対照が楽しめます。

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 今日は、下鴨中通りから疎水通りに入り、洛北高校前までを歩きました。
 雨上がりでもあり、木々の花と葉が爽やかでした。
 
 
 
posted by genjiito at 16:36| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年03月30日

京洛逍遥(603)川沿いの桜を遠望しながら見えない敵と闘い出す

 相変わらず、新型コロナウイルスの猛威を避けるかのようにして、川沿いを散策しています。
 賀茂川右岸から桜の様子を見てきました。
 右に見える如意ヶ岳の大文字山から、その左の比叡山にかけては、8分咲きのソメイヨシノが川沿いの散策路に並んでいます。

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 その大文字山から南、下流の下鴨神社の方角にかけては、中洲がしだいに大きく拡がっています。

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 転じて北山の方は、右岸(写真左側)のソメイヨシノは咲いているものの、左岸(写真右側)の半木の道の枝垂れ桜はまだまだです。これから1週間の色模様の変化が楽しみです。

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 そんな折、近くの大学の学生13人が、海外旅行から帰ってきた学生に新型コロナウイルスをうつされたようです。その学生が、いつも利用する駅の上にある大型ショッピングセンターでアルバイトをしていたとのことで、我が家の近くでも大騒ぎとなっています。ウイルスとの闘いが、身近な問題として襲いかかってきました。
 高齢で糖尿病という2つの危険因子を持つ私は、欠かさず手洗いをして、毎日体温を測っています。見えない敵との戦いが始まりました。
 
 
 
posted by genjiito at 20:40| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年03月29日

京洛逍遥(602)朝夕の半木の道で

 朝夕の賀茂川沿いの桜を定点観測してきました。
 南の出雲路橋を臨む散策路の様子を、朝方と夕方とで並べてみます。

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 比叡山を背景に、すでに咲きそろった木々も、朝夕で雰囲気が違います。

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 今日は少し肌寒かったので、1日の内での違いはあまり見られませんでした。
 以下、夕方の様子をアップします。
 八重の枝垂れ桜で咲いているのは数本で、ほとんどがまだ蕾です。
 この半木の道には紅枝垂れが多いので、来週には見事な桜並木となりそうです。

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 ソメイヨシノは、8分咲きでしょうか。

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 右岸に渡り、対岸の半木の道から北山を望みました。
 北山大橋までの半木の道の賑わいは、今年は自粛という風潮もあり、どうなるのでしょうか。

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 北大路橋の西詰めに咲く山桜は、すでに葉桜となっていました。

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 自粛の指示が徹底したせいか、人出が少ない中での散策となりました。
 
 
 
posted by genjiito at 20:14| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年03月26日

京洛逍遥(601)出町と半木の道の桜

 新型コロナウイルスの影響のため、散策も近場になっています。
 今日は、半木の道から出町柳を歩きました。
 葵橋から北山を望むと、まだ桜が開花し切っていないことがわかります。

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 出町あたりの桜は、半木の道から歩いて20分ほど南ということもあり、開花している樹がいくつもあります。

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 鷺も鴨ものどかに春の陽を浴びています。

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 賀茂大橋の袂でお弁当をいただきました。
 旅行の途中の方が、同じようにお弁当を食べながら、集まってくる雀や鳩や烏に、おかずを箸でつまんで投げ与えておられます。ますます、鳥たちが集まってきます。こうした、無責任な餌付けは、鳥たちの習性を変え、人を見たら食べ物をもらえると思って寄ってくるので、いろいろとトラブルの元です。また、上空から様子を窺っている鳶や鷹の餌食となる観光客も多いのが実状です。私も、何度かこの河原で、鳶にアイスクリームや食事を獲られました。かといって、楽しんでおられる観光客の方に、餌やりはやめましょうと言うわけにもいきません。立て看板など、見ておられないのですから。

 半木の道の桜は、開花しているのはほんの数本です。

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 明日からは雨なので、他の花が咲き揃うのは来週になりそうです。
 
 
 
posted by genjiito at 21:53| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年03月23日

京洛逍遥(600)四分咲きの桜と新聞記事の意義

 半木の道の桜は、昨日よりも花の数を増しています。一番早く咲き出した樹では、今日はもう四分咲きでしょうか。この樹は、ちょうど比叡山を背景にしているので、撮影のポイントにしています。私が好きな山桜は、見上げるような高いところに咲いているので、背景が空の青にしかならないので味気ないのです。撮影に向いた山桜は、また探しておきます。

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 今日の京都新聞(2020年03月23日月曜日)に、いつも楽しみにして読んでいる小林一彦さんの文章が掲載されていました。毎回、「古典に親しむ 新古今和歌集の森を歩く」というテーマで、紙面の3分の2を使っての連載です。今回は47回目で「薄曇り」です。

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 四十七  薄曇り
いま桜咲きぬと見えて薄ぐもり
  春にかすめる世のけしきかな
(式子内親王・春上・八三)

訳 いま桜が開花した、と見えて、空には薄く雲がかかり、いかにも春の季節にかすんでいるような、世のなかのようすだなあ。


 優しい語り口で、毎回わかりやすく『新古今和歌集』の歌を解説してくださいます。お人柄が伝わってくる温かさが感じられるので、幅広い読者を獲得している記事になっていることでしょう。私もファンの一人です。もちろん、国文学研究資料館の委員としてお越しになった時や、大島本の調査を京都文化博物館の地下でやっていた時、指導してくださっていた藤本孝一先生のご紹介で挨拶に来られたことがありました。ただし、分野が微妙に異なることもあり、親しくお話をしたことはありません。

 さて、本日は次のように始まります。

 最近、京都から「薄曇り」の空が消えた。気象庁は、多発する自然災害に備えて人手をさくため、目視から機械観測に替えたという。機械には微妙な「薄曇り」が感じ取れないそうだ。防災情報は大事だが、さびしい気もする。


 まさに、和語の微妙な言い回しを可能とする表現として、「薄曇り」ということばがあるのです。今話題のAIが、これからますます世にはびこります。しかし、流れはそうであっても、機械に頼り切らない物の見方で、日本の文化を次世代に伝えたいものです。今は、そのことが新聞の紙面で問題になっていくのではありません。

 この文章で小林さんは、和歌の機能や役割や心情を、式子内親王と維明親王とのやりとりを通して、その背景にまで言い及びながら丁寧に語られます。そしてその最後は、次のように結んでおられます。

 「いま桜咲きぬ」とは、待ち望んでいた桜の開花宣言である。それを「薄ぐもり」の、けだるい歌によみなした式子の技量は、さすがである。さらに、膨大な桜歌群を、やや重い雰囲気の彼女の歌ではじめた撰者たちの見識も、特筆される。新古今ならではの、美意識の反映であろう。
 人の動きがなくなった春に、「薄ぐもり」のこの歌は、身にしみる。桜は咲いても、もう一つ、心が晴れない。


 時宜を得た、名解説だと思います。
 こうした紙面を通して、新聞の役割を再評価したいと思います。電子版のニュースで事足りるのではなく、事実を伝える役割はもちろんのこと、折々にこうした人の心に感じ入る文章が読めるメディアとして、紙に印刷された新聞が果たす役割は大きいように思います。文字の配置や配列はもちろんのこと、写真も効果的です。
 私は、かつては新聞少年でした。毎朝毎夕、450部の新聞を1軒1軒に配っていました。楽しみにして待っていてくださる方がいらっしゃいました。集金に行った時には、いろいろな話をしてくださる方もいらっしゃいました。電子版は、手軽に大量の情報が手に入ります。しかし、人の手を介して運ばれてくる紙媒体の情報掲載紙の存在は、記憶に残る情報を運ぶメディアとして守り続けたいものです。
 その意味から、この記事の最初に新聞紙面のイメージを揚げてみました。新聞の紙面構成を知らない若者が多いそうです。駅売りではなく、家に運ばれて来る新聞の再評価の一つとして、小林氏の文章は良い例としてあげられると思います。いずれは、このコーナーの記事は書籍にまとめて公刊されることでしょう。そうではなくて、今ここに書かれたばかりの文章で物を見たり考えたりすることも、生きた学習や体験につながることでしょう。
 
