2026年07月13日

古都散策(85)桑子卓のお稽古の後は秋篠寺へ

 今日も、桑子卓のお稽古をしました。お年寄りバージョンではなくて、一般的な流れで最後までやり終えました。

 何ヶ所か戸惑う箇所はあるものの、全体の流れは摑めています。
 今日一番の注意点は、お点前が終わってから建水を持って一度下がる時に、スッと立てるかどうかでした。少し右足を踏ん張ったことで、左右の揺れも少なくそれなりに自然に見える姿で立てました。
 最初と最後に立ち上がる場面があります。しかし、そこはヨイショッと気合いを入れて立ち、転んだりよろけたりすることはありませんでした。一安心です。

 妻のお稽古の様子は、私と同時進行だったので、ほとんど見ることができませんでした。しかし、先生と楽しそうな掛け合いで進んでいたようなので、一通りのお点前の形を学んでいるようです。とにかく続けることを第一にやっています。お茶が楽しいと言っているので、今日も快い緊張感と刺激をもらったようです。

 終わってからは、西大寺駅前からバスに乗り、6分のところにある秋篠寺へ行きました。お稽古が3時過ぎに終わり、拝観は4時半までなので、歩いて行く余裕はなく、移動はバスかタクシーです。
 ちょうど西大寺駅前にバスが停まっていたので、すぐに乗り込みました。秋篠寺は、バスを降りるとすぐです。

260713_秋篠寺東門1.jpg


 庭は柔らかい色の苔が印象的でした。

260713_秋篠寺苔.jpg


 受付も本堂の窓口も、ぐるぐる巻きの蚊取り線香が煙を燻らせていました。鬱蒼とした木々の中にあるせいか、とにかく蚊が多いお寺です。
 私はやせ細っているせいで、蚊もおいしくなさそうなのか近寄ってきません。しかし、妻は蚊の大群に攻められて、お寺の拝観どころではなくて逃げ惑っていました。

 本堂の中には、諸仏諸像がおられます。私は、日光菩薩と月光菩薩、そして伎芸天のお姿をじっくりと拝見しました。なお、私が好きな平安時代の十一面観音立像は、東京国立博物館に出陳中とのことで、残念ながら拝見することはできませんでした。

 境内には、「か三奈り石」と刻んだ石柱が立っていました。

260713_か三奈り石.jpg


 説明は、いただいたパンフレットにも、この石柱の近くにもありません。全体的に、本堂の仏様を含めて説明がほとんどないので、何となくひっそりとしたお寺という印象です。

 境内には、三つの歌碑もありました。私が興味を持ったのは、吉野秀雄氏の歌碑です。読むのに難儀をしました。

260713_秀雄の歌碑.jpg

あまりしゝ奈きしし
於幾能太をや可耳
み【面】もみ【腰】も太ゝ
うつゝ那之

 秋篠寺は、人一人いない、ひっそりと佇むお寺でした。





posted by genjiito at 21:00| Comment(0) | ・古都散策
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