今日も、桑子卓のお稽古をしました。お年寄りバージョンではなくて、一般的な流れで最後までやり終えました。
何ヶ所か戸惑う箇所はあるものの、全体の流れは摑めています。
今日一番の注意点は、お点前が終わってから建水を持って一度下がる時に、スッと立てるかどうかでした。少し右足を踏ん張ったことで、左右の揺れも少なくそれなりに自然に見える姿で立てました。
最初と最後に立ち上がる場面があります。しかし、そこはヨイショッと気合いを入れて立ち、転んだりよろけたりすることはありませんでした。一安心です。
妻のお稽古の様子は、私と同時進行だったので、ほとんど見ることができませんでした。しかし、先生と楽しそうな掛け合いで進んでいたようなので、一通りのお点前の形を学んでいるようです。とにかく続けることを第一にやっています。お茶が楽しいと言っているので、今日も快い緊張感と刺激をもらったようです。
終わってからは、西大寺駅前からバスに乗り、6分のところにある秋篠寺へ行きました。お稽古が3時過ぎに終わり、拝観は4時半までなので、歩いて行く余裕はなく、移動はバスかタクシーです。
ちょうど西大寺駅前にバスが停まっていたので、すぐに乗り込みました。秋篠寺は、バスを降りるとすぐです。
庭は柔らかい色の苔が印象的でした。
受付も本堂の窓口も、ぐるぐる巻きの蚊取り線香が煙を燻らせていました。鬱蒼とした木々の中にあるせいか、とにかく蚊が多いお寺です。
私はやせ細っているせいで、蚊もおいしくなさそうなのか近寄ってきません。しかし、妻は蚊の大群に攻められて、お寺の拝観どころではなくて逃げ惑っていました。
本堂の中には、諸仏諸像がおられます。私は、日光菩薩と月光菩薩、そして伎芸天のお姿をじっくりと拝見しました。なお、私が好きな平安時代の十一面観音立像は、東京国立博物館に出陳中とのことで、残念ながら拝見することはできませんでした。
境内には、「か三奈り石」と刻んだ石柱が立っていました。
説明は、いただいたパンフレットにも、この石柱の近くにもありません。全体的に、本堂の仏様を含めて説明がほとんどないので、何となくひっそりとしたお寺という印象です。
境内には、三つの歌碑もありました。私が興味を持ったのは、吉野秀雄氏の歌碑です。読むのに難儀をしました。
あまりしゝ奈きしし
於幾能太をや可耳
み【面】もみ【腰】も太ゝ
うつゝ那之
秋篠寺は、人一人いない、ひっそりと佇むお寺でした。
【・古都散策の最新記事】
- 古都散策(86)お茶のお稽古の後は奈良の..
- 古都散策(84)お茶のお稽古の後は瓢箪山..
- 古都散策(83)お茶で桑小卓のお稽古の後..
- 古都散策(82)お茶のお稽古の後は神功皇..
- 古都散策(81)西大寺でお茶のお稽古の後..
- 古都散策(80)お茶のお稽古の後は法華寺..
- 古都散策(79)久しぶりにお茶のお稽古を..
- 古都散策(78)お茶のお稽古帰りに平城宮..
- 古都散策(77)お茶のお稽古帰りに唐招提..
- 古都散策(76)お茶のお稽古帰りに薬師寺..
- 古都散策(75)京都駅から思いつくままに..
- 古都散策(74)春日野でのお茶の講演会と..
- 古都散策(73)興福寺の南円堂周辺
- 古都散策(72)西国三十三所(2022-..
- 古都散策(71)西国三十三所(2022-..
- 古都散策(70)松伯美術館の上村松篁展
- 西国三十三所(2022-11-12)壺阪..
- 古都散策(69)紅葉真っ盛りの大和でお茶..
- 古都散策(68)お茶のお稽古を通して能の..
- 古都散歩(67)お茶の稽古帰りに音の花温..
