2020年07月11日

京洛逍遥(638)5ヶ月ぶりにスポーツクラブで泳ぐ

 連日の雨で、賀茂川は濁った水が大量に流れ下っています。
 北山方面は、このところ景色が変わりません。
 中洲の浮き島も、相当流されたようです。

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 北大路橋の下は冠水しているので通れません。通行禁止のコーンとバーが設置されていて、通れないようにしてあります。

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 さて、この前にスポーツクラブへ行ったのは、2月16日でした。あれから5ヶ月間、新型コロナウイルスのために自粛していました。やっと、本当に久しぶりに泳いで来ました。
 施設に入ると、こんな表示がされていました。

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 そして、その下にはタオルとバスケットがあります。

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 長い休館をへてやっと再開したと思ったら、こんなに創意も工夫もない感染対策に失望します。いったい何を検討していたのでしょうか。あまりにもあたりまえのことなので、呆れてしまいます。知恵者が誰もいなかったようです。これでは、小学校の児童会で検討したことに留まっています。これで、このスポーツクラブは、今後とも感染対策をして運営できるのでしょうか。今後の第2波と言われるウイルスの流行は、この程度の知恵と対策では乗り切れないことでしょう。また長期休館の後に閉鎖、というお決まりの流れが見えています。ここの会員をいつまで続けるか、また考え出しました。

 帰りは、北大路橋から下流を見ました。

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 如意ヶ岳の大文字山は、雲に覆われています。

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posted by genjiito at 20:39| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年07月08日

京洛逍遥(637)濁流が直撃する賀茂大橋

 今朝の賀茂川と高野川の合流地点の様子です。賀茂大橋の橋桁が隠れそうです。

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 この水の勢いを気にしながら、京阪出町柳駅から電車に乗りました。

 今夜は旅先での一夜です。まさに、久しぶりの小旅行。
 ネット環境が整っていないので、何かと手間がかかります。
 全国の災害情報を気にしながら、明日の仕事の資料を整理しています。
 
 
 
posted by genjiito at 23:56| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年07月07日

京洛逍遥(636)水嵩が気になる今日の賀茂川

 全国各地で豪雨が甚大な災害を引き起こしています。
 目を覆うばかりの情報に接するたびに、新型コロナウイルスとはまた違う心配事に気持ちが揺れます。自然との闘いを実感する日々です。

 今日の賀茂川の様子を記します。

 北大路橋から北山を望みました。

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 中洲に樹木が生い茂って大きくなり、川を塞いでいた姿が一変しています。今日は水嵩が増したこともあり、浮き島もなくなり、一見してかつての水が豊かに流れていた時のように見えます。しかし、その水の勢いとその水の色は、穏やかに流れるいつもの川とは表情からして違います。何かに怒っています。

 北大路橋の下の散策路は、水が上がってきているので歩いて通ることはできません。
 左手奥の如意ヶ岳の大文字も、雨雲をいただいて靄っています。

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 カメラを左に振り、対岸の半木の道を撮ると、水の勢いがいつもと違うことが一目瞭然です。

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 比叡山の山頂も雲に包まれています。

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 今日の賀茂川は、静かに上流からの加勢を待つかのように、少し不気味な雰囲気を漂わせながら流れています。しばらく雨の予報なので、これで治まってくれ、と願うのみです。
 
 
 
posted by genjiito at 20:54| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年07月05日

京洛逍遥(635)三条東殿遺趾に建つ新装の新風館

 烏丸通の御池を少し下った所には、院政時代の三条東殿遺趾があります。

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 ここには、11世紀初めに藤原齊家の邸宅があり、その後、白河法皇・鳥羽上皇・後白河法皇は院の御所としました。待賢門院もここに住んでいました。平治の乱が勃発したのもここです。

 この場所に、商業複合施設の新風館がありました。それが、2016年3月に再開発のため閉館し、新型コロナウイルスのために遅れたとはいえ、今年の6月に新しくなってオープンしました。
 京都市営地下鉄「烏丸御池」駅の真上にある、木の香漂う建築です。

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 エレベータに乗ると、まずは戸惑いが起こります。

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 旧京都中央電話局と新築棟が結びついた外観も、見ごたえがあります。

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 中には、ショップ、レストラン、シネマなど、20店舗が入っています。
 ほとんどが若者向けのお店ながら、小物などは楽しく見て回れました。
 新しいランドマークの誕生です。
 
 
 
posted by genjiito at 19:59| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年07月04日

京洛逍遥(634)賀茂川の水位が心配です

 九州熊本の水害が気になり、刻一刻と情報が更新されるのを追っています。
 賀茂川のことも気になり、今日の散策ではおのずと水嵩を見ていました。

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 北大路橋の下は水嵩が散策路まで上がっているので、もうすぐ潜れなくなります。

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 足を延ばして、高野川まで行ってきました。
 比叡山は雲を被りながらも、京洛をしっかりと見守っています。

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 これから、不安定な気候が続きそうです。
 新型コロナウイルスの感染が関東で一挙に拡大しているニュースに加えて、雨による災害が拡がらないことを祈る日々となっています。
 
 
 
posted by genjiito at 23:57| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年06月29日

京洛逍遥(633)今年の送り火は炎の点だけになります -2020年-

 お盆の伝統行事として、毎年8月16日には京都五山の送り火が行われています。
 昨年は、2万8千人の人出がありました。
 今年は新型コロナウイルスの対策として、大幅に規模を縮小して実施されることとなりました。
 残念ながら、致し方のないことでしょう。
 京都新聞に掲載された今年の点火予定図は、次のものです。

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 一番人気の大文字の「大」以外は、文字や形のどの部分かすらわからないものです。
 もっとも大きな「大」の文字については、これまでは75箇所に火床を置いての点火でした。
 それが、今年は6箇所だけです。
 今日の如意ヶ岳の「大」の写真に、点火される場所を書き込んでみました。

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 この炎の点では、「大」という文字をイメージするのは難しいでしょう。
 昨年の送り火の様子は、「京洛逍遥(570)満月を戴く大文字の送り火-2019」(2019年08月16日)でご覧ください。
 満月の演出という加勢があったこともあり、記憶に残る祖霊を送る行事となりました。

 戦前の1945年までの3年間だけは、送り火を中止していたそうです。
 一斉の縮小開催は、今年が初めてとなります。
 今年は、葵祭と祇園祭も中止です。
 来年は、ぜひともこのような事態にならないことを、ただひたすら祈るしかありません。
 
 
 
posted by genjiito at 20:32| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年06月28日

京洛逍遥(632)寺町通りの定家邸前で見かけた心無い駐車

 先日まで新型コロナウイルスのために休業中だった、河原町三条にある観光案内所が、今日は開いていました。

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 旅行者にとっては、心強い場所です。ただし、海外からの観光客がほとんどいない今の京都にとって、まだその役割を果たすまでには至っていません。かといって、観光客がどんどん立ち寄るのも、もう観光客はいらないという雰囲気になっている市民感情から言うと、微妙な存在です。当面は、日本に住まう入洛者への案内所として機能していくことでしょう。

 寺町通の中でも、京都市役所の北側の通りを散策してきました。
 西国三十三所の19番札所である革堂は、すでに何度も紹介したので説明は省きます。

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 ここの境内は、いつも花に満ちています。今日も、蓮がちょうど終わりかけで、余香を堪能してきました。

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 境内の奥では、藤袴を守る会が育成する様子が見られました。

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 食事は、革堂から少し下った一保堂の2軒南の「京都寺町ハンバーグ極楽蜻蛉」でいただきました。上品で爽やかなお店でした。注文してからハンバーグを作ってくださるので、のんびりと食事ができます。

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 このお店の真向かいにある古梅園の前には、藤原定家の京極邸の碑があります。しかし、「此附近 藤原定家京極邸址」と書かれた石柱が、その真ん前に車が一台止められていることで、まったく見えなくなっていました。

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 せっかくの歴史的にも由緒のある場所が、気付かれないままに通り過ぎて行く人がほとんどです。心無い一台の車には、運転席に人の姿がありました。他府県のナンバーなので仕方がないというのではなく、観光に来るのはいいとして、最低限のマナーを心得てほしいと思いました。この違法駐車は、発見の旅の楽しさを奪い取る行為です。この方は歴史や文化や文学にはまったく興味も関心もないのでしょう。しかし、この町は、観光を通してさまざまな楽しみを味わえるところです。海外から来ておられた観光客の心無い行為などが、大きな問題となっていました。それに加えて、こうした日本の旅人でも、こうした非常識な行為をする人が今もいるのです。残念なことです。

 夕方、賀茂川散歩に出かけました。
 中洲がどんどん大きく拡がっています。
 これから雨などが気遣われるので、早急に手を打ってもらいたいと思っています。

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posted by genjiito at 22:02| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年06月25日

京洛逍遥(631)恵文社一乗寺店で本との出会いを楽しむ

 今日の午後から大雨になるようです。
 玄関先の花は、日増しに彩りを増しています。

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 降り出さない内にと、ウォーキングを兼ねて買い物に出かけました。
 高野川から望む比叡山は、今にも雨雲でスッポリと覆われそうです。

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 左端には、京都五山の送り火「妙法」で知られる「法」の字が、山肌にかすかに認められます。

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 行きたかった書店、恵文社一乗寺店に行き着く途中で小雨がパラつき、すぐに強い雨となりました。

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 この恵文社一乗寺店は、その品揃えがプロです。全国から本を探しに来られる意味が、この本屋さんの中に入るとわかります。一般の書店と違い、個人では探し切れない本が所狭しと、しかも整然と並んでいます。本棚の前をカニ歩きしながら、これもほしい、あれもほしいと、目移りして困ります。関連する本が、実に巧みに並んでいるので、本を連想ゲームのようにして手に取って確かめられます。贅沢な時間が、2時間近くも、あっという間に経ちます。
 今日は、お店の方が紹介してくださった本も含めて、探し求めていた3冊もの本との出会いがありました。この出会いが愉しくて、本屋さん巡りはやめられません。
 もともと私は、ネットショッピングは頑なにしないことにしています。特に本は、探す愉しみを楽しんでいるので、書名と画像だけでは買いません。本を縦から横から目で眺め、目次を確かめ、パラパラとページを繰って手の感触を大切にして本を選びます。今日は、収穫の多い充実した日となりました。
 
 
 
posted by genjiito at 20:04| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年06月06日

京洛逍遥(630)一週間ぶりの賀茂川は草が生い茂っていました

 昨日まで入院していたので、賀茂川の散策は実に一週間ぶりです。
 河原を吹き通る風は、初秋を思わせる肌寒いものでした。
 河原に出て見ると、浮き島が驚くばかりに成長していて、川を覆い尽くすほどに生い茂っています。

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 京都市の手入れが行き届いた川なので、川岸ではすでに次の対策のための準備がなされていました。
 この川は、平安時代には防鴨河使が守っていたという、町と共に千年以上も流れ続ける川です。防鴨河使については、次の2本の記事に書いています。

「読書雑記(138)西野 喬著『防鴨河使異聞』」(2015年07月29日)

