ちょうど一年前の昨年1月下旬から、A歯科医院での治療が始まりました。そこの院長からは昨年末の12月1日に、「私が渡した文書は脅迫文であり、患者との信頼関係がないことから、もう治療はしない。」という絶縁状を突き付けられました。主語は院長であり、インフォームドコンセント(説明と同意)を確認したくて文書を渡したのは患者である私です。歯の治療と患者との信頼関係とは、医療現場においてどのような位置づけなのか不可解なままです。
おしなべて医療は、困っている患者を医師が手助けをして本復させる行為だと思っていました。ところが、あくまでも医師が患者に信頼関係を求めるものだという発想が、今でも私にはよくわからないままです。そして、医師が患者との信頼関係が得られないと判断すると、治療がどのような段階にあっても中断し、約束は不履行のままで、さらには治療の継続を拒否できるとのことです。
18歳の時に内蔵が破裂し、以来65年間にわたって消化管を持たない私は、ずっとお医者さんのお世話になってきました。今回の対応は、医療の捉え方を根底から覆す、衝撃的なものでした。
さて、4月から院長の判断により保留のままだった箇所と、10月から院長により放置されていた治療箇所と、何も問題のなかった箇所が院長の指示の元に無残にも破壊された箇所に関して、問題は何も解決されないままに店晒しです。治療の継続が突然打ち切られたので、丁寧な説明があるとの情報を得た私は、すぐに別のH歯科へ行きました。
この間の経緯は、次の3本の記事で詳細に報告した通りです。
(1)「歯医者さんで医療の名のもとに行われた暴行について考える(前編)」(2025年11月12日、http://genjiito.sblo.jp/article/191542861.html)
(2)「歯医者さんで医療の名のもとに行われている治療放置について考える(後編)」(2025年11月19日、http://genjiito.sblo.jp/article/191548806.html)
(3)「私の歯科医療に関する文章は脅迫文だそうです」(2025年12月01日、http://genjiito.sblo.jp/article/191559064.html)
そして年内に4回の診療を受けて、A歯科医院の尻拭いとなる治療が一先ず終わり、スッキリとした年越しとなりました。このことは、「[その1]新しい歯医者さんでの後始末が今日終わりました」(2025年12月30日、http://genjiito.sblo.jp/article/191583666.html)に書きました。内容が重複する点が多々あることは、ブログという時間を切り取った内容を日々書く性格上、ご寛恕のほどを。
年明け早々に微調整があり、今日は仕上げの微調整がありました。1年がかりの煩わしい歯の問題がこれでめでたく解決し、H歯科の院長さんには感謝の気持ちしかありません。
医師と患者の信頼関係は大切です。しかし、今回の場合は入院や大手術とは違います。歯科診療の場合は、お互いの信頼関係が最優先ではなく、患者が困っていることを医師が診る治療が、やはり医療の根幹にあるものだという思いを強くしました。H歯科の院長さんには、そうした意味からも感謝だけではなくて、敬意を表したいと思います。