 
 
posted by genjiito at 20:55| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年03月22日

京洛逍遥(599)去年よりも5日早い開花宣言

 本日3月22日(日)、去年よりも5日早く、京都地方に桜の開花宣言が出ました。今年の冬は、いつもの年より京都市の気温は2度も高いそうです。明治13年(1880)から観測の記録が残っていて、今年が記録上のもっとも高いものになったようです。
 暖かいことはいいことです。しかし、それも程度があり、暑いところまでいくと大変なことになります。この3月の平均気温も平年より高いようなので、気候変動に関わってまたいろいろな問題が出てきそうです。
 賀茂川散歩で、花が咲き始めた木々を見かけるようになりました。

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 山桜がちょうどいい具合に咲いています。私は、ソメイヨシノよりも山桜が好きなので、うれしくなります

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 この半木の道も、来週には満開となることでしょう。

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 鷺や鴨などが元気に遊んでいます。


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 3連休も終わり、明日からこの河原は、少しは人出も減ることでしょう。
 
 
 
posted by genjiito at 20:53| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年03月19日

京洛逍遥(598)出町柳より鴨川下流の桜が開花

 今出川通の賀茂川と高野川の合流地点には、賀茂大橋が架かっています。いわゆる、鴨川デルタと言われる一角で、そこには、亀の飛び石があります。石の間が広いので、子供は渡るのが大変です。

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 三角州の鴨川公園や鯖街道の起点である出町の桝形商店街を、鷺が興味津々で見つめています。

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 ポカポカ陽気に誘われて、ここは若者たちの憩いの場ともなっています。糺ノ森から北山や鞍馬山の方を眺めると、ここが京洛の一つのポイントであることがわかります。

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 我が家の周りの桜はまだ蕾です。しかし、南下したこのあたりでは、早咲きの桜が開花していました。芽吹いた柳に咲き初めの桜、という取り合わせもいいものです。

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 今週末には、桜の開花がもう少し北上することでしょう。
 新型コロナウイルスのために、引き籠もりの日々となっています。
 半木の道の開花を待ち望んで、散歩がますます楽しみになります。
 
 
 
posted by genjiito at 19:39| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年03月13日

京洛逍遥(597)半木の道の蕾たち

 白内障の手術をしてからは、賀茂川散歩でも見える色や形が違ってきていることを実感しています。鮮やかでくっきりと見えるので、歩きながらキョロキョロするのが楽しくなりました。

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 今日は、植物園の西側にある賀茂川沿いを南北に連なる半木の道の桜が、蕾を震わせている姿を楽しんで来ました。

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 蕾たちの様子を、たくさん写真に収めたので、その一部を取り出してみました。何の変哲もないものかもしれません。しかし、小さな蕾がおおきくなろうとする姿には、我が家の子供たちが大きくなる時に、身体の骨が音を立てて伸びていた時のことを思い出させます。痛い痛いと言って泣いていた時もあります。
 この蕾たちは、これからどんな音をたて開花していくのでしょうか。
 「ギコギコ」「ボキボキ」「ユサユサ」「プッチンプッチン」「?」
 泣き声も聞こえるのでしょうか。

 昨日と同様に、背景には比叡山が聳えています。
 それぞれの写真をクリックすると、さらに精細な写真が見られます。

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2020年03月12日

京洛逍遥(596)賀茂川沿いと植物園の桜

 すっかり陽気は春です。桜の開花の様子を見に、賀茂川へ出かけました。
 新型コロナウイルスのため、会社では自宅で仕事を奨め、学校などは休校になっているため、大人も子供も散策に出ている人が多く見かけられます。
 幼稚園の一団も、数組見かけました。

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 河原では、同好の士の撮影会でしょうか。

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 半木の道では、比叡山をバックにして、かわいい蕾を写しました。

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 府立植物園では「早春の草花展」をやっていたので、散策の途中で入ってみました。

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 入口では、感染予防のために、チケットの受け渡しはありません。各自が半券を千切って箱に入れるようになっていました。

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 春になると、チューリップで埋まる花壇です。

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 園内では、さまざまな桜が花を咲かせていました。

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 桃もみごとに咲いています。

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 柳も、これからますます新緑の色を深めていきます。

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 大広場では、子供たちが大はしゃぎをしていました。

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 菜の花も、鮮やかな黄色の垣根を作っています。

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 ここは、もう一足先に春です。
 
 
 
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2020年03月09日

京洛逍遥(595)退院後の散策で賀茂川の人出の多さに驚く

 今朝の血糖値は「87」と良好。やはり、夜中にお腹が空いていても、夜食は軽くした方がいいようです。これまで、体重を増やして太ることを最優先にして来ました。しかし、ヘモグロビン A1cの値も「7.5」と高くなっていることもあるので、もう少し下げることを優先することに切り替えます。
 朝食は、いつもの通りロールパン、牛乳、サラダ、果物でした。

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 ロールパンについては、今日は一つもいただきませんでした。どうも、食後に気分が悪くなるのです。日ごろは、トーストにとろけるチーズを乗せて焼き、その上にロースハムを載せています。ところが、温めてあるとはいえ、ロールパンは焼いているのではないので、食道から腸の間で水分を吸収するのが早いのか、胸が苦しくなるのです。以前から気付いていました。今回で、それが明らかであることがわかりました。これも、今回の収穫です。

 薬剤師さんから、いただいた薬の詳しい説明を聞きました。これから3ヶ月間は、目の感染予防と視力の回復のためにも、目薬のお世話になります。3種類の目薬を、1日4回注します。
 退室間際に、担当医の先生の診察がありました。経過は良好とのことです。
 すべての手続きを終え、東口から東大路通りに出たところに、全快地蔵さんがいらっしゃいます。手術成功のお礼と、これらかも見守っていただくようお願いをして、すぐ前のバス停から自宅へと向かいました。

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 1週間ぶりの社会は、とにかく眩しいほどに明るいのです。少し疲れたので、午後はお昼寝をしました。
 夕方になる前に、賀茂川散歩に出かけました。
 コロナウイルスのため、社会的に在宅勤務が推奨され、学生や生徒も休校ということで、河原には多くの人がいます。大型連休の時の賑わいがあります。
 絃楽器や管楽器の練習をする人が、いつもより多く見かけられました。

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 桜の木も、昨年の台風で倒れた手当てが進んでいます。新たに、棚の作り替えも急ピッチです。今年の桜は、昨年よりも賑やかに咲きそうです。

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 今回の白内障の手術により、新しいレンズは焦点距離が50cmに設定された単焦点レンズです。今、この新しいレンズで、いつものようにモニタを見てこの文章を入力していて、これまでとの違いに驚いています。とにかく、文字がくっきりと見えます。前かがみになって、モニタを覗き込むことがありません。背筋が伸びます。肩凝りにもよさそうです。
 写真の加工をしていたら、これまで少し明るめに調整していたことがわかりました。どうやら必要のないことをしていたことに、今、気付かされました。自分の目が霞んでいたので、画像などが暗めに見えていたようです。今、鮮やかに発色していることを確認しました。写真の調整も、これからは工程が変わっていきそうです。
 楽しみなことが、またいろいろと増えていきます。後は、見えすぎて、色に敏感になりすぎて、目が疲れないようにしたいと思っています。
 
 
 
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2020年03月02日

京洛逍遥(594)人がまばらな京都駅周辺

 ハリネズミのハッチャンは、元気にスクスクと育っています。ときどき、寝ているところを邪魔すると、機嫌が悪くなります。夜中には、一人で廻転車で運動会をしています。

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 賀茂川では、鷺と鴨がのんびりと遊んでいます。今年は、鷺が少ないように思います。