「読書雑記(148)西野喬『壺切りの剣─続 防鴨河使異聞─』」(2015年12月11日)

 川の水の流れには、勢いが感じられません。

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 植物園側の半木の道を流し撮りしました。

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 これから夏を迎えるので、水の流れの確保をお願いしたいものです。

 いつもなら何ともないお決まりのコースを歩きました。しかし、昨日退院したばかりの病み上がりということもあってか、外歩きに慣れないための疲れが出てきました。こうしたリハビリの生活を続けます。
 
 
 
posted by genjiito at 20:27| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年05月27日

京洛逍遥(629)秋を思わせる涼風に憩う鳥たち

 河原を吹き抜ける風に、初夏というよりも初秋を思わせる涼しさがありました。
 河原には、今日も多くの人が集まっています。
 圧倒的に若者が多いのがここ数日の特徴です。
 中年世代は先週から仕事が始まり、学生生徒は来月から学校が始まるのを待っているからでしょうか。

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 如意ヶ岳の大文字は、いつものように賑わう河原を見下ろしています。
 出番の送り火までは、あと2ヶ月半です。

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 急に飛び立った鷺が、ダイナミックな着地を見せてくれました。

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 川沿いの散策路に負けず劣らず、鷺や鵜や鴨が多く見られた夕方です。


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 新型コロナウイルスもなんのその。
 みんな元気です。
 
 
 
posted by genjiito at 19:11| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年05月26日

京洛逍遥(628)緊急事態宣言解除後の三条界隈を歩いて思うこと

 一日の内に、何回か検温をすることが日課となってきました。
 昨夜、寝る前の検温で37度2分となり、大急ぎで水分補給をしました。そして、麦茶を作って枕元に置きました。新型コロナウイルスで診察を受ける基準の中に、根拠は薄弱ながらも37度5分というものがあったことを思い出しました。すでに高齢であり糖尿病患者であるという、3つのチェック項目の2つをクリアしている身としては、残る発熱が一番の問題です。その発熱の基準値が37度5分だったので、緊急事態宣言が解除されたとはいえ、気を緩めるわけにはいきません。明け方までは熱が37度を往き来し、なかなか下がりません。7時過ぎにようやく下がりました。今日は、予定では箕面キャンパスの研究室で仕事をすることになっていました。しかし、大事に至らないためにも様子を見ることにして、これまで通り外出は自粛し、その旨の連絡を研究員の方にしました。頼りになる協力者が私の研究を支えてくださっているので、どのような状況下でも心強いことです。
 午後になって体調が落ち着いてきたので、運動を兼ねた散策として、いつもの賀茂川散歩ではなくて、小雨の中ながらも少し足を伸ばして河原町三条まで出かけました。
 乗った市バスが、大きな荷物を持った観光客に対応する仕様となっていました。
 座席は窓側に1列に切り詰めて、進行方向に向かって並んでいます。1台に座れるのは20名までです。これまでは、25〜28名くらいだったでしょうか。さらには、真ん中の乗り口のすぐ前に、荷物置きのスペースがあります。これまで通り、運転席の後ろにもあります。座席が窓際に押しやられたことに加えて荷物置き場を確保したことで、車内の床面の広さがこれまでの3倍以上は確保できています(素人の感覚でのものです)。これで、あの巨大なキャリーバッグなどを持ち込む観光客の対策にはなります。
 もっとも、乗客を犠牲にしたこの処置は、京都の今後の観光を見直してのものではありません。とにかく、観光客と地元住民の不満の折衷案に過ぎません。多分に、これまでの観光パターンを守ってのものであり、やはり依然として住民には我慢してもらおうという方策に変わりはないのです。しかし、世の中は新型コロナウイルスの問題で、これまでの観光というものを根本的に考え直す状況になりました。今日の市バスは、その意味では、過去の観光のイメージの延長での対処に留まるものなのです。
 日本の観光学は、まだまだ未成熟な学問だと思っています。新型コロナウイルスという感染症の問題が出来し、観光というものの抜本的な見直しが必要となった5ヶ月前から、観光学というものに対しても新たな見直し、再考が求められるようになったはずです。これまでが、あまりにも右肩上がりの、海外からの観光客を引き込む観光に終始していたのです。そのことが、今や完全に瓦解しました。これで観光学は、これまでの負の遺産を背負うことなく、ゼロから考え直せばよくなりました。これまでの無策に対する反発力を有効に利用して、新しい学問として出発できることはいいことだと思います。まさに、境界のない隣接諸科学を引き込み、柵のない学際的な展開が可能となります。これは、さまざまなチャンスを生み出すことでしょう。
 そのために、これまでの経緯と体験を保守しようとする方々は、いろいろと反発を抱かれることでしょう。しかし、そうした考え方や意見をも聞き入れることで、よりよい案が生まれることは確かだと思います。今後の観光学の進展が、大いに楽しみになります。そして、そうした議論が、京都の観光に新しい視点を導入した施策につながるはずです。今日の市バスが、今では後ろ向きの対処だったことを目の当たりにして、これも議論の上での実例として活かせる意義を見つけた思いがしました。
 河原町三条周辺の人出は、思った通りで活気が感じられました。これまでは、海外からの観光客8割に日本人が2割と言われていました。その8割を占めていた海外からの観光客がゼロにリセットされた姿が、今の河原町三条の現状だと思われます。今を措いては、これからの京都の観光を考えるのにいい時期はありません。今の実態を踏まえて、これまで観光客を当てにして商売をして来られた方々の視点だけで観光を論ずるのではなくて、この街で生活をする人々のことも考えた観光行政の検討が始まることを歓迎します。そのためには、混乱もあることでしょう。これまでの平和な時代を懐古して保身に走る意見も多く飛び交うことでしょう。そんな時には、若者の意見を聞くべきだと、私は思っています。もっとも、京都の若者は、青春の一時期を京都に居候する学生が多いので、その点を割り引いての若者の意見の集約が大切だと思います。
 河原町三条は、安売りのお店が増えてきたように思います。今日も、全国展開をしている安売りの大手が、来月からの出店で着々と開店の準備をしておられました。こうした、安売りを謳うお店やファーストフード店が多くなっていることは、多分に、観光客の懐と、学生の生活に迎合してのお店の変遷の一つだと、勝手に思っています。しかし、京都は自然淘汰の激しいところで、毎日のようにお店の消長が見て取れます。その点では、老舗の書店である丸善が入っている KYOTO BAL は、上品で気持ちのいい区画となっています。こうした両面からの街造りが、これからの新しい京都を作り上げていくことでしょう。常に最先端を突き進む中で、千年以上の街を展開してきた所なので、また新しい京都が生まれ変わることは楽しみです。無責任ながらも、新しい流れに協力したいと、勝手な思いを抱いているところです。
 
 
 
posted by genjiito at 21:18| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年05月24日

京洛逍遥(627)まだ人出が多い河原と新緑の比叡山

 関西の三府県は、3日前に緊急事態宣言が解除されています。しかし、多くの方々が賀茂川に出かけて来ておられます。この混雑は、外出を自粛する用心深さがこの2ヶ月間で身に付いたことの現れです。第2波を招かないようにと、自然と近場で休日を過ごしておられるようです。
 北大路橋から下流、葵橋の方を見ると、こんな様子です。いつものように、鳶がお弁当を狙っています。左端が大文字の如意ヶ岳です。

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 上流は北山を望めます。とにかく、人出の多さには驚かされます。新型コロナウイルスの騒動の前は、ここを散策する人はこの4分の1もなかったように思います。

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 地下鉄北大路駅の上のショッピングセンターのテラスから、右に如意ヶ岳、左に比叡山の稜線を眺めました。

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 特に比叡山は、新緑のグラデーションが楽しめます。

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 如意ヶ岳から比叡山、そして北山と、これからますます緑が微妙な色の変化を見せてくれます。初夏と秋は、市街を囲む山々が色彩のキャンパスとなります。飽きることがありません。

 帰りに、北大路橋の西詰めにあった古書店が廃業となった姿を間近に見ました。

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 お店の中には、うずたかく古書が積み上げられていました。昔ながらの古本屋さんです。しかし、本の入れ替わりもなくなり、最近は入って古本を探すこともなくなっていました。歴史や芸術など、文化的な分野の専門的な本が集まっていた古書店でした。近くに大学がいくつか寄り集まっている地域とはいえ、本はなかなか動きません。大学の紀要や報告書は本の山の下や隅にかためられていたので、取り上げて手にするのも大変でした。固い内容の本や雑誌を置く古書店は、今どき貴重だと思っていました。そこへ、新型コロナウイルスの影響もあったことでしょう。先日、本を持ち出しておられた時に、入って見ようとして諦めました。文化を支えてきたお店とのお別れは、お付き合いは浅かったとはいえ寂しいものです。
 そういえば、我が家が賀茂川の右岸から左岸に引っ越しをした時、大量の本の処分をこのお店に相談しました。しかし、すでに経営の方針が決まっていたようで、引き取っていただくことは叶いませんでした。結局は、廃品業者の軽トラックで本をゴミとして処分してもらいました。片っ端から本を荷台に投げ入れたあの日の自分の姿は、思い出したくありません。何の本かがわかるとつらいので、ケースから出さず、背文字も見ないようにして、どんどん荷台を一杯にしてから出発してもらいました。以来、本という物は何かを、真剣に考えるようになりました。専門書は、とにかくその扱いが難しいものです。
 駅周辺の周りでは、さまざまな業種のお店が閉店や移転をされています。それが、日ごとに増えています。アーケードの通りの様子が、これからまだまだ変わりそうです。街並みも暮らし方も、これから大きく変わる予感がしています。来月6月が、その変化のピークになるのではないでしょうか。いい方向に変わっていくことを願っています。
 
 
 
posted by genjiito at 20:57| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年05月18日

京洛逍遥(626)整備前の鴨川公園(葵地区)

 賀茂川と高野川が合流する賀茂大橋の北側に、鴨川デルタといわれる憩いの場があります。
 そのさらに北側に、鴨川公園の葵地区と呼ばれる一角があります。
 次の写真の右端に、下鴨神社へ続く鳥居が見えます。この一帯から北が糺の森です。

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 この狭く北に延びる一帯が、鴨川公園の葵地区です。

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 次の塀の右側が、旧三井家下鴨別邸の敷地で、小さな川が泉川です。

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 さらに北に向かって狭い道を通って公園を出ると、葵橋と家庭裁判所があります。

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 この狭い公園は、糺ノ森の木立が生い茂り、寂しい小暗い場所でした。
 そのため、広く活用してもらうようにと、「鴨川公園(葵地区)整備計画」が策定されました。2022年に完了する予定となっています。
 京都府のホームページ(https://www.pref.kyoto.jp/koen/news/kamogawakouen-aoichiku-seibikeikaku.html)には、その内容が次のように記されています。