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 夕刻より京都駅前に出かけました。
 とにかく、観光客が少ないので、駅前の人はまばらです。あの賑わいが、今では懐かしくなります。

 郵便局の本局に持ち込んだ360円のレターパックが、なんと 10 円値上がりしていることをすっかり忘れていました。うっかりポストに入れるところです。受取る方に迷惑をかけずに済んで助かりました。

 食事をしたお店には、雛人形の7段飾りがありました。明日は、お雛さまの節句です。我が家でも、これと同じ雛壇で毎年お祝いをしていたことを思い出しました。

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 帰りに、駅前で水芸を見ました。
 軽やかな音楽と、華やかで楽しい水しぶきは、大好きなのでしばし見とれています。

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2020年02月28日

京洛逍遥(593)京都市役所にNPOの書類を提出

 特定非営利活動法人(NPO)〈源氏物語電子資料館〉に関する書類を、京都市役所へ提出するために行きました。
 いつものように、ホテルオークラの真向かいにある東口から入ろうとしました。しかし、工事期間中でも開いていた工事塀の一角が、完全に塞がれています。それではと正面に回っても、市役所の本館には行けません。

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 工事関係者に聞くと、反対側の北口から入れる、とのことです。ちょうど建物を時計回りに一周させられました。
 北口から入ろうとしても、それらしき入口がありません。ガードマンの方に聞くと、私が行きたいNPO関係の部署は、ここではなくて、さらに向かいにある、分庁舎地下1階に移っているとのことです。しかも、3人目の方が教えてくださいました。グルグル回って15分。昨夏から、まったく様子が違っています。

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 地域自治推進室は、だだっ広いフロアの一角にありました。正確には、「京都市文化市民局地域自治推進室市民活動支援担当」という係です。

 あらかじめ電話で訪問の意図を伝えてあったので、対応は迅速にしていただけました。ここは、いつもテキパキと気持ちのいい対応をしてくださいます。
 ここ数日、かかりっきりで作成した書類は28枚。対応してくださった係員の女性は、一旦自分の席に持ち帰って点検しておられます。そして、まもなく1枚だけ斜線で訂正する指示があった以外は、問題なしということで受け取っていただけました。
 書類作成が大の苦手な私には、あれだけ四苦八苦して作成したものが、あっけないほど短時間で受理され、拍子抜けです。安堵とともに、ドッと疲れが出ました。

 気分転換を兼ねて、すぐそばの夏目漱石の句碑がある御池大橋を渡りました。ここから下の三条大橋を眺めるのは久しぶりです。そして、写真を撮るのは初めてのように思います。

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 その三条大橋の袂にあるブックオフに、ブラリと立ち寄りました。ここでは、意外な本との出会いがあります。今日は、版本のお茶の本がありました。『茶式花月集 上・下・後編上・後編下』の四冊です。天保10年の板行なので、おもしろいと思っていただいてきました。さて、どんな内容が書いてあるのか、これからパラパラと気ままに読みたいと思います。

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2020年02月24日

京洛逍遥(592)早々と水温む一日となりました

 賀茂川散歩は、もうダウンのコートがいらなくなりました。
 ぽかぽかとした河原を歩いていると、風が心地よく通ります。
 のんびりと歩く人が多くなりました。
 観光客はまったくいないところなので、いつもの人たちがマイペースで歩いたり走ったりしています。
 買い物帰りの人もいて、時間は止まっています。

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 北山大橋の向こうには、まだ霞がかかっています。

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 いつもはグレーの鷺が陣取っている岩に、今日は黒鵜が座を占めています。
 賀茂川の水が温んできたので、油断したのでしょうか。
 比叡山が、背後の植物園と京都府立大学の向こうに、壁のように聳えています。

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 鴨は周りのことは我関せずと、生真面目に泳いでいました。

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 春を迎える準備が整った川べりからの様子です。
 
 
 
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2020年02月20日

京洛逍遥(591)梅の開花と廻転寿司屋の開店

 白川疎水の植え込みの梅が花開きました。

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 洛北阪急スクエア(旧称:カナート洛北)に、新たに廻転寿司屋さんがオープンします。

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 この「CHOJIRO(長次郎)」は、奈良にあったお店によく行きました。少し上品なお店でした。京都では、四条木屋町のお店は、接客態度に疑問を持ってから行かなくなりました。
 さて、この新しいお店はどうでしょうか。英語表記なので、海外の方を意識しているのでしょう。しかし、この高野地域は観光地ではないので、海外からのお客さんはあまりいません。個人的には「長次郎」の方がよかったと思います。さて、どうでしょうか。今から楽しみです。
 ただし、この開店日には、残念ながら私は白内障の手術で、この近くの京大病院に入院しています。退院したら、すぐに様子を見に行くつもりです。

 おまけとして、我が家のハリネズミのハッチャンが、夜中になるとクルクルと回っている写真を紹介します。真夜中に、一人で運動会をしているのです。

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posted by genjiito at 23:56| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年02月07日

京洛逍遥(590)散策の道すがらに見かけたもの

 今日の賀茂川には、鷺がいませんでした。
 その代わり、鴨がいつもよりも多く集まっていました。
 今年の冬は食べ物が豊富なのか、丸々と太っています。

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 ラーメン屋さんの看板に、何となく気になる「ゑ」が書かれていました。元の漢字は「恵」なので、「心」が点4つになっています。

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 一般的には「灬」(れんが、連火)と言われるものです。しかし、それは漢字の話であって、「ゑ」のように仮名文字ではどのような扱いになっているのでしょうか。
 「魚」の連火(灬)は、中国の簡体字では【鱼】となっているようです。
 あやふやな知識しかないので、この文字を見つめながら納得できなくて困ってしまいました。

 スーパーマーケットのプレートにも、目が点になりました。「a」という漢字が出なかったようで、「?」となったままです。その場ですぐに、スマートフォンではこの「a」が呼び出せることを確認しました。

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帰ってから調べると、次のような情報が入手できました。

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 シフトJISにない漢字なので、スーパーの電子機器では表記できなかったようです。それにしても、「?」のままというのはいただけません。文字を貼るなりしてもよかったのではないでしょうか。
 
 
 
posted by genjiito at 21:21| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年01月26日

京洛逍遥(589)春到来と勘違いした花たち

 散策の道々で、春の花を見かけます。
 3月に咲いていた花たちです。
 菜の花、カタバミ、タンポポなどなど。
 1ヶ月以上も早いのです。
 3月になったらどうするのか、心配になります。

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 そんな中、何を思うのか、鷺は相変わらず飄々と川を見つめています。

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 親子連れの子供は、もう半袖です。

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 南下して、葵橋あたりでも花を見かけました。

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 出町柳の桝形商店街の前では、団扇太鼓を打ち鳴らして道行く一団を見かけました。

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 この河原町今出川の交差点角に立つ案内地図に、「賀茂川」と「鴨川」を使い分けた表示がなされていました。

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 「高野川」との合流地点を境にして、この表記が変わると言われているものです。正式にはどうなのかはわからないものの、こうして書き分けられています。この流儀でいくと、我が家は「賀茂川畔」にあるのです。
 この標識の真下に、タンポポが咲いていました。

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 それにしても、なぜ黄色の花ばかりなのでしょうか?
 
 
 
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2020年01月24日

京洛逍遥(588)水ぬるむ川辺で憩い遊ぶ水鳥たち

 まだ一月の下旬だというのに、「水ぬるむ」としか言いようのない三月を思わせる気候です。
 家の中でも、昼間はストーブがなくても大丈夫です。
 散策の時に、季節外れの賀茂川の様子を写しました。
 鳥たちは、いつもよりも早く、そして多くが川辺に集まり、大賑わいです。
 あいにく、愛用しているソニーのサイバーショットが不調です。
 そこで、いつも携帯している iPhone7plus のカメラで撮影してみました。
 遠いところをズームで撮ったものは、やはり不鮮明です。
 しかし、予想外にきれいに写っています。
 これからは近いものはスマホでもいけそうです。

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posted by genjiito at 19:55| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年01月04日

京洛逍遥(587)視覚障害者の写真展を見てから仲源寺にお参り

 河原町三条で食事をしてから、四条の祇園に向かいました。
 三条大橋の下には、多くの鴨が集っています。
 とにかく今年の賀茂川は、鴨が多いことが特徴でしょうか。

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 四条通り花見小路西入ルに、お漬物の「西利」があります。鴨川畔にある南座の並びです。その4階の「ぎやらりぃ西利」で写真展があったので行ってきました。
 今回の写真展は、「いのちV」と題して3人の作品を3階と4階で展開するものです。そのうちの一人、視覚障害者の堀越信司さんは、陸上競技のパラリンピックに出場という実績のある選手でもあり、今年の東京パラリンピックにも出場が内定している方です。
 会場に掲示してあった堀越信司さんのプロフィールを引きます。

 堀越信司
 Tadashi Horikoshi


視覚障がい陸上長距離・マラソン選手
1988年生まれ(31歳)長野県出身
2008年北京から3大会連続でパラリンピソクに出場し、世界選手権やアジアパラ大会など、これまでに国際大会で合計8個のメダルを獲得
NTT西日本陸上競技部に所属


写真への思い


私は弱視であり、自らの目で像を捉えるには限界があります。
しかし、写真を撮影しそれを拡大することで、普段肉眼では見えないものも見ることができます。
写真は、自分の世界を広げてくれるのです。
専門知識や技術はありませんが、私なりに捉えた世界をご覧いただけると幸いです。


 20数点の写真は、飛行機であったり空であったり、また渓流や植物もあります。見ているうちに、その背後に音があることに気づきました。それがシャッターチャンスだったのでしょうか。撮影後に写真を大きくして確認する時に、耳によるイメージが選定に深く関わっているのではないか、と素人目ながら感じました。
 この感覚による写真は好きです。機会を得て、また見たいと思います。
 パラリンピックでの健闘も楽しみにしています。
 なお、「パラサポWEB」には、次の戦績が掲載されていたので紹介します。

パラリンピック成績


2008年
 北京パラリンピック
  男子1500m(T13)予選敗退
  男子5000m(T13)予選敗退
2012年
 ロンドンパラリンピック
  男子5000m (T12)5位
2016年
 リオパラリンピック
  男子マラソン(T12) 4位
     最終更新日:2019.11.26
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主な成績


2010年
 広州2010アジアパラ競技大会(中国)
  男子5000m 2位
2014年
 インチョン2014アジアパラ競技大会(韓国)
  男子5000m 1位
  男子1500m 1位
2015年
 IPCマラソン世界選手権・ロンドンマラソン
  3位
2017年
 マラソンワールドカップ・ロンドンマラソン
  3位
     最終更新日:2019.11.26


 四条河原町まで出てバスで帰る前に、西利のすぐ横にある仲源寺に新年のご挨拶をしました。

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 この仲源寺について詳しくは、「京洛逍遥(549)洛陽三十三所(16)仲源寺」(2019年05月06日)に書きました。
 間近に佇む、重要文化財に指定されている大きな千手観音は、頼み甲斐があります。
 今は、ひたすら今年の安寧を祈って歩いています。

 家の床の梅は、親梅は2色ともにほぼ咲きそろいました。
 加えて、子供の紅梅と白梅も蕾が一つ二つと花開くようになりました。
 これからどのように広がっていくのか、大いに楽しみです。

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posted by genjiito at 20:35| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年01月03日

京洛逍遥(586)出町桝形商店街の百人一首絵と箱根駅伝のこと

 昨日は北山に向かって歩いたので、今日の賀茂川散歩は南の葵橋の方面です。
 このお正月は、鴨を多く見かけます。

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 いつもはいない、首から下が白い鳥がいました。

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 鯖街道の終点である出町柳の桝形商店街は、ほとんどのお店が閉まっていました。
 開いていたのは2軒の古本屋さんとお茶屋さんだけです。

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 その通りの中で、シャッターに『百人一首』のパロディー版が描かれているのを見つけました。
 閉店後にこの通りに来ることがなかったので、この絵のことはこれまで気付きませんでした。
 このあたりにはデザイン関係の学生や事務所が多いので、おそらくこの通りもいずれはこうしたアートなシャッター通りになることでしょう。
 しばらく、このカルタの絵から、どの歌なのかを探し当てていました。
 以下の写真を見ながら、ゆっくりと楽しみたいと思います。
 写真は、まず全体、次に四分割した右上、左上、右下、左下の順番です。

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 家に帰ると、西の空に眩いばかりの金星が瞬いていました。こんなに明るい星は久しぶりに見ます。

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 今日の箱根駅伝では、母校である國學院大學が総合で3位に入りました。昨日の往路では2位。昨年10月の出雲駅伝では優勝。この出雲は、私が生まれたところです。出雲駅伝のコースの一部は、小さい頃にお正月になると泊まりに行っていた親戚の「いなばや旅館」(今はありません)の周辺を走ります。出雲大社の北島家との関係は、かつて書いたので省きます。
 その國學院大學は、1882年(明治15年)に明治政府が日本の古典や礼式を研究し国家に必要な人材を育てるために設けた皇典講究所に始まる大学です。この大学に博士前期課程まで学び、一時期は大学院の授業を持っていた関係で、高校野球やサッカーでの活躍を見るにつけ、スポーツの世界でも活躍するのは、新しい時代に向けて頼もしいことだと思っていました。それが、駅伝でも頑張っているのです。ここで育ち、ここに育てられた一人として、年明け早々に嬉しい出来事となりました。
 今日の金星も、母校への祝福を込めた気持ちで眺めました。

 自宅の床の間の梅は、紅梅も花開く数を増してきました。
 明日には、ほぼ咲きそろいそうです。
 七草には満開となることでしょう。

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2020年01月02日

京洛逍遥(585)新年の鷺と鴨たち

 新年の夕刻に初散歩をしました。

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 鴨の親子たちは、おせちをいただくのに大忙しです。

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 鷺は相変わらずじっとしています。

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 この鳥たちは、年が改まったことを知っているのでしょうか?
 体内時計がどうなっているのかはわかりません。
 今年もまた、ここでのんびりと暮らそう、などと思っているのでしょうか?
 どんなお気持ちですか? と聞いてみたくなりました。

 床の間の梅は、白梅から咲いていくようです。

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posted by genjiito at 21:25| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年01月01日

京洛逍遥(584)元旦は下鴨神社へ初詣−2020年−

 新しい年、2020年が始まりました。
 今年のお節は、妻が作り息子が盛りつけました。
 私の役割は、新年のお茶をおいしく点てることです。

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 お正月と言えば、何はさておき神頼みから。
 ぶらぶらと歩いて、糺ノ森の下鴨神社へと向かいました。

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 氏神様は、大型観光バスで押し寄せる遠来のお客様の対応で大忙しです。
 下鴨神社の狭い境内は、とにかく人人人です。
 拝殿の前が狭いので、長い列が続いています。

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 いつもの儀式のように参道で甘酒をいただきました。
 家に帰り、神社からの頂き物などを床に並べました。
 紅梅と白梅が1輪ずつ、小さな花を咲かせています。
 これから日ごとに、その開花が進むのが楽しみです。

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2019年11月29日

京洛逍遥(583)京都市バスの運転手さん(2019年-その2)

 バスの運転手さんの応対が、非常によくなってきていることを感じます。
 以前までは、乱暴な運転はもとより、ぶっきらぼうな態度や、車内アナウンスも投げやりだったり、と不愉快な思いをすることがよくありました。
 それが、最近はめっきり減りました。

Fさん/丁寧な語り掛けで、インフルエンザの流行を例にして乗客の健康を気遣うアナウンスは秀逸でした。この方は、2年前には、盛りだくさんの案内で喋り過ぎだと思った方です。乗客のことを、いろいろと思ってのことだったようです。