クロマツなどの歴史的な樹林を活かした景観形成

クロマツを景観資源として活かし、森のシルエットを維持する。
生垣や低木は剪定や伐採を行い、外部からの見通しを良くし、園内を明るくする。

明るく開放的な広場と園路整備

園路や出入り口などのバリアフリー化を進める。
トイレ、倉庫などを集約し、周辺と調和した、明るく利用しやすい複合施設を整備する。

新たな交流・文化を創出させる環境整備

イベントスペースとしても活用できる広場を整備する。
イベント等に活用できる電源やスクリーン固定具などの整備を検討する。


 さらに、公開されている整備計画のパンフレットも紹介します。

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 帰りの賀茂川では、鷺と鴨が仲良く遊んでいました。
 いつもと変わらない風景です。

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 さて、この葵公園が2年後にどのような姿になるのか、今から楽しみです。
 その時に、これらの写真と見比べたいと思います。
 なお、一昨年の秋にも、この公園を「京洛逍遥(519)改修前の京都府立鴨川公園葵地区」(2018年11月03日)で紹介しています。また、「京洛逍遥(304)京都府立鴨川公園と目玉の松ちゃん」(2014年01月22日)でも、公園内の尾上松之助の銅像のことを書いています。併せてご笑覧いただければと思います。
 
 
 
posted by genjiito at 20:30| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年05月15日

京洛逍遥(625)王朝絵巻さながらの行列がなかった今年の葵祭 -2020

 例年であれば、今日は葵祭の華やかな行列が見られる日です。しかし、今年は新型コロナウイルスの感染が拡大するのを避けるために、斎王代が注目を浴びる行列(路頭の儀)は、残念ながら中止となりました。斎王代も選ばれないままだったとか。最近では、1995年に雨のために中止となっています。
 神事である社頭の儀は、関係者だけで行われるとのことなので、それが終わるお昼前を見計らって出かけました。

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 ちょうど神事が終わり、神職の方々がお戻りになるところが、西の鳥居から姿だけ見えました。

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 楼門に回ると、神事が無事に終わり最後の挨拶をなさっているところでした。

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 葵祭の当日に、このような楼門の姿を見るとは思いませんでした。本来ならばこの時間は、御所を出発した行列が下鴨神社の境内に到着し、ご奉仕の方々や馬などの喧騒に包まれている頃です。

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 光琳の梅には、みごとな梅の実が生っていました。

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 本殿の前の門の様子も、いつもと違います。

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 お守り代わりにお祭りのシンボルをいただきました。

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 境内の「媛小松」も、いつもと違ってお祭りの日ということで神々しく見えます。

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 この横に立つ説明書きを、スマホのアプリ「一太郎 Pad」で撮影して文字をテキストにしました。ほとんど正確に変換してくれます。

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媛小松 マツ科/ヒメコマツ

ちはやぶる 鴨の社のひめこ松
よろずよふとも 色はかわらじ
     藤原 敏行 (古今和歌集)

 賀茂祭(葵祭)、御蔭祭のとき
奏される東游はわが国最古の
歌舞である。
この松は歌の二段目「求め子」で
鴨の社のひめ小松とうたわれた
媛小松である。
 なお「ひめこ松」のひめは
当神社の御祭神
玉依媛命の御名にちなんで
「媛」と記されるようになった。


 葵祭の記念に、宝泉堂の申餅をいただいて帰りました。最近、自宅でお茶を点てて練習を始めたので、ちょうどいいお茶菓子になります。

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 お昼は、下鴨本通りにある千成食堂に行きました。今月の連休明けから新装となったそうです。

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 お店の中に、青伸ホームの花が飾ってあることに気付きました。

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 青伸ホームの青山さんには、賀茂川の右岸からこの左岸の地に移ってくる時に、大変お世話になりました。まだ東京との往き来をしていた時には、折々に自転車で我が家の前を通りかかり、様子を気にかけて見ていてくださいました。今も、時々お声掛けにひょっこりと来てくださいます。何度か上がっていただき、お茶を飲みながらお話をしています。その青伸ホームさんからのお祝いの花を見て、お店の方と青伸さんの話をしました。地元の方とのご縁が、こうして少しずつ拡がっていくのは楽しいものです。

 今週はじめ、5月11日(月)の京都新聞に、同志社大学の垣見さんが連載なさっている「古典に親しむ 万葉集のやまとうた」の第2回目の記事が「賀茂神社」と題して掲載されていました。紹介されていたのは大伴坂上郎女の次の歌です。

 夏四月、大伴坂上郎女、賀茂神社を拝み奉る時に、便ち逢坂山を越え、近江の海を望み見て晩頭に帰り来りて作る歌一首
 木綿畳 手向の山を 今日越えて
   いづれの野辺に 廬りせむ我
         (巻六・一〇一七)


 ここで、賀茂神社と葵祭に関して、次のように説明されています。

題詞によれば、郎女は賀茂神社(上賀茂神社・下鴨神社)を参拝したついでに、山背・近江の国境にある逢坂山を越えて近江の海(琵琶湖)を望見している。
(中略)
 この歌は京都市中心部との関わりも深い。郎女が奈良の地から遠く四、五十キロの道を北上して賀茂神社に詣でたのは、旧暦四月の第二の酉の日に行われる賀茂の祭(後の葵祭)が目的であったらしい。賀茂神社では奈良時代以前から祭日に騎射が行われ、多くの人々を集めていた。騎射は「うまゆみ」といい、葵祭で行われる流鏑馬神事のルーツである。しかし多人数が武器を持って集うことが嫌われ、文武二(六九七)年以降、禁じられたり山背国の人のみの参加に制限されたりしながら、天平十 (七三八)年には乱闘しないことを条件に解禁されている。坂上郎女の歌は天平九年の作と見られるが、解禁前でも他国からの見物人が絶えないのが実態だったのだろう。平安京がまだ存在しない天平の時代に、奈良の都びとが鴨川のほとりを旅した折の作である。


 奈良時代の歌人が賀茂祭(今の葵祭)を見に来ていたことを知り、驚きと共に新鮮な知識と接する機会になりました。長い時間の流れの中で、人々が生きていた証しを確認し、その地に今自分が立っていることの奇縁を感じています。
 
 
 
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2020年05月12日

京洛逍遥(624)久しぶりに研究室へ行った帰りの河原町

 箕面キャンパスにある大学の研究室に行きました。1ヶ月半ぶりの遠出です。
 道中の2時間は、いつもよりも緊張しました。しかし、人が少なかったので一安心。
 往きの市バスは、平日の朝8時前後ということもあり、半分以上の席は埋まっている状況でした。かつてのように、立っている人はいません。阪急電車は、3分の1以下の乗客です。通勤の方がほとんどのようです。大学行きのバスは、私を含めて3人。授業がないので、こんなものでしょう。
 研究室は、3月下旬のままで迎えてくれました。会社や学校で、休業や留守を狙った盗難があると聴いていました。しかし何の変化もなく、安心しました。
 新年度はメンバーの増員もあるので、机などの配置替えをしました。無事に来月から研究室が使えるようになれば、8名が90平米の部屋で科研研究の業務に就くことになります。この空間であれば、3密はクリアできます。今の在宅勤務が一日も早く終わり、みんなが寄り集まって、これはどうしようか、どこかにこんなものはないだろうか等々、ああでもない、こうでもないと、情報交換をしながら、手探りながらも手応えのある仕事をしたいものです。
 帰りは、帰宅の人混みをさけるために、いつもより少し早めに研究室を出ました。といっても、2時間に1本のバスに乗るので、少し早めといっても選択肢は一つ前の便しかありません。
 帰りは、来る時よりもさらに人が少なかったので、人混みを心配することはありませんでした。
 河原町のバス停では、カメラを左右に振っても、視界に入る人はまばらです。

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 周辺のお店はほとんどがお休みなので、ブラブラすることもなく、すぐに来たバスに乗って帰りました。味気ない道中となった、久しぶりの遠出です。気を緩めると感染が拡がるので、これくらいを維持しつづけることが肝要のように思われます。第2波、第3波が話題になっている中であっても、とにかくこの第1波をやり過ごすことに専念したいものです。
 
 
 
posted by genjiito at 20:32| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年05月09日

京洛逍遥(623)白川疎水を高野川まで歩いた後はお茶のお稽古

 白川疎水の始発点は、南禅寺の水路閣です。そこから流れは北上して哲学の道や銀閣寺、そして一乗寺を経て西に流れを変えてからは高野川を潜り、後はさらに西の賀茂川に向かって流れます。
 我が家の近くを通る白川疎水の「しもがも 葵の小径」については、「京洛逍遥(604)「しもがも 葵の小径」の桜 -2020-」(2020年04月02日)で紹介しました。
 この疎水は、賀茂川左岸からサイホン式で川を渡ると、紫明通を伏流して堀川通に至ります。
 今日は、その白川疎水が賀茂川の手前で地下に潜る下鴨中通りから南禅寺に向かって、逆コースで歩くことにしました。

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 ただし、午後は雨という天気予報なので、降り出したら引き返すという心づもりの散策です。
 その前に、和菓子屋さんの笹屋吉清で、お茶用のお菓子をいただきました。
 まずは、「しもがも 葵の小径」から高野川までを歩きます。
 疎水通には古い佇まいの家が多いので、いつもとは違う散策です。

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 疎水の遺構とでもいうべき煉瓦積みの水路も、突然顔を見せます。

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 このまま東へ向かって進むと、高野川にぶつかります。比叡山が迫っています。

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 このすぐ近くには、洛北阪急スクエアがあります。昨冬まではリバーズ京都(カナート洛北、ホテルアバンシェル京都)と言っていた商業施設です。ここには、よく買い物に来ます。
 そろそろ天気が怪しくなってきたので、高野川を渡ったその先はこの次ということにして、引き返すことにしました。
 帰ってから、久しぶりにお茶のお稽古をしました。お菓子は、散策に行く時に買い求めた笹屋吉清の和菓子です。
 お茶は、2月2日にお稽古に行って以来です。3ヶ月も前のあの日は、「大和平群で丸卓を使ったお茶のお稽古」(2020年02月02日)に書いた通り、まだ外出自粛の緊迫感は薄かったように思います。何もなかったからいいようなものの、今から思えば冒険でした。
 こんなに間が開いたのは、東京にいた頃以来のことです。仕事が忙しくて、京都と東京の往き来に追われ、奈良まで行く余裕がなかった時でした。東京を引き上げて京都に帰ってからは、体調を崩しても1ヶ月以上も間を空けたことはありません。それが、行きたいのに外出自粛で行けないという状況で、何度も和菓子だけは手に入れても、道具を出してのお稽古にまではいきませんでした。
 これではいけないと思い、今日は時間を作りました。しかし、情けないことに基本的なことからして、きれいさっぱり忘れています。妻に教則本を元にして流れを読み上げてもらいながら、そうか、そうだった、と呟きながらのお点前となりました。近在の笹屋吉清のお菓子と一保堂の抹茶ということで、点てる腕はともかく、お茶はおいしくいただきました。道具はこのまま出しておき、また近々点てたいと思っています。ということで、ぶざまなお点前だったので写真はありません。
 
 
 
posted by genjiito at 18:50| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年05月08日