Uさん/終始親切な対応で、車内から車外にも「◯系統です。」とアナウンスしておられます。乗ってしまうと、車内には何番のバスでどこ行きなのかの確認のしようがないので、これは乗る時に助かります。この配慮をしている方は、他にも何人かいらっしゃいます。

Sさん/優しく乗客に語りかける口調のアナウンスで好感が持てました。

H1さん/親切丁寧なアナウンスで、「後ろから自転車が来ていますから気をつけて降りてください。」という一言は、降りた瞬間に自転車とぶつかることがあるので助かります。

Tさん/降りる時に「いってらっしゃいませ」と声をかけておられます。優しい方のようです。ただし、降車ボタンが押されるとイチイチ「お知らせありがとうございます。」とか「信号停車いたします。」は丁寧すぎるので、イライラする人もあることでしょう。

H2さん/簡潔で爽やかなアナウンスです。ただし、ブレーキを強く踏みすぎるために、何度もガックンガックンと止まるのはいただけませんでした。


 こうした流れの中で、依然としてかつての悪しき慣例を守っているとしか思えない方も、まだ少しはいらっしゃいます。

Aさん/若いのに、何を言っているのかまったく理解不能です。若い運転手さんたちは爽やかになったのに、無愛想で適当な対応で通す因習を継承している数少ない若者です。

M1さん/お店のおじさん風の馴れ馴れしい喋り方なので、これではうるさすぎます。

M2さん/中年のいかにもやる気のないアナウンスの口調です。運転も下手でした。

Tさん/若い方です。乗客が運転席の横に来て「四条河原町にいきますか?」と聞いた時です。「いかない いかない」とけんもほろろ。乗客の方は「どうもありがとうございます。」と、丁寧におじぎをして降りて行かれました。悪しき伝統の継承者、とでも言うべき運転手さんのようです。

 
 
 
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2019年11月25日

京洛逍遥(582)下鴨神社の紅葉-2019

 下鴨神社を散策していると、紅葉に自分の頬も明るんでくる気がします。
 下鴨本通りの北口から入りました。

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 境内の光琳の梅は春を待っています。

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 糺ノ森の馬場は緑のトンネルです。

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 昨年の颱風で、多くの木が倒れました。
「京洛逍遥(512)下鴨神社の倒木と鴨川合流地点の清濁」(2018年09月08日)
 それでも大切に手入れがなされたこともあり、今は太古の息遣いを蘇らせています。

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 河合神社の前の手水舎は、水道水が竹筒から流れ出るものとは違い、独特の雰囲気を醸し出しています。地下数千年の地層から湧き出て来たかのような水です。

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 葵橋から北山を望むと、賀茂川の両岸はさまざまな色を見せて、上流の上賀茂神社へと続いていました。

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2019年11月04日

京洛逍遥(581)空を舞う鷺を追って

 心地よい川風を浴びながら、賀茂川縁で日向ぼっこがてらお弁当を食べました。
 時々、こんなのんびりとした時間を過ごしています。
 半木の道の桜は、昨年と今年の颱風の影響もあり、彩りに鮮やかさが足りません。
 今は、倒れた木々の養生や、植え替えた木々の生育を待つ時期のようです。
 昨年ほどではないにしても、いつものような黄葉のトンネルは期待できません。

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 賀茂川には、いろいろな鳥たちが飛んで来ています。
 あるじ顔の鴨や鷺をよく見かけます。

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 上空を舞う鷺を追ってみました。

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 さて、年末に向かって明日から小走りの日々となりそうです。
 体調がいまいちなので、慌てず騒がず、ストレスを溜めない毎日を心掛けます。
 
 
 
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2019年10月28日

京洛逍遥(580)あまりみかけない賀茂川での光景

 ブラブラ歩いていた時のスナップ写真です。

 川の段差に浮き島が凭れかかっていました。
 先日の大雨で、中洲の小島が流されたのでしょう。

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 鷺と鵜が仲良く日向ぼっこをしていました。
 黒鵜は何のパフォーマンスをしているのでしょうか。

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 飛び石では、タキシードとウエディングドレスのペアが対岸に渡ろうとしておられます。
 前方から来る方とすれ違うのが大変です。

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 バランスを崩すと大変なことになるので、他人事ながらハラハラしました。
 この大胆な飛び石渡りは、めったにお目にかかれない光景です。

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2019年10月27日

京洛逍遥(579)13th 京都高瀬川彫刻展

 高瀬川の三条小橋から南に向かう四条にかけて、今日から彫刻展が開催されています。
 美術とは無縁な私には、いったい何だろう、と唸るだけです。しかし、体内のどこかを刺激してくれそうなので、そのすべてと向き合って来ました。
 いつか思い出したら確認できるように、と写真を列挙しておきます。

 高瀬川に架かる三条小橋の北側に、見かけないオブジェがあります。

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 橋の南側を見ると、高瀬川のせせらぎに「13th 京都高瀬川彫刻展」というタイトルとともに、「高瀬川に鯉は居るのか! 京都アートカウンシル」と書かれた掲示板があります。

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 以下、南に下る川中に設置された作品を列挙します。
 私には意味不明の作品が多いので、このアングルでいいのか心もとないものがあります。もし対象が違っていたらお許しください。

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2019年10月01日

京洛逍遥(578)訪日外国人のために阪急などの駅名が変えられたこと

 今日から、関西の私鉄3社、阪急・京阪・阪神の駅名のいくつかが変わりました。阪急の場合、「梅田駅」が「大阪梅田駅」に、「河原町駅」が「京都河原町駅」に変えられてしまったのです。この物言いは、迷惑の受け身です。
 私が乗り降りする「河原町駅」では、駅名看板は88枚もあるそうです。初日ということで、新旧入り混じっているのは致し方のないことです。これに加えて、連絡や乗り継ぎの案内板もあるでしょうから、この取り換え作業は大変なことです。
 ちょうど、消費税の変更で運賃も変わり、多くの表示の付け替え作業に奔走されていたことと思われます。駅名の変更は実害がないので、しばらくは共存の状況が続きそうです。
 今しかないと思い、記念に写真を撮りました。

 さて、今回の駅名変更に関して、私個人は、名前が持つ伝統と文化を衰退させ、平板化する一例になったと思っています。特に、観光客からわかりづらいと言われたことを理由に固有名詞を変えることは、自分たちが大事にしてきた文化を否定する行為です。
 京都新聞には、「訪日外国人の増加で、京都の中心繁華街に位置するターミナル駅であることを分かりやすく伝えるため。同駅の変更は、1963年の開設以来初めて。」と書かれています。この変更で、地名が喚起する歴史と文化のイメージは、外から来る人に合わせることで薄められました。こんな論理が通用するとは驚きです。
 私は、大阪に住んでいた小さい頃には「梅田」へ遊びに行きました。今は、「河原町」で乗り降りをしています。そこで育ち、そこで生活する人たちの感覚が大事です。わざわざ、「京都」や「大阪」という地名を頭に付ける必要はないのです。ややこしいからということで、「東京日本橋」・「大阪日本橋」とか「東京京橋」・「大阪京橋」という名前に変える時代が来るのでしょうか。「業平橋駅」を「とうきょうスカイツリー駅」にしたのは、完全に日本の古典文化が持つ豊かさをかなぐり捨てた愚行でした。「江戸漫歩(56)佃テラスから見るスカイツリーと業平橋駅」(2012年05月23日)の記事を参照願います。
 今回は、在原業平を抹殺したことまでではないにしても、これ以上は、人に阿るだけの愚かなことはしないでほしい、と願っています。できることなら、近い将来、若者たちの手で、冠付きとなった「大阪」や「京都」が取り払われることを望んでいます。