京洛逍遥(622)新しくなった半木の道の丸太の腰掛け

 半木の道の散策路に置かれている丸太の腰掛けが傷んだため、取り換え中だったことは4月21日の記事で書きました。

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 その腰掛けが、この連休中に新しくなりました。
 爽やかな木の香りがします。

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 この近くには、こんな石碑があります。

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 花ひらを
  浮かへ
きらめく
  鴨川
 永遠の流れ
     を
  子らに残さん


 今日は、連休明けとはいえ、多くの親子連れが水遊びを楽しんでいます。

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 向かいの右岸では、テントを張って子供たちを遊ばせておられます。
 こうした風景は、出雲路橋の下流では、河原が広いこともありたまにあります。しかし、この北大路橋の上流で見るのは初めてです。

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 明日からの週末は天気が思わしくないようなので、人出は少なくなることでしょう。
 出町柳の三角地帯から南は若者たちが、その北は家族連れが集まったゴールデンウィークでした。
 
 
 
posted by genjiito at 20:49| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年05月05日

京洛逍遥(621)いつもと違う洛北と菖蒲の湯

 今日も、河原でお弁当をいただきました。
 出雲路橋を渡って右岸を下り、毎年お盆に京都五山の大文字の送り火を見る場所に腰を落ち着けました。ちょうど木陰でもあり、心地よい風を満喫しながらのお食事です。目の前には、風を受けて雄大に泳ぐこいのぼりが元気をくれます。

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 如意ヶ岳の大文字山には、人影が認められます。一度登りたいと思いながら、いまだ果たしていません。今年の夏は、悪疫退散を願い、登頂を試みたいと思っています。

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 出町柳の、賀茂川と高野川の合流地点である飛び石では、多くの親子が水遊びをしています。

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 帰りのバスは、誰も乗っていません。走る車が少ないせいもあり、停留所に早く着きすぎるのでノロノロ運転です。前に別系統のバスがいたこともあり、少し早足の人と同じスピードです。のんびりしたバスでした。これもいいものです。

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 葵祭の行列で賑わう賀茂街道も、ほとんど車の姿がありません。今年の葵祭は行列がないそうなので、寂しい新緑の街道です。

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 今日5日は端午の節句です。お風呂には菖蒲を浮かべました。

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 無病息災を祈り、新型コロナウイルスの収束を願うのみです。
 
 
 
posted by genjiito at 20:37| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年04月28日

京洛逍遥(620)出雲路橋から東山を望む

 昨日と今日は、共に一日8,000歩以上歩いています。
 かつては、一日1万歩以上を目標にするように、と言われていました。しかし、最近の考え方では、6,000歩で十分だそうです。
 昨年4月から、毎週2日は箕面キャンパスへ行くようになりました。それまでの通勤時間は片道3時間半、今度は2時間です。いずれも長距離通勤と言えるでしょう。歩数が1万歩以上になるのは明らかな移動距離です。ただし、昨年からは距離の割には極端に歩数が減りました。理由は、自宅のすぐ前からバスに乗り、電車を乗り継いで、またバスで行くと、箕面キャンパスにある研究室の真下に着くのです。そこからすぐにエレベータで6階に上がると、自分の席があります。雨の日でも、傘は要りません。これでは、歩く距離が極端に少ないのは頷けます。その足りない分は、他の日に動き回ることで補ってきました。
 それが、この新型コロナウイルスのお陰で3月から自宅に籠もる日々となり、毎日の賀茂川散歩が唯一の運動の機会となったのです。三条より南に行くことが、まったくなくなりました。3月から4月にかけては、一日4,000歩しか歩かない日々だったので、このところは少し歩く距離を伸ばしています。
 今日は、出雲路橋から鞍馬口まで行きました。出雲路橋の河原から、左に比叡山、右に大文字山を望みます。パノラマモードで撮ると、きれいな稜線が写りました。

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 自宅のお地蔵さんは、二葉葵に身を埋めて顔だけを見せておられます。

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 メダカは、昨年夏には小さかったのに、今では大きくたくましくなりました。

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 ハリネズミのハッチャンは、相変わらずリンゴが大好きです。

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 何の変哲もない環境に身を置き、只管打坐ならぬジッと我慢の自粛生活です。
 この大型連休は、外出を控え、家の近くをウロウロとするだけとなりそうです。
 その分、家の荷物を片づけることと、やりかけの仕事の整理に励む、またとない機会にしたいと思っています。
 
 
 
posted by genjiito at 21:16| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年04月26日

京洛逍遥(619)散策する人で大賑わいの半木の道

 ゴールデンウィークに入った日曜日の今日は、半木の道にも人が大勢集まりました。「賀茂川茶店」などのイベント以外でこんなに人が集まったのは初めてでしょう。

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 みなさん、自宅待機にも飽き、気候もいいので出かけて来られたようです。いつもなら、三条周辺までなのに、さらに北上して北大路橋から北山大橋にまで伸びて来たようです。

 数の多さよりも、人が歩く間隔は、これくらいが限界のように思われます。
 今日は、犬の散歩の方と、ランニングの方が特に目立ちました。
 明日からの散策路は、少し考えたいと思います。
 このユルユルの外出自粛の呼びかけの中、みなさんもよく我慢しておられると思います。
 いつ収束するとも知れない、この新型コロナウイルス禍において、さまざまな試みや提案がなされています。今後とも、新しいウイルスなどの細菌との戦いが続きます。新たな戦争に向けて、確かな対処策を一日も早く見つけたいものです。
 最近の私のウォーキングは、2月と3月の一日の平均は6,000歩でした。それがこの4月の平均は4,000歩と、大幅にダウンしています。飽きない、新しい散策路を開拓したいと思っています。
 
 
 
posted by genjiito at 20:01| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年04月25日

京洛逍遥(618)点字ブロックと岩倉川に沿う八重桜やカレーのこと

 地下鉄烏丸線の北山駅から国際会館駅までの2駅を、電車で移動しました。散策のつもりで出かけたはずです。しかし、少し距離がありそうなので、途中から気が変わって電車にしたのです。不要不急の外出だとお叱りを受けそうです。それでも予想通り、各車輌には一人いるかいないかでした。新型コロナウイルスの感染予防のため、外出自粛は徹底しています。

 国際会館駅の改札から地上までの通路は、こんな通行区分になっていました。

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 おそらく、視覚障害者のための黄色い点字ブロックを最優先にしたための区分けなのでしょう。それにしても、写真右側の改札口に向かう通路の狭いこと。一人分の肩幅しかないので、前の方がゆっくりと歩いておられると、後ろから来る方は追い越すこともできず、ストレスが溜まることでしょう。地上に行く通路は、その升目を見ればわかるように、3倍の広さがあります。高齢化社会となり、スローな人たちが社会を構成することに、まだ思いが及ばない頃に作られた通路なのでしょう。これでは、スローライフに対応できなので、心地よい社会にはならないことでしょう。
 極端な左通行のシフトなので、その意図を考えました。国立の施設である国際会館があるからでしょうか。車イスのことを考えての配慮なのでしょうか。そうだとしても、これはやりすぎだと思います。
 私は、点字ブロックは過剰に日本中の道や通路に敷き詰められている、と思っています。すでに、「点字ブロックは本当に視覚障害者のための物でしょうか」(2018年10月22日)という記事を書き、その後も折々にこのことを問題にしています。私のこの記事に、目が見えない方々からは理解を示していただいています。批判的なのは、かえって目が見える方々です。点字による案内などの問題点は、またいつかにします。

 さて、地上に出ると、右手に比叡山が大きく迫っています。

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これからは、この山肌の色彩が多彩に変化します。私の部屋からも、この時期になると比叡山から東山に向けて拡がる緑の屏風が、刻々と移り変わっていき、初夏独特の新緑のグラデーションが楽しめます。

 岩倉川の散策路には、八重桜がまだすこしだけ残っていました。

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 昨日までの数日は、寒さに震えていました。そして今日は、ポカポカといい陽気となりました。
 自粛のために、食事をするお店はすべて閉まっています。コンビニでお弁当を買って、公園で食べようと思いながらブラブラしていると、唯一、インド料理のお店が開いているのに出くわしたのです。お客さんは誰もいません。ご主人に話を伺うと、ネパールから来た方でした。デリーの話などをしました。
 ほうれん草とパニールのマサラ料理をいただきました。ただし、パニールではなくて、とろけるチーズを入れたものでしたが。アツアツの焼き立てのナンによく合う味です。私のために、甘い味にしていただきました。
 日本では、パニールになかなか出会えません。東京の越中島にいた時には、門前仲町のインド料理屋さんがリクエストに応じてパニールを使った料理を出してくださいました。インド料理は、京都よりも東京が多いようです。しかし、京都でもがんばっておられます。「読書雑記(80)続木義也『カレーの海で泳ぎたい』」(2013年09月26日)は、お薦めの一冊です。
 
 
 
posted by genjiito at 20:49| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年04月21日

京洛逍遥(617)半木の道で花びらを浴びながらお弁当

 今日も散策を兼ねて、半木の道でお弁当をいただきました。
 何度か使っている腰掛けの一つが、丸太が傷んだのか取り除かれていました。どんな丸太が来るのか、今から新しい丸太の木の香りが楽しみです。

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 今日は、飛び石の場所に近いこの腰掛けにしました。
 向こうに北山大橋が、その奥左には京都五山の送り火で賑わう船形が見えています。
 腰掛けの後ろは府立植物園の境界です。木立の中でもあり、木々と植栽に守られているので、鳶に食べ物を攫われることはありません。安全なスペースです。そして、かすかに木々に残っていた花びらが落ちてくる中での食事です。

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 右岸から、飛び石伝いに川を渡ろうとなさっていた方がいらっしゃいました。中程でしばらく佇んで思案した後、もう少し進んでから諦めて引き返して行かれました。

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 昨日の記事に掲載した若者たちの写真にあるように、左岸の飛び石は冠水しているので渡れないのです。昨日よりも水の量は少ないので、靴が濡れることを我慢すれば渡れなくもありません。しかし、遠来の方でしょうか、覗き見ですみません、慎重な方のようです。またの機会に挑戦してください。
 お弁当をいただきながら、どうなさるのか我が事のように気を揉んで見ていました。

 鷺の親子連れは、外出自粛など関係ないので、いつものようにのんびりと川遊びをしています。

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 汗ばむほどに暑かった河原が、しばらくすると急に肌寒くなりました。気温が乱高下しているようです。早々に帰り支度をしました。
 
 
 
posted by genjiito at 20:38| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年04月20日

京洛逍遥(616)葉桜の半木の道を北から下る -2020-

 半木の道の散策は、いつもと違って北山通りの方から入り、北大路橋に向かって下りながら賀茂川沿いを歩きました。

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 昨日からの雨で、水嵩が増しています。若者たちは、元気に飛ぶようにして石を渡るのかと思いきや、すぐに諦めて行き過ぎました。楽しみにしていたのに、拍子抜けです。

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 葉桜の新芽があたりの色彩を変えていきます。

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 中洲の菜の花が鮮やかです。

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 いつもは、この紅枝垂れを見てから北へ上っていきます。今日は逆のコースで歩きました。