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2019年09月23日

京洛逍遥(577)彼岸花を見ながら賀茂川右岸を散策

 出町柳まで散策しました。賀茂川右岸(西側)を歩いていると、川辺に彼岸花、中洲に鷺、上空には鳶という、彼岸の中日らしい景色に身を置くことができました。
 今年は中洲が大きくなり、川の中に小川が流れているように見えます。

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 鷺や鴨は、川に段差があるところが好きです。ここで、小魚を待っているのでしょう。

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 対岸の左岸(東側)に咲く彼岸花を撮ろうとしたら、のんびりと魚を待っていた鷺が突然飛び立ちました。

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 そして、お盆の送り火の「大」がうっすらとのぞいている、如意ヶ岳が見える木の上に止まりました。どこにいるのかわかりづらいので、写真に赤の矢印を付けておきます。

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 葵橋の手前にも、彼岸花が咲いていました。

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 彼岸花は、田圃の畦道や土手の斜面などでよく見かけます。賀茂川の岸に咲く彼岸花は、初めて見たように思います。年に2度、期間限定の花なので、たまたま出会わなかっただけなのかも知れません。
 これから秋を経て冬へと、この川の景色も季節ごとに変わっていきます。散策の楽しみでもあります。
 
 
 
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2019年09月12日

京洛逍遥(576)玄想庵へNPO開催イベントの下見に行く

 京町家をレンタルスペースとして開放中の「玄想庵」(https://gensouan.com/room/)に行きました。これは、毎年NPO法人〈源氏物語電子資料館〉が実施している文学散策の一つとして、秋の公開イベントの会場の下見を兼ねての見学です。
 今秋のイベントは、10月26日(土)の午後2時から2時間、『百人一首』を中心とした内容を予定しています。それまでの時間は、当日開催される「時代祭」(正午に御所発進)を各自で観覧した後、今回の会場である「玄想庵」にお越しください。

 「玄想庵」は、地下鉄烏丸線の四条駅の南側(京都駅寄り)にある5番出口から徒歩1分という、非常に便利な場所にあります。地下鉄から地上に出て仏光寺通りを東に向かって進むと、すぐに京都東洞院仏光寺郵便局が見えます。そこを左折して少し北進すると、左手に「廣田紬株式会社」の看板があります。この紬屋さんの中に「玄想庵」があります。

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 暖簾をくぐり、瓦を埋め込んだ塀沿いに右に折れると、「玄想庵」の入口に当たる玄関の間があります。今回は、この1階の左側に並ぶ中庭を望む3室をお借りすることになりました。この瓦塀の中には、平安時代の瓦の破片も混じっているそうです。

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 まずは、新館2階の70畳の一角で、詳しいお話を伺いました。
 「玄想庵」の旧館は築130年、新館は40年だそうです。今回お借りするのは、旧館です。

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 その後、全館を丁寧に案内してくださいました。歴史のある紬商家だけに、各部屋ごとの意匠に圧倒されます。
 今回お借りすることになったのは、旧館1階にある中座敷「桔梗」・奥座敷「梅」、そして応接間の3室です。正面奥に中庭が見えています。

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 部屋の設いは、贅の限りを尽くしたものです。この中座敷で、同志社大学のカルタ部の方々に百人一首の説明と実演をお願いします。また、目の見えない方々による「点字付百人一首」も同時にできないか、これから関係者に相談を持ちかける予定です。

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 この部屋には、富岡鉄斎の額が掲げられています。

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 鉄斎の額と軸は、2階にもありました。この格調高い施設で、参会者のみなさまと、百人一首に親しむ一時を持ちたいと思います。

 なお、この10月26日(土)には「時代祭」が開催されます。例年22日に実施されていた「時代祭」が、今年はこの日に変更となったのです。そこで、「玄想庵」で『百人一首』を楽しむ前に、この「時代祭」を見て気分を過去にタイムスリップしてもらうことも可能なプランにしています。
 次の地図の青丸をした地下鉄丸太町駅の地上付近で、12時半から13時半まで「時代祭」の行列を見て、それから地下鉄を使って2駅目の四条駅に移動して「玄想庵」に入る、という行程をお勧めします。

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 これからプログラムを詰めて、詳細は後日とします。
 このイベントに興味のある方は、10月26日(土)の午後は京都へ、という予定を確保しておいてください。遠方からの行楽を兼ねての参加も大歓迎です。

【プログラム(案)】
開催日:2019年10月26日(土)
内容:
 (1)「時代祭」の行列を観る(自由行動)
   観覧場所:地下鉄丸太町駅の地上付近
   時間:12時半から13時半まで
   (直接「玄想庵」に14時までに来館も可)
 (2)京町家で『百人一首』を観る
   場所:「玄想庵」(京都市下京区東洞院通仏光寺上ル301)
   時間:14時から16時まで
   参加費:本NPO正会員 1,000円
        サポート会員 1,500円
        一般参加   2,000円
    (いずれも障害保険加入費を含む)

 
 
 
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2019年09月08日

京洛逍遥(575)洛陽三十三所(27)平等寺

 平等寺(因幡堂)については、先日の「京洛逍遥(574)京都十二薬師霊場(5-1)「平等寺」」(2019年08月31日)で取り上げました。そして、次のように記しました。

 今回、これまでの記憶をたどっているうちに、洛陽三十三所としてすでに2011年7月9日に参拝し、朱印をいただいていたことに思い至りました。しかし、この頃も今と同じように何かと多忙でした。過去の記事を確認していて、この平等寺に関する洛陽三十三所のことも、これまでに書いていなかったことに気付いたのです。


 以下にあげる2枚の写真は、2011年7月9日のものです。過日の8年ぶりに行った写真と比べても、何も変わっていません。古社寺を巡拝していると、変わらないものと変わるものを体現する楽しみがあります。

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 以下、ホームページ「洛陽三十三所観音巡礼」から平等寺の略説を引きます。

御詠歌:まよいいで ここはいなばの ひがしむき
  こころはにしへ はこびぬるかな

当山は長保五年(一〇〇三)橘行平卿の私宅を寺とし、その孫の光朝禅師を本願として創建されました。本尊薬師如来は日本三如来に数えられています。

因幡堂縁起によりますと、橘行平卿が夢告により、因幡の国賀留津の海中より薬師如来を引き上げ、仮堂に安置されました。行平卿の帰京の後、尊象は京都に飛来され行平卿の屋敷に入られた。行平卿は屋敷を寺としこれを祀ったのが当寺の始まりです。長保五年四月八日のことです。因幡の国には後光と台座だけが残り、座光寺と呼ばれ現在も残っています。

当寺は町衆の寺として特に芸能に縁が深く一説には浄瑠璃発祥の地ともいわれ、また、狂言にも「因幡堂」「鬼瓦」など、当寺を舞台にした演目が残っています。室町時代より猿楽狂言が何度も上演され、江戸時代には因幡堂芝居と呼ばれる歌舞伎興行が行われていました。

また当山に伝わる二体の十一面観音は元、北野天満宮に祀られた観音様で、東寺の観智院を経て当山に来られ、観音堂本尊として安置されました。


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 三条から四条にかけては、日々街中が変化しています。しかし、四条通りから南は、あまり変わりません。京都駅のある七条から八条が、これから大きく変化していくはずです。そんな変わりようも、本ブログの京洛逍遥で報告していきます。
 
 
 
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2019年08月31日

京洛逍遥(574)京都十二薬師霊場(5-1)「平等寺」

 京都十二薬師霊場1番札所の「平等寺」は、四条通を烏丸通に沿って南に下った所にあるお寺です。ホテル日航プリンセス京都のすぐ南側、と言った方がわかりやすいでしょうか。
 ここは、因幡薬師という呼び名で親しまれています。また、この平等寺は、京都十二薬師霊場第1番札所以外に、洛陽三十三所観音霊場第27番、京都十三仏霊場第7番にもなっているお寺です。

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 今回、これまでの記憶をたどっているうちに、洛陽三十三所としてすでに2011年7月9日に参拝し、朱印をいただいていたことに思い至りました。しかし、この頃も今と同じように何かと多忙でした。過去の記事を確認していて、この平等寺に関する洛陽三十三所のことも、これまでに書いていなかったことに気付いたのです。この日の記事は、「京洛逍遥(191)四条で講演を聞き千本釈迦堂の陶器市へ」(2011年07月09日)として、別のことを書いています。その日の写真を見て撮影時間をたどると、この日はまず平等寺に先に行っているのに、この日の記事にはこの平等寺のことは取り上げていないのです。この時期が、いかに忙しくて、夢遊病者であるかのように日々を送っていたのかがわかります。
 ということで、洛陽三十三所の平等寺は書き忘れていることがわかりました。後日このことを書くことにして、今日ここでは、京都十二薬師霊場の平等寺について記します。

 朱印は、すでに書いてあったものに日付だけを書き加えて渡してくださいました。これは、ありがたみという点では薄れます。しかし、私には見えない奥で日付だけを入れていただいたものなので、昨日の記事の蛸薬師のように、目の前で日付を入れてくださるのを間近に見るよりも、少し有り難みはあります。微妙な心理です。

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「京都十二薬師霊場会」のホームページから略説を引きます。

因幡薬師(いなばやくし)
 長徳3年(997)中納言 橘行平卿が、勅命により因幡の国 一宮(宇部神社)に参拝したおりに、夢告により賀留津の海中より一体の薬師如来を得、仮堂に安置した。
 任を終え帰京した行平を追って、長保5年4月7日に薬師如来像が飛来。行平は宅を寺とし薬師堂、因幡堂と称した。
 承安元年(1171)に高倉天皇より勅額を賜り「平等寺」となる。
 古来、嵯峨、清凉寺の釈迦如来、信濃、善光寺の阿弥陀如来と共に日本三如来にかぞえられる。

<宗旨> 真言宗智山派  <開山・開基>橘 行平 長保5年(1003年)

御詠歌
七佛の みのりにもたる 人もなく
  皆びやうどうに すくふせいがん


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2019年08月30日

京洛逍遥(573)京都十二薬師霊場(4-12)「永福寺」

 京都十二薬師霊場12番札所の「永福寺」は、新京極通の中程にある、お土産物屋さんかと見紛うほどに派手なお寺です。普通は、蛸薬師という呼び名で親しまれています。「京洛逍遥(571)京都十二薬師霊場(3-11)「西光寺」」(2019年08月17日)のすぐ南にあります。

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 狭いお寺から外を見ると、すぐ前を新京極通が、その向こうを寺町通が南北に横たわっています。若い人たちが、途切れることなく往き来しています。

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 朱印は日付だけを書き加える形のものでした。ありがたみは薄れます。まだ、奥で日付だけを入れていただいた方がいいと思います。

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 「京都十二薬師霊場会」のホームページから略説を引きます。

蛸薬師(たこやくし)
 養和元年林秀僧正が夢告により伝教大師僅刻の石の薬師如来を比叡山より勧請、二条室町に堂宇を建立し永福寺と名付けたのが始まり。
 建長(1249〜1256)の初め善光という僧の母が病になり、寺に迎え看病するが回復せず、母に蛸を食べたいと懇願され、経箱を抱え買いに出かけた。
 これをみとがめられ、一心に薬師如来に願い、箱をあけると蛸が法華経八軸の経巻に変わっていた。経巻より霊光が四方に放たれ、霊光に照らされた母の病はたちどころに回復、以来、蛸薬師と称される。

<宗旨> 深草浄土宗 単立  <開山・開基> 林秀僧正 養和元年(1181年)

御詠歌
八軸の みのりのふみの たこやくし
  うちおさめたる 十二大願



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2019年08月22日

京洛逍遥(572)宝が池公園で突然熱中症らしい症状になり事務所へ避難

 洛北・宝ヶ池のそばにある宝が池公園子どもの楽園へ、孫の水遊びの付き添いで行きました。
 国立京都国際会館にほど近い「ゆば泉」で昼食をいただき、ブラブラと憩の森に入りました。

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 子どもたちが水遊びをしているエリアでは、楽しい声が木霊していました。

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 そんな時に、私の体調が急に悪くなりました。頭と眼の奥がジンジンしだし、お腹が張り、足も重くなったのです。心なしか、身体に熱気を感じたりもします。冷たいものを飲み、しばらくベンチで休んでいても、まったく気分が晴れません。
 これはおかしいと思い、冷房設備のある休憩所を探しても、園内には見当たりません。思い切って、入口にあった管理棟まで歩いて行き、休憩できる場所を聞きました。

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 すると、詰めておられた2人の職員の方が、とにかくここで休むように言ってくださいました。そして、椅子に座らせていただくと、すぐにエアコンを付け、扇風機で身体を冷やしてくださいました。団扇も手渡してくださいました。さらには、別室で横になれるように、そこのエアコンも付けて冷やして準備をなさっています。ありがたいことです。
 15分もすると、気分も体調もよくなったので、帰り支度をしてお礼を言って駅に向かいました。
 帰りに、高野川上流の橋から鷺を見つけました。

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 疲れもすっかり吹っ飛び、ゆっくりと帰りました。
 多くの病気を体験している私も、熱中症に近い症状はこれまでに経験したことがないので、おそらくこれがそうだったのではないかと思っています。早めの判断で涼しい場所で体温を下げられたのが大事に至らず、結果的にはよかったのでしょう。公園の職員のお2人の方の親切に、感謝しています。ありがとうございました。
 
 
 
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2019年08月17日

京洛逍遥(571)京都十二薬師霊場(3-11)「西光寺」

 京都十二薬師霊場の第11番札所「西光寺」は、寅薬師として知られています。新京極通の中でも一番賑わうど真ん中にあります。ただし、お寺の入り口がわかりにくいので、知っている人しか訪れないと思われます。

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 これまで、何度もこの前は通りかかっているのに、ここが寅薬師だったとは、今日まで知りませんでした。

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 門を潜って中に入ると、すぐ左にアルミサッシ越しに落ち着いた本堂が見えます。来訪のボタンを押し、住職さんに勧められるままに靴を脱いで本堂に上がりました。住職さんは、ご丁寧にも寅薬師さんの前にロウソクを灯し、ごゆっくりお参り下さいとおっしゃいます。薬師の左右には観音菩薩と十二神将像がおられます。商店街に埋もれていた入口の様子と本堂の中の仏様が居並ぶ様子のギャップに、突然タイムスリップしたかのようで驚かされました。

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 「京都十二薬師霊場会」のホームページから略説を引きます。

寅薬師(とらやくし)
 帝の勅命を受け弘法大師が一刀三礼謹刻され、寅の日、寅の刻に成就されたため寅薬師と称される。
 宮中に奉安され歴代天皇の信仰を受けたが、弘安年間に後宇多天皇よりこの尊像を下賜された傳慶法印が民衆の幸福を祈る場として御倉堂を建立したのが当寺の創建とされる。
 以来、広く民衆の開運厄除、無病息災、及び寅年の守護仏として親しまれている。

<宗旨> 浄土宗西山深草派 <開山・開基> 寶照院傳慶法印 弘安5年(1282年)

御詠歌
あさぼらけ 寅の頭に ゆめさめて
  るりのひかりを みるぞうれしき



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2019年08月16日

京洛逍遥(570)満月を戴く大文字の送り火-2019

 颱風は、京洛をかすめるようにして北東に過ぎ去っていきました。
 ご先祖さまをお見送りする送り火は、一日違いで事無きを得ました。
 今夜は午後8時ちょうどに、まず京都大学がある吉田山の裏の如意ヶ岳に「大」の文字が点火されました。

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 文字が形を成した頃でした。その左上の雲間からまん丸い月が顔をのぞかせました。最初は何かわかりません。しだいに月であることがわかると、河原に集まった多くの人からどよめきが起き出しました。こんな大文字の送り火は初めて見ます。

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 満月と大文字に見とれている内に、火はしだいに輝きをなくして細い点線となっていきました。