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 これから、新緑の芽がこの半木の道を覆います。
 また来年、刻々と変わるこの色の変化を楽しみたいと思います。
 
 
 
posted by genjiito at 20:49| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年04月17日

京洛逍遥(615)鳶を警戒しつつ鷺と鴨を見ながら河原でお弁当

 今日の天気予報では、午後から曇るようです。お昼は晴れていて温かいので、いつものように河原へ散策がてら、お弁当を食べに行きました。
 近くの公園は、桜吹雪が雪のように降り注いできます。
 写真ではよくわからないものの、顔に大量の花びらを浴びました。

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 今日の河原は、心地よい風で、雀がいつもより多く寄ってきました。

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 河原の桜は、もう葉桜です。

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 上空は、お昼時ということもあり、鳶がお弁当を狙っています。

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 目的が定まると、急降下して襲います。睨まれたら逃げられません。

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 そんなことはお構いなしに、鷺は自分の餌を探しています。

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 弁当を食べている目の前は、こんなに開放的です。

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 一羽の鷺がこちらに向かって来ます。鳶とは違うので、こっちこっちと呼びたくなります。

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 目の前で、見事な着地を見せてくれました。

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 やがて、鴨のお通りです。

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 別の鷺が来ました。これも、見事な着地です。

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 自宅の玄関先では、チューリップが咲いています。

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 今日の全国緊急事態宣言を受けて、京都は明日から休業要請がなされます。
 外出自粛に加えて、街のお店などが休むと、ますます寂しくなります。中小の事業者も、やりくりが大変です。私が代表となっているNPO法人〈源氏物語電子資料館〉は、葵祭関連の初夏のイベントなどはすべてパスしました。日比谷図書文化館と〈紫風庵〉での『源氏物語』を読む会も、休会が続いています。今は、在宅でできる『源氏物語』の本文データベースの作成に専念です。
 観光客がいなくなり、本来の京都らしい街になった代わりに、街の活気がなくなり、多くの方々の生活が厳しくなりました。観光公害を議論しだした矢先に、この新型コロナウイルスによる問題が出来しました。まずは、生活最優先で取り組むことです。そして、そのメドが立つことが見え出してから、これまでの観光都市としての京都のありかた話し合うことになります。無闇矢鱈と観光客を呼び込むこれまでのやり方について、あらためて考えることになりそうです。
 
 
 
posted by genjiito at 22:11| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年04月15日

京洛逍遥(614)散り初めの桜を見ながら出雲路橋から賀茂大橋へ

 自宅近くの公園の桜が散り始めました。

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 今日の散歩は、まずは賀茂川縁で弁当を食べてからです。
 目の前では、鴨たちが隊列をなして潜ったり浮き上がったりしています。
 人文字(鴨文字?)を作りながら、行ったり来たりしていました。

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 時々、変体仮名の文字と見紛うばかりの、みごとな形の仮名文字を見せてくれます。
 この右にいた一団と合体すると、複雑な変体仮名ができたりします。
 鴨たちの思いはよそに、お弁当をいただきながら、結構楽しめました。
 すぐ下流では、鷺の親子が飛び合いをしていました。

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 出雲路橋を、北山を背に振り返ってみました。

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 さらに南下すると、葵橋に行き合います。

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 すぐに出町橋となり、ここから上にあがります。
 このまま真っ直ぐ進むと、賀茂川と高野川とが出会う三角デルタとなり、行き止まりです。

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 この出町橋は、写真の左側(東)で河合橋とつながっています。
 その次が賀茂大橋。

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 賀茂大橋から振り返って北山を望むと、この出町橋と河合橋の様子がよくわかります。

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 写真にも写っているように、上空では鳶が食べ物を狙っています。
 多くの観光客が、手にしたアイスクリームやたこ焼きを、急降下して襲う鳶に取られています。
 私も何度か体験したように、お弁当を無用心に広げていると、後ろから襲って来て摑み取りされます。特に、この出町橋の辺りが一番の被害地となっています。私は、この出町橋で2度、出雲路橋で1度、鳶に襲われました。手にしていた食べ物を攫うときに、顔を羽で叩かれるので、結構ショックが大きいものです。背後に木や壁があると大丈夫です。このあたりを食べ物を持って散策される方は、十分にお気をつけください。
 
 
 
posted by genjiito at 19:51| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年04月14日

京洛逍遥(613)葉桜となる前の半木の道 -2020-

 私が好きでいつも撮影している木々が散り初めていく様子を、写真を通してお伝えします。
 本文の中で表示している写真は、少し大きめのサムネイル(縮小画像)です。
 この画像をクリックすると、さらにきれいな精彩写真が表示されますので、ゆっくりとご覧ください。

 賀茂の河原に出てすぐに、川下の出雲路橋の方を見たところです。
 葉桜が、しだいにきれいになっていきます。
 これから日ごとに、若葉や新芽が萌え出す季節になります。

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 川上の方、北山を望む半木の道の枝垂れ桜は、すでに散り出しています。
 河原の今を写しました。

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 私のブログは、海外の方々もたくさんご覧になっています。
 京都のことばかりではなく、今の桜の様子も知りたいという方も多く、それを楽しみにしておられるようなので、このところはそれを意識して桜情報をお伝えしています。
 
 
 
posted by genjiito at 22:54| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年04月11日

京洛逍遥(612)半木の道の桜は8分咲き -2020-

※本ブログの写真はクリックすると精彩な画像となります。

恒例となっていた「鴨川茶店」が、今年の開催は中止となりました。

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 去年は、ちょうど今ごろの4月7日にありました。ブログの記事を参照願います。

「京洛逍遥(536)河川美化啓発活動「鴨川茶店」」(2019年04月07日)

 売茶翁の碑があるところに咲く桜が、半木の道の一番南に位置していて、堂々と道案内役を果たしています。

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 満開までには、もう少しです。比叡山は、今日も後ろで見守ってくれています。

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 植物園沿いの半木の道では、花が零れかかっています。

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 鴨たちは、大はしゃぎで食べ物を探しています。

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 散策路も、人と自転車で賑わってきました。

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 目の前を鷺が飛んで行くので、思わずシャッターを押し続けました。

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 西側の飛び石越しに半木の道を見ると、一昨年の台風で木々が折れたり倒れた様子を思い出させます。その惨状は、「京洛逍遥(513)崩れた半木の道の枝垂れ桜の棚」(2018年09月16日)で報告した通りです。
 次の写真で棚のないところは、手当てを受けている桜たちです。

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 ゆったりとした川の流れは、北大路橋から出雲路橋へ、そして葵橋へと下っていきます。
 この橋から上流の半木の道が枝垂れ桜、下流がソメイヨシノにわかれています。

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posted by genjiito at 19:25| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年04月09日

京洛逍遥(611)高野川の桜越しに望む比叡山と不自然な自由空間

 大阪府知事は、近隣の県や市からの流入は遠慮してほしいと宣言しておられます。京都市長も、近くの府県へ出向くことは控えてほしいとの要望を出しておられます。京都市に住まいを置く私は、本来ならば大阪府箕面市にある研究室に行かなければなりません。しかし、今の状況では出かけることもままなりません。そのために研究室は、5月6日までは閉室にしました。科研の研究協力者である研究員やアルバイトの学生さんたちは、大阪府・兵庫県・奈良県から来ていただいています。また大学側は、学部学生・大学院生の登校禁止という通達を出しています。個人の健康と感染の拡大を考えると、研究室の閉室という選択肢しかありません。今は、これまで調査研究してきた情報などの整理を、在宅で行なってもらっています。
 こうした新型コロナウイルスに関する情報に敏感に反応しながらも、私は毎日1時間の散策を心がけています。外出の自粛という事態の中でも、日々の買い物に出かけるついでに、運動不足解消のためにも、西へ東へ南へ北へと出歩いています。桜を求めて歩いて行ける場所も、しだいに少なくなりました。これからは、散りゆく桜の様子をお届けすることになりそうです。
 今日は、東に向かって高野川沿いに行き、比叡山を見上げてきました。

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 左端には、送り火の時に「法」が灯る小山があります。
 出町の方角にあたる川下を望みました。左側の建物が、最近改装なった大型ショッピングセンターです。

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 休憩と買い物をかねて、その洛北阪急スクエアに入りました。フリースペースでは、イベントができないこともあり、自由に寛げるように机と椅子が並んでいます。この時期らしく、左右のゆとりが異様なほどにたっぷりと、これでもかとばかりに間隔を空けて配置されています。このような配置にされた意図を、聴いてみたくなります。これも、前後左右2メートルの距離なのでしょうか。こんな時代があったという、貴重な映像資料となります。

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posted by genjiito at 20:08| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年04月08日

京洛逍遥(610)下鴨神社で病魔の退散を願う

 昨日は、賀茂の神様の子供である賀茂別雷大神を祀る上賀茂神社へ行きました。
 今日は、賀茂建角身命と賀茂玉依比売命を祀る親神様の下鴨神社へ行きました。
 下鴨本通りから西参道に入ると、すぐに手水舎があります。昨日の上賀茂神社では、柄杓が置かれていませんでした。しかし、この下鴨神社では、いつものように柄杓があります。それぞれの考え方で、こうした対処の違いがあるようです。

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 西の鳥居から入ると、境内には巫女さんが一人だけ、窓ガラスの拭き掃除をなさっていました。参拝者はほとんどなくて、私を含めて三人ほどでした。こんな下鴨神社は初めてです。

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 南口の鳥居から楼門を見ても、一人だけしか見当たりません。

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 振り返って表参道を見ました。千年の杜である糺ノ森には、身が引き締まります。

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 このすぐ左手前に、また手水舎があり、ここにも柄杓はありました。

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 そのすぐ側を、ならの小川が流れています。昨日の上賀茂神社のならの小川がここに至っていることになるのでしょう。

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 橋の袂には、説明版があります。

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 平安期の流路は、瀬見の小川と言われる川となって、賀茂川と高野川の合流地点へと流れていきます。

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 千年の太古を今に残す糺ノ森で、陽光と涼風の空間に身を置くことになりました。新型コロナウイルスという病魔が、1日も早く退散することを願うばかりです。
 お弁当を持って、賀茂川縁で食事をすることにしました。

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 蓋を開けたと同時に、私の左頬が叩かれ、後ろから低空飛行をしてきた鳶にお寿司を持ち去られてしまいました。あっという間の出来事です。これまでに出町柳で2回あったので、これで3回目です。後ろに壁がある所か、樹の下で食べるようにしています。半木の道には、何箇所もそうした安全な場所があります。しかし、この出雲路橋の周辺は、広いところに石のテーブルやイスがあるだけなので、要注意です。地元民なのに迂闊でした。しかたがないので、自宅に帰ってあらためて食事をすることにしました。返す返すも悔しいことです。
 帰りに振り返ると、私がお寿司を鳶に取られた場所の近くで、親子連れがレジャーシートを敷いて食事を始めておられます。