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 帰ろうとした頃、出雲路橋越しの東に、松ヶ崎の「妙・法」が低い角度で見えました。

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 また、出雲路橋の上からは、上賀茂の船形が見えました。午後8時半です。
 橋の下を流れる賀茂川の水は、昨日の大雨で力強さを増しています。

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 さて、明日からは、生きている者たちだけの日々が始まります。本年度の後半に向けて、いい仕事の成果が残せるように、プロジェクトのスタッフと共に懸案の課題に取り組んでいきましょう。
 
 
 
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2019年08月10日

京洛逍遥(569)38度の京都で身体がフラリと揺れる

 孫を連れて、岡崎の平安神宮に近い「みやこめっせ」に行きました。「電車王国 2019」というイベントがあるのです。

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 電車大好きの孫は大はしゃぎ。こちらは、連日の38度に身体が対応しきれなくなったのか、頭が少しフラリと揺れます。館内に広い休憩コーナーがあったので、そこで身体を休めることで、事無きを得ました。
 この夏は、いつもより水分補給を心掛けています。かかりつけのお医者さんがお勧めの、味の素の「アクアソリタ」という経口補水液を常備しています。出歩く時はもちろん、枕元にも。

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 そして、何事にも適度な休憩も心掛けています。無理をしないことです。ナマケモノに徹するのが、この夏を乗り切る秘策のようです。
 
 
 
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2019年08月09日

京洛逍遥(568)孫と賀茂川を散策

 お盆を迎えて孫が来たので、賀茂川を散策しました。
 川風が心地よい夕暮れのひと時です。

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2019年08月08日

京洛逍遥(567)東山連峰の夏景色とスイミングのこと

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 来週の五山の送り火の主役となる如意ヶ岳の大文字が、写真左側の山肌に三角形の火床を見せています。雲が山際から、石鹸の泡のように湧き上がっていました。
 東山連峰は、夏本番を迎えています。
 日差しは強いものの、川風が気持ち良いので、出町柳まで散策です。
 サイクリング車を、鴨が下から見上げていました。

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 暑さを吹き飛ばすため、夕方からはスポーツクラブでひと泳ぎして来ました。しかし、プールは温水と化しています。身体が重く感じます。なかなか進まないのは、お湯の中で手足をバタバタと動かしているせいでしょうか。どっと疲れて、ミストサウナとジャグジーに身体を任せた後、お風呂に入りました。恐る恐る冷水風呂に入ると、身体がキュッと締まります。そして、次第に身体の芯から温もります。しばらくジッとしていました。水面が揺れると、ヒンヤリとした感触が首から肩にかけて襲って来ます。冷え冷えの身体に熱いシャワーを浴びると、とたんに引き締まった気分が一気にほぐれます。心臓に負担がかからない程度に、身体を刺激して気分転換をはかりました。
 今日は利用者が少なくて、のんびりしています。来ているのは年配者ばかりです。もともとが若者の少なくなった老朽化目覚ましいスポーツクラブなので、なおさら高齢者専用の施設のようです。ここに来れば、熱中症にならないと思います。もっとも、今日のように水温が高いと、別の意味で変調をきたしそうですが。
 37度を超える夏の一日を、適度の運動と身体へ刺激を与えて楽しんでいます。
 
 
 
posted by genjiito at 23:00| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2019年08月06日

京洛逍遥(566)賀茂川で見かけた鷺と夕焼け

 38度前後の暑い日々が続いています。それでも、朝夕は賀茂の川風が涼しいので、気持ちよく散歩ができます。
 鷺は、上空よりも川面が気持ち良いのか、低空飛行で北山へ向かって行きました。

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 帰ろうとする頃、薄い眉のような月に夕陽を浴びた飛行機が、「今日も暑いね」と挨拶をして飛び去るところでした。

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 このところ、急に大雨が降ります。颱風があと2つもやってきます。
 これから夏本番。
 来週の京都五山の送り火まで、どんな熱暑が襲いかかって来るのか、気象情報が気になっています。
 これまでに経験したことがないと言われる異常気象に悩まされることがないように、ただただ送り火に日々の平安を祈るだけです。
 
 
 
posted by genjiito at 19:33| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2019年08月02日

京洛逍遥(565)何もしない日(8月)

 今日は何もしない、何も考えない1日。

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 日中は昨日も今日も38度超え。
 賀茂川散策は、夕風が川面を渡る頃となります。
 今日は鷺の姿が見えず、鴨だけが居残って遊んでいました。

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posted by genjiito at 20:03| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2019年07月26日

京洛逍遥(564)梅雨明けの賀茂川

 初夏以降、中洲がどんどん大きくなり、草も繁り出しました。水が流れる幅が、極端に狭くなっています。北大路橋の南側は、対岸に渡って行けそうです。

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 橋の北側は、この連日の大雨で少しは土砂が流されたようで、水面が多く見られるようになりました。

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 2羽の鷺が北山に向かって仲良く飛んで行きます。

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 それを見送るアオサギ、クロウ、カモたち。

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 早朝の半木の道は、吹き抜ける風も爽やかです。これから気温が35度まで上がり、蝉時雨の小道となります。

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 植物園に向かう並木道も、早朝の散策に限ります。右側が府立大学のグラウンドです。これから球音が響きます。

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posted by genjiito at 23:57| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2019年07月23日

京洛逍遥(563)祇園祭-2019-南観音山のチマキをいただく

 去年は、前祭の函谷鉾でチマキをいただきました。「京洛逍遥(502)祇園祭 -2018- 四条通散策」(2018年07月13日)
 今年は、後祭の南観音山のチマキです。

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 南観音山は、私が一番好きな山です。「京洛逍遥(330)お茶のお稽古をした後に祇園祭へ」(2014年07月21日)で、少し詳しく書いています。

 今日は、四条烏丸の交差点に上がったちょうどその時に、突然の豪雨となりました。しばらく降ってからすぐに止んだので、新町通を北に向かって南観音山に行きました。
 今年は、数が少ないと言われていたチマキも、念願の山のものが手に入りました。
 玄関に架けて、また1年間の無病息災を祈ります。
 
 
 
posted by genjiito at 21:05| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2019年07月18日

京洛逍遥(562)祇園祭の神輿渡御

 祇園祭は創始1150年ということで、例年に増して賑わっています。
 昨日17日(水)の山鉾巡行(前祭)は、観ることができませんでした。しかし、その夜、ご祭神が八坂神社を出発し、四条寺町の御旅所に入られる渡御は、たまたま河原町で夕食をいただいたために観ることができました。
 阪急烏丸駅で地上に出ると、烏丸通を挟んで四条通の東側に長刀鉾が立っています。ただし、山鉾巡行が終わった後なので、化粧回しなどはすべて外され、解体が進んでいます。

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 烏丸通を挟んだ四条通の西側には、函谷鉾が立っています。これも、骨組みだけが残っています。

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 このすぐ先の室町通をのぞくと、菊水鉾が解体されているところでした。

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 四条河原町で食事を終えて店を出ると、目の前を渡御の行列がゆっくりと進んでいるところでした。

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 この渡御の列が河原町通りを四条通りに曲がるまでは、交通機関は規制されています。その規制が解除されるや否や、後ろでずっと待たされていたバスが、渡御よろしく整然とつながって、しずしずと進み出しました。私には、このバスの渡御姿が殊の外印象的でした。

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 八坂神社から遷された神輿は、24日まで御旅所に留まります。24日の夕方より行なわれる還幸祭で、今度は神輿が御旅所から夜遅くに八坂神社に戻ります。

 24日(水)も、山鉾巡行(後祭)は観られません。しかし、昨日と同じように、還幸祭・神輿渡御には立ち会えるかも知れません。

 この時期は蒸し暑い日が続きます。元気に無病息災で、この夏を過ごしたいと思います。
 
 
 
posted by genjiito at 20:12| Comment(0) | ◎京洛逍遥