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 こんな時、「上空を気をつけてくださいね」と声を掛けていいものか迷います。楽しそうに食事をしておられたので、余計なことはしないでおこうと思い直し、我が家に向かいました。ごめんなさい。幸運を祈るばかりです。
 
 
 
posted by genjiito at 20:00| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年04月07日

京洛逍遥(609)上賀茂神社の桜は散り初め -2020-

 いつもの散策の脚を少し延ばして、まっすぐ北山に向かって歩きました。
 上賀茂神社への車道側は、桜のトンネルになっています。

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 ポカポカ陽気の中を歩き、河原に出ました。
 鷺が鴨と遊んでいるところでは、海外からの方がその様子を興味深そうに見ておられました。
 とんと、外国からの観光客を見かけなくなったので、久しぶりの珍しい光景になりました。

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 河原では、今日の日差しの強さに耐えられないのか、鷺も鴨も散策路まで上がってきて日向ぼっこをしています。

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 上賀茂神社では、参詣客はほとんど見当たりません。

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 立て看板の1行目に書いてある「サンズイ」に「力」と「木」を組み合わせた文字は「染」のことで、「感染」という熟語の間違いでしょう。

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 4行目の「飯食」は、「おんじき」とか「いじき」と読むようです。しかし、一般向けの立て看板なので、「飲食」のつもりで書かれたものだと思われます。大急ぎで書かれたのでしょうか。
 境内の手水場には、いつもは竹に渡し掛けてある柄杓が見当たりません。ウイルスの感染を防ぐために、神社の配慮として仕舞われたのでしょう。

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 楼門の前の桜は、散り始めたところです。

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 風そよぐならの小川は、もう初夏の雰囲気です。

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 帰り道は、賀茂川の右岸を歩きました。
 比叡山がくっきりと山頂をのぞかせています。

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 さらに南に目をやると、如意ヶ岳の「大」の字が見えます。

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 今夜、新型コロナウイルスの感染が拡大することに備えて、安倍首相は改正特別措置法に基づいての「緊急事態宣言」を発令しました。これから、未知の社会変動が生起します。冷静に、慎重に判断して行動したいと思います。

 我が家のお地蔵さんは、二葉葵(賀茂葵)に囲まれています。今年から、毛糸の帽子を被っています。マスクは、まだしていません。日々安らかであることを祈るのみです。

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posted by genjiito at 21:13| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年04月06日

京洛逍遥(608)京大病院での検診後は京大キャンパスへ

 糖尿病・内分泌・栄養内科で、定期検診を受けてきました。
 ターミナル駅のようなこれまでの院内の賑わいは影を潜め、ロビーも待合室も人はまばらです。こんな状態の病院は初めてです。ちょうど1ヶ月前には、眼科に1週間ほど入院していました。あの頃は、まだ院内は混んでいました。それが、サーッと潮が引いたように、静かなのです。
 診察1時間前の採血も、人が少ないので順番がすぐに回ってきました。いつもは25分は待ちます。それが、5分ほどでした。
 マスクを着けないで採血室に来た方には、看護師さんが病院で用意しているマスクを渡しておられました。「特別ですよ!!」とおっしゃっていました。確かに、マスクがいまだに一般に入手できない異常な状況下では、病院としても無料で配るのは迷うところでしょう。患者側の意識が問われる問題だとしても、マスクを持参していないのは高齢者や車イスの方々が多いようなので、この対処も大変なことだということがわかります。我が家のマスクもあと一箱なので、他人事ではありません。マスクは、いったいどこに消えたのでしょうか。

 先月中旬に申し込んだ診断書が出来上がっていました。本来なら、診察がすべて終わってから、精算を済ませると手渡されます。しかし、私は京大病院のエクスプレスカードを持っているので、清算が終わっていなくても渡してもらえました。このカードのお陰で、窓口を何度も行ったり来たりしなくてもいいのです。これは便利なカードです。このクレジットカードは、私が無収入の年金生活に入った昨年に作ったものなので、特に高齢の患者さんにはお薦めです。歳と共に、病院などの窓口では、元気な皆さんよりも3倍以上は対応に時間がかかるようになります。その点からも、診察終了後の精算にかかる手間が格段に省けるので、窓口でみなさんの時間を奪い、まわりの方々に迷惑を強いることはなくなります。院内をウロウロする人が減ったのは、この関係もあるかもしれません。

 朝食を抜いて来たので、採血が終わると食事ができます。1階のレストランも、いつもと違ってがら空きです。席についておられるのは、おおよそ席数の1割でしょうか。そのため、注文をするとすぐに持ってきてもらえました。「彩り和朝食」を完食しました。急かされることもなく、ゆったりと1時間をかけていただきました。

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 診察の結果は、ほぼこれまで通りでの対応となりました。
 ヘモグロビン A1cの値は、昨年から以下のように推移しています。
18年11月−19年2月−19年5月−19年8月−19年12月−20年3月−20年4月
   7.6    7.3   7.1    7.3    7.1   7.5    7.3

 いつもよりも測定した間隔が縮まったとはいえ、ほぼ高目で安定しています。消化管がないのですから、血糖値が高めになるのは致し方のないことです。また、これからもこんな調子で生きていきます。まだ、内臓などの耐用年数はもちそうなので、身体全体の寿命はいましばらくは保てそうです。
 それよりも、血尿がでているとのことです。泌尿器科に行くかどうかは、次の精密検査の結果をみてから、という判断になりました。

 主治医の先生には、新型コロナウイルスの話題になると必ず糖尿病のことが言われることをお尋ねしました。わかりやすく説明してくださいました。リスクの高い身体であることを、再確認しました。

 退院後の事務的な対応について、いろいろな書類を持って窓口を回り、その説明を聞いているだけで疲れてしまいました。気分転換の意味もあり、帰りは少し歩いて京大の構内に行きました。
 その手前から吉田神社へ行こうと思いました。

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 しかし、少し行ったら桜がないことがわかり、キャンパス内の時計台を散策しました。

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 あらためてこのキャンパスに入るのは、本当に久しぶりです。
 1995年春に、京大のとある研究室で、モザイクというソフトを通してインターネットというものを体験しました。それに刺激されて、その年の秋に、〈源氏物語電子資料館〉というホームページを立ち上げました。文科系では初めての本格的なホームページだったと言われています。以来、文学と情報処理の草分け的な存在だと言われるようになりました。長尾真先生が総長に就任されるまで、電子図書館研究会に呼ばれたことから、毎月ここに通っていたのは遠い昔のことになりました。例会を開いていた付属図書館には、『源氏物語別本集成』の版下作成プログラムを開発してくださった浅茅原竹毘古さんが、司書としていらっしゃいました。平成25年7月に浅茅原さんが亡くなられた後は、今もそのブログ「MuBlog」(http://asajihara.air-nifty.com/mu/)でお目にかかれます。しかし、「よう てつ」という声は、そこからは聞こえません。この記事の中でも、我が家でお茶会をした時のことが書かれている「小説木幡記:「出町ろろろ」のNDK、あるいは幻の「マツモト模型」店」(http://asajihara.air-nifty.com/mu/2013/04/post-47e9.html)は、今読んでもあの元気だった浅茅原さんが目の前に現れそうでジンときます。とにかく、「NDK:日本文学データベース研究会」(http://asajihara.air-nifty.com/mu/ndk/index.html)というカテゴリーの中の13件の記事は、多くの方に読んでいただきたいものです。草創期の熱気を感じ取ってください。そして、ここに出てくる浅茅原さん以外のメンバーである3名で、当時取り組んでいた『源氏物語別本集成』をご破算にしてその文化資源を引き継ぐ、《源氏物語本文集成》という新たな一大プロジェクトを立ち上げたのです。また、数十年かかります。このプロジェクトに、新たな若者が集ってくることを、今から楽しみにしています。
 
 
 
posted by genjiito at 20:46| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年04月05日

京洛逍遥(607)葵橋あたりの鷺たち

 桜を愛でながら、ブラブラと葵橋まで散策です。

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 鴨の一家は餌探しに懸命です。

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 最近はあまり見かけなくなった鷺が、今日は至る所にいました。いつもの、じっと物思いに耽って佇むポーズではなくて、川面に嘴を突っ込み食べ物を探している姿でした。

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 出町柳に近いこともあり、ソメイヨシノは8分咲きというところです。

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 鷺が飛び立つ姿を写すことができました。

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 優雅なポーズです。
 着水すると、すぐに食べ物を探しだしました。

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 今日は昨日とはうって変わって、手がかじかむほどに肌寒い一日でした。出歩くことを自粛する機運が強まったせいもあってか、花見をする人はまばらでした。

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posted by genjiito at 20:17| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年04月04日

京洛逍遥(606)半木の道の枝垂れ桜はやっと5分咲き

 半木の道はポカポカ陽気で風もなく、多くの花見の人々が集まっていました。
 学生や親子連れなどが、週末ということで待ちかねて出てこられたようです。

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 不要不急のお出かけは自粛を、という呼びかけは、今日のお花見客には効果がなさそうです。
 いや、これでいいのかもしれません。
 戸外での絶好のお花見日和なのですから。
 いま強引に規制したら、不満が別の形で噴き出しそうです。

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 鴨たちも、のどかに春の到来を喜んでいるようです。

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posted by genjiito at 20:20| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年04月03日

京洛逍遥(605)半木の道の枝垂れ桜はまだ4分咲き

 夕焼け空を見ながら、半木の道を散策しました。

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 上空には鷹でしょうか、大きな弧を描いて飛んでいます。

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 平安神宮からもたらされたという、一番南に咲く桜の後ろには、売茶翁の碑があります。

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 いつものように比叡山を背景にする花は、ほぼ咲き揃いました。

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 北山を望むと、枝垂れ桜が咲き出したところです。

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 飛び石から南を見ると、右岸と左岸で桜の種類が違うことがわかります。

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 半木の道の満開は、少し遅れて、来週にずれ込みそうです。
 
 
 
posted by genjiito at 20:23| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年04月02日

京洛逍遥(604)「しもがも 葵の小径」の桜 -2020-

外を出歩くのは控えてほしいとのことなので、このところは近くの桜を見て回っています。
 白川疎水通りに、「しもがも 葵の小径」という散策路があります。

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 石柱の側面にはこんな歌が刻まれています。
さくら咲き ほたるび探し もみじ燃ゆ
  こゆき舞い散る 逍遥の道

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 この疎水通りでは、桜と青紅葉の色の対照が楽しめます。

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 今日は、下鴨中通りから疎水通りに入り、洛北高校前までを歩きました。
 雨上がりでもあり、木々の花と葉が爽やかでした。
 
 
 
posted by genjiito at 16:36| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年03月30日

京洛逍遥(603)川沿いの桜を遠望しながら見えない敵と闘い出す

 相変わらず、新型コロナウイルスの猛威を避けるかのようにして、川沿いを散策しています。
 賀茂川右岸から桜の様子を見てきました。
 右に見える如意ヶ岳の大文字山から、その左の比叡山にかけては、8分咲きのソメイヨシノが川沿いの散策路に並んでいます。

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 その大文字山から南、下流の下鴨神社の方角にかけては、中洲がしだいに大きく拡がっています。

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 転じて北山の方は、右岸(写真左側)のソメイヨシノは咲いているものの、左岸(写真右側)の半木の道の枝垂れ桜はまだまだです。これから1週間の色模様の変化が楽しみです。

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 そんな折、近くの大学の学生13人が、海外旅行から帰ってきた学生に新型コロナウイルスをうつされたようです。その学生が、いつも利用する駅の上にある大型ショッピングセンターでアルバイトをしていたとのことで、我が家の近くでも大騒ぎとなっています。ウイルスとの闘いが、身近な問題として襲いかかってきました。
 高齢で糖尿病という2つの危険因子を持つ私は、欠かさず手洗いをして、毎日体温を測っています。見えない敵との戦いが始まりました。
 
 
 
posted by genjiito at 20:40| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年03月29日

京洛逍遥(602)朝夕の半木の道で

 朝夕の賀茂川沿いの桜を定点観測してきました。
 南の出雲路橋を臨む散策路の様子を、朝方と夕方とで並べてみます。

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 比叡山を背景に、すでに咲きそろった木々も、朝夕で雰囲気が違います。

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 今日は少し肌寒かったので、1日の内での違いはあまり見られませんでした。
 以下、夕方の様子をアップします。
 八重の枝垂れ桜で咲いているのは数本で、ほとんどがまだ蕾です。
 この半木の道には紅枝垂れが多いので、来週には見事な桜並木となりそうです。

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 ソメイヨシノは、8分咲きでしょうか。

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 右岸に渡り、対岸の半木の道から北山を望みました。
 北山大橋までの半木の道の賑わいは、今年は自粛という風潮もあり、どうなるのでしょうか。

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 北大路橋の西詰めに咲く山桜は、すでに葉桜となっていました。

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 自粛の指示が徹底したせいか、人出が少ない中での散策となりました。
 
 
 
posted by genjiito at 20:14| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年03月26日

京洛逍遥(601)出町と半木の道の桜

 新型コロナウイルスの影響のため、散策も近場になっています。
 今日は、半木の道から出町柳を歩きました。
 葵橋から北山を望むと、まだ桜が開花し切っていないことがわかります。

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 出町あたりの桜は、半木の道から歩いて20分ほど南ということもあり、開花している樹がいくつもあります。

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 鷺も鴨ものどかに春の陽を浴びています。

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 賀茂大橋の袂でお弁当をいただきました。
 旅行の途中の方が、同じようにお弁当を食べながら、集まってくる雀や鳩や烏に、おかずを箸でつまんで投げ与えておられます。ますます、鳥たちが集まってきます。こうした、無責任な餌付けは、鳥たちの習性を変え、人を見たら食べ物をもらえると思って寄ってくるので、いろいろとトラブルの元です。また、上空から様子を窺っている鳶や鷹の餌食となる観光客も多いのが実状です。私も、何度かこの河原で、鳶にアイスクリームや食事を獲られました。かといって、楽しんでおられる観光客の方に、餌やりはやめましょうと言うわけにもいきません。立て看板など、見ておられないのですから。

 半木の道の桜は、開花しているのはほんの数本です。

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 明日からは雨なので、他の花が咲き揃うのは来週になりそうです。
 
 
 
posted by genjiito at 21:53| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年03月23日

京洛逍遥(600)四分咲きの桜と新聞記事の意義

 半木の道の桜は、昨日よりも花の数を増しています。一番早く咲き出した樹では、今日はもう四分咲きでしょうか。この樹は、ちょうど比叡山を背景にしているので、撮影のポイントにしています。私が好きな山桜は、見上げるような高いところに咲いているので、背景が空の青にしかならないので味気ないのです。撮影に向いた山桜は、また探しておきます。

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 今日の京都新聞(2020年03月23日月曜日)に、いつも楽しみにして読んでいる小林一彦さんの文章が掲載されていました。毎回、「古典に親しむ 新古今和歌集の森を歩く」というテーマで、紙面の3分の2を使っての連載です。今回は47回目で「薄曇り」です。

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 四十七  薄曇り
いま桜咲きぬと見えて薄ぐもり
  春にかすめる世のけしきかな
(式子内親王・春上・八三)

訳 いま桜が開花した、と見えて、空には薄く雲がかかり、いかにも春の季節にかすんでいるような、世のなかのようすだなあ。


 優しい語り口で、毎回わかりやすく『新古今和歌集』の歌を解説してくださいます。お人柄が伝わってくる温かさが感じられるので、幅広い読者を獲得している記事になっていることでしょう。私もファンの一人です。もちろん、国文学研究資料館の委員としてお越しになった時や、大島本の調査を京都文化博物館の地下でやっていた時、指導してくださっていた藤本孝一先生のご紹介で挨拶に来られたことがありました。ただし、分野が微妙に異なることもあり、親しくお話をしたことはありません。

 さて、本日は次のように始まります。

 最近、京都から「薄曇り」の空が消えた。気象庁は、多発する自然災害に備えて人手をさくため、目視から機械観測に替えたという。機械には微妙な「薄曇り」が感じ取れないそうだ。防災情報は大事だが、さびしい気もする。


 まさに、和語の微妙な言い回しを可能とする表現として、「薄曇り」ということばがあるのです。今話題のAIが、これからますます世にはびこります。しかし、流れはそうであっても、機械に頼り切らない物の見方で、日本の文化を次世代に伝えたいものです。今は、そのことが新聞の紙面で問題になっていくのではありません。

 この文章で小林さんは、和歌の機能や役割や心情を、式子内親王と維明親王とのやりとりを通して、その背景にまで言い及びながら丁寧に語られます。そしてその最後は、次のように結んでおられます。

 「いま桜咲きぬ」とは、待ち望んでいた桜の開花宣言である。それを「薄ぐもり」の、けだるい歌によみなした式子の技量は、さすがである。さらに、膨大な桜歌群を、やや重い雰囲気の彼女の歌ではじめた撰者たちの見識も、特筆される。新古今ならではの、美意識の反映であろう。
 人の動きがなくなった春に、「薄ぐもり」のこの歌は、身にしみる。桜は咲いても、もう一つ、心が晴れない。


 時宜を得た、名解説だと思います。
 こうした紙面を通して、新聞の役割を再評価したいと思います。電子版のニュースで事足りるのではなく、事実を伝える役割はもちろんのこと、折々にこうした人の心に感じ入る文章が読めるメディアとして、紙に印刷された新聞が果たす役割は大きいように思います。文字の配置や配列はもちろんのこと、写真も効果的です。
 私は、かつては新聞少年でした。毎朝毎夕、450部の新聞を1軒1軒に配っていました。楽しみにして待っていてくださる方がいらっしゃいました。集金に行った時には、いろいろな話をしてくださる方もいらっしゃいました。電子版は、手軽に大量の情報が手に入ります。しかし、人の手を介して運ばれてくる紙媒体の情報掲載紙の存在は、記憶に残る情報を運ぶメディアとして守り続けたいものです。
 その意味から、この記事の最初に新聞紙面のイメージを揚げてみました。新聞の紙面構成を知らない若者が多いそうです。駅売りではなく、家に運ばれて来る新聞の再評価の一つとして、小林氏の文章は良い例としてあげられると思います。いずれは、このコーナーの記事は書籍にまとめて公刊されることでしょう。そうではなくて、今ここに書かれたばかりの文章で物を見たり考えたりすることも、生きた学習や体験につながることでしょう。
 
 
 
posted by genjiito at 20:55| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年03月22日

京洛逍遥(599)去年よりも5日早い開花宣言

 本日3月22日(日)、去年よりも5日早く、京都地方に桜の開花宣言が出ました。今年の冬は、いつもの年より京都市の気温は2度も高いそうです。明治13年(1880)から観測の記録が残っていて、今年が記録上のもっとも高いものになったようです。
 暖かいことはいいことです。しかし、それも程度があり、暑いところまでいくと大変なことになります。この3月の平均気温も平年より高いようなので、気候変動に関わってまたいろいろな問題が出てきそうです。
 賀茂川散歩で、花が咲き始めた木々を見かけるようになりました。

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 山桜がちょうどいい具合に咲いています。私は、ソメイヨシノよりも山桜が好きなので、うれしくなります

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 この半木の道も、来週には満開となることでしょう。

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 鷺や鴨などが元気に遊んでいます。


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 3連休も終わり、明日からこの河原は、少しは人出も減ることでしょう。
 
 
 
posted by genjiito at 20:53| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年03月19日

京洛逍遥(598)出町柳より鴨川下流の桜が開花

 今出川通の賀茂川と高野川の合流地点には、賀茂大橋が架かっています。いわゆる、鴨川デルタと言われる一角で、そこには、亀の飛び石があります。石の間が広いので、子供は渡るのが大変です。

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 三角州の鴨川公園や鯖街道の起点である出町の桝形商店街を、鷺が興味津々で見つめています。

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 ポカポカ陽気に誘われて、ここは若者たちの憩いの場ともなっています。糺ノ森から北山や鞍馬山の方を眺めると、ここが京洛の一つのポイントであることがわかります。

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 我が家の周りの桜はまだ蕾です。しかし、南下したこのあたりでは、早咲きの桜が開花していました。芽吹いた柳に咲き初めの桜、という取り合わせもいいものです。

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 今週末には、桜の開花がもう少し北上することでしょう。
 新型コロナウイルスのために、引き籠もりの日々となっています。
 半木の道の開花を待ち望んで、散歩がますます楽しみになります。
 
 
 
posted by genjiito at 19:39| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年03月13日

京洛逍遥(597)半木の道の蕾たち

 白内障の手術をしてからは、賀茂川散歩でも見える色や形が違ってきていることを実感しています。鮮やかでくっきりと見えるので、歩きながらキョロキョロするのが楽しくなりました。

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 今日は、植物園の西側にある賀茂川沿いを南北に連なる半木の道の桜が、蕾を震わせている姿を楽しんで来ました。

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 蕾たちの様子を、たくさん写真に収めたので、その一部を取り出してみました。何の変哲もないものかもしれません。しかし、小さな蕾がおおきくなろうとする姿には、我が家の子供たちが大きくなる時に、身体の骨が音を立てて伸びていた時のことを思い出させます。痛い痛いと言って泣いていた時もあります。
 この蕾たちは、これからどんな音をたて開花していくのでしょうか。
 「ギコギコ」「ボキボキ」「ユサユサ」「プッチンプッチン」「?」
 泣き声も聞こえるのでしょうか。

 昨日と同様に、背景には比叡山が聳えています。
 それぞれの写真をクリックすると、さらに精細な写真が見られます。

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2020年03月12日

京洛逍遥(596)賀茂川沿いと植物園の桜

 すっかり陽気は春です。桜の開花の様子を見に、賀茂川へ出かけました。
 新型コロナウイルスのため、会社では自宅で仕事を奨め、学校などは休校になっているため、大人も子供も散策に出ている人が多く見かけられます。
 幼稚園の一団も、数組見かけました。

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 河原では、同好の士の撮影会でしょうか。

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 半木の道では、比叡山をバックにして、かわいい蕾を写しました。

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 府立植物園では「早春の草花展」をやっていたので、散策の途中で入ってみました。

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 入口では、感染予防のために、チケットの受け渡しはありません。各自が半券を千切って箱に入れるようになっていました。

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 春になると、チューリップで埋まる花壇です。

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 園内では、さまざまな桜が花を咲かせていました。

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 桃もみごとに咲いています。

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 柳も、これからますます新緑の色を深めていきます。

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 大広場では、子供たちが大はしゃぎをしていました。

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 菜の花も、鮮やかな黄色の垣根を作っています。

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 ここは、もう一足先に春です。
 
 
 
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2020年03月09日

京洛逍遥(595)退院後の散策で賀茂川の人出の多さに驚く

 今朝の血糖値は「87」と良好。やはり、夜中にお腹が空いていても、夜食は軽くした方がいいようです。これまで、体重を増やして太ることを最優先にして来ました。しかし、ヘモグロビン A1cの値も「7.5」と高くなっていることもあるので、もう少し下げることを優先することに切り替えます。
 朝食は、いつもの通りロールパン、牛乳、サラダ、果物でした。

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 ロールパンについては、今日は一つもいただきませんでした。どうも、食後に気分が悪くなるのです。日ごろは、トーストにとろけるチーズを乗せて焼き、その上にロースハムを載せています。ところが、温めてあるとはいえ、ロールパンは焼いているのではないので、食道から腸の間で水分を吸収するのが早いのか、胸が苦しくなるのです。以前から気付いていました。今回で、それが明らかであることがわかりました。これも、今回の収穫です。

 薬剤師さんから、いただいた薬の詳しい説明を聞きました。これから3ヶ月間は、目の感染予防と視力の回復のためにも、目薬のお世話になります。3種類の目薬を、1日4回注します。
 退室間際に、担当医の先生の診察がありました。経過は良好とのことです。
 すべての手続きを終え、東口から東大路通りに出たところに、全快地蔵さんがいらっしゃいます。手術成功のお礼と、これらかも見守っていただくようお願いをして、すぐ前のバス停から自宅へと向かいました。

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 1週間ぶりの社会は、とにかく眩しいほどに明るいのです。少し疲れたので、午後はお昼寝をしました。
 夕方になる前に、賀茂川散歩に出かけました。
 コロナウイルスのため、社会的に在宅勤務が推奨され、学生や生徒も休校ということで、河原には多くの人がいます。大型連休の時の賑わいがあります。
 絃楽器や管楽器の練習をする人が、いつもより多く見かけられました。

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 桜の木も、昨年の台風で倒れた手当てが進んでいます。新たに、棚の作り替えも急ピッチです。今年の桜は、昨年よりも賑やかに咲きそうです。

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 今回の白内障の手術により、新しいレンズは焦点距離が50cmに設定された単焦点レンズです。今、この新しいレンズで、いつものようにモニタを見てこの文章を入力していて、これまでとの違いに驚いています。とにかく、文字がくっきりと見えます。前かがみになって、モニタを覗き込むことがありません。背筋が伸びます。肩凝りにもよさそうです。
 写真の加工をしていたら、これまで少し明るめに調整していたことがわかりました。どうやら必要のないことをしていたことに、今、気付かされました。自分の目が霞んでいたので、画像などが暗めに見えていたようです。今、鮮やかに発色していることを確認しました。写真の調整も、これからは工程が変わっていきそうです。
 楽しみなことが、またいろいろと増えていきます。後は、見えすぎて、色に敏感になりすぎて、目が疲れないようにしたいと思っています。
 
 
 
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2020年03月02日

京洛逍遥(594)人がまばらな京都駅周辺

 ハリネズミのハッチャンは、元気にスクスクと育っています。ときどき、寝ているところを邪魔すると、機嫌が悪くなります。夜中には、一人で廻転車で運動会をしています。

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 賀茂川では、鷺と鴨がのんびりと遊んでいます。今年は、鷺が少ないように思います。

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 夕刻より京都駅前に出かけました。
 とにかく、観光客が少ないので、駅前の人はまばらです。あの賑わいが、今では懐かしくなります。

 郵便局の本局に持ち込んだ360円のレターパックが、なんと 10 円値上がりしていることをすっかり忘れていました。うっかりポストに入れるところです。受取る方に迷惑をかけずに済んで助かりました。

 食事をしたお店には、雛人形の7段飾りがありました。明日は、お雛さまの節句です。我が家でも、これと同じ雛壇で毎年お祝いをしていたことを思い出しました。

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 帰りに、駅前で水芸を見ました。
 軽やかな音楽と、華やかで楽しい水しぶきは、大好きなのでしばし見とれています。

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2020年02月28日

京洛逍遥(593)京都市役所にNPOの書類を提出

 特定非営利活動法人(NPO)〈源氏物語電子資料館〉に関する書類を、京都市役所へ提出するために行きました。
 いつものように、ホテルオークラの真向かいにある東口から入ろうとしました。しかし、工事期間中でも開いていた工事塀の一角が、完全に塞がれています。それではと正面に回っても、市役所の本館には行けません。

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 工事関係者に聞くと、反対側の北口から入れる、とのことです。ちょうど建物を時計回りに一周させられました。
 北口から入ろうとしても、それらしき入口がありません。ガードマンの方に聞くと、私が行きたいNPO関係の部署は、ここではなくて、さらに向かいにある、分庁舎地下1階に移っているとのことです。しかも、3人目の方が教えてくださいました。グルグル回って15分。昨夏から、まったく様子が違っています。

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 地域自治推進室は、だだっ広いフロアの一角にありました。正確には、「京都市文化市民局地域自治推進室市民活動支援担当」という係です。

 あらかじめ電話で訪問の意図を伝えてあったので、対応は迅速にしていただけました。ここは、いつもテキパキと気持ちのいい対応をしてくださいます。
 ここ数日、かかりっきりで作成した書類は28枚。対応してくださった係員の女性は、一旦自分の席に持ち帰って点検しておられます。そして、まもなく1枚だけ斜線で訂正する指示があった以外は、問題なしということで受け取っていただけました。
 書類作成が大の苦手な私には、あれだけ四苦八苦して作成したものが、あっけないほど短時間で受理され、拍子抜けです。安堵とともに、ドッと疲れが出ました。

 気分転換を兼ねて、すぐそばの夏目漱石の句碑がある御池大橋を渡りました。ここから下の三条大橋を眺めるのは久しぶりです。そして、写真を撮るのは初めてのように思います。

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 その三条大橋の袂にあるブックオフに、ブラリと立ち寄りました。ここでは、意外な本との出会いがあります。今日は、版本のお茶の本がありました。『茶式花月集 上・下・後編上・後編下』の四冊です。天保10年の板行なので、おもしろいと思っていただいてきました。さて、どんな内容が書いてあるのか、これからパラパラと気ままに読みたいと思います。

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2020年02月24日

京洛逍遥(592)早々と水温む一日となりました

 賀茂川散歩は、もうダウンのコートがいらなくなりました。
 ぽかぽかとした河原を歩いていると、風が心地よく通ります。
 のんびりと歩く人が多くなりました。
 観光客はまったくいないところなので、いつもの人たちがマイペースで歩いたり走ったりしています。
 買い物帰りの人もいて、時間は止まっています。

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 北山大橋の向こうには、まだ霞がかかっています。

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 いつもはグレーの鷺が陣取っている岩に、今日は黒鵜が座を占めています。
 賀茂川の水が温んできたので、油断したのでしょうか。
 比叡山が、背後の植物園と京都府立大学の向こうに、壁のように聳えています。

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 鴨は周りのことは我関せずと、生真面目に泳いでいました。

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 春を迎える準備が整った川べりからの様子です。
 
 
 
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2020年02月20日

京洛逍遥(591)梅の開花と廻転寿司屋の開店

 白川疎水の植え込みの梅が花開きました。

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 洛北阪急スクエア(旧称:カナート洛北)に、新たに廻転寿司屋さんがオープンします。

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 この「CHOJIRO(長次郎)」は、奈良にあったお店によく行きました。少し上品なお店でした。京都では、四条木屋町のお店は、接客態度に疑問を持ってから行かなくなりました。
 さて、この新しいお店はどうでしょうか。英語表記なので、海外の方を意識しているのでしょう。しかし、この高野地域は観光地ではないので、海外からのお客さんはあまりいません。個人的には「長次郎」の方がよかったと思います。さて、どうでしょうか。今から楽しみです。
 ただし、この開店日には、残念ながら私は白内障の手術で、この近くの京大病院に入院しています。退院したら、すぐに様子を見に行くつもりです。

 おまけとして、我が家のハリネズミのハッチャンが、夜中になるとクルクルと回っている写真を紹介します。真夜中に、一人で運動会をしているのです。

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2020年02月07日

京洛逍遥(590)散策の道すがらに見かけたもの

 今日の賀茂川には、鷺がいませんでした。
 その代わり、鴨がいつもよりも多く集まっていました。
 今年の冬は食べ物が豊富なのか、丸々と太っています。

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 ラーメン屋さんの看板に、何となく気になる「ゑ」が書かれていました。元の漢字は「恵」なので、「心」が点4つになっています。

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 一般的には「灬」(れんが、連火)と言われるものです。しかし、それは漢字の話であって、「ゑ」のように仮名文字ではどのような扱いになっているのでしょうか。
 「魚」の連火(灬)は、中国の簡体字では【鱼】となっているようです。
 あやふやな知識しかないので、この文字を見つめながら納得できなくて困ってしまいました。

 スーパーマーケットのプレートにも、目が点になりました。「a」という漢字が出なかったようで、「?」となったままです。その場ですぐに、スマートフォンではこの「a」が呼び出せることを確認しました。

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帰ってから調べると、次のような情報が入手できました。

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 シフトJISにない漢字なので、スーパーの電子機器では表記できなかったようです。それにしても、「?」のままというのはいただけません。文字を貼るなりしてもよかったのではないでしょうか。
 
 
 
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2020年01月26日

京洛逍遥(589)春到来と勘違いした花たち

 散策の道々で、春の花を見かけます。
 3月に咲いていた花たちです。
 菜の花、カタバミ、タンポポなどなど。
 1ヶ月以上も早いのです。
 3月になったらどうするのか、心配になります。

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 そんな中、何を思うのか、鷺は相変わらず飄々と川を見つめています。

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 親子連れの子供は、もう半袖です。

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 南下して、葵橋あたりでも花を見かけました。

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 出町柳の桝形商店街の前では、団扇太鼓を打ち鳴らして道行く一団を見かけました。

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 この河原町今出川の交差点角に立つ案内地図に、「賀茂川」と「鴨川」を使い分けた表示がなされていました。

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 「高野川」との合流地点を境にして、この表記が変わると言われているものです。正式にはどうなのかはわからないものの、こうして書き分けられています。この流儀でいくと、我が家は「賀茂川畔」にあるのです。
 この標識の真下に、タンポポが咲いていました。

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 それにしても、なぜ黄色の花ばかりなのでしょうか?
 
 
 
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