朝早くに秋田を経ち、一路東京へと向かいました。
車窓からは、日本海に浮かぶ岩山が力強く見えました。
車中で、日比谷図書文化館から『源氏物語』と『百人一首』のファイルのうち、『源氏物語』が開かないという連絡をもらいました。昨夜、Web版のGmailで送った、講座で使用する資料のことです。ちょうど同じ頃に、昨夜の私のブログを読んだ淺川さん(名古屋大学)から、Googleのサイトからダウンロードしてもらう方法のアドバイスが届きました。
「伊藤科研・NPOプロジェクト」のドライブ内のフォルダに「古文書塾てらこや提出資料(日比谷)」というフォルダを作成し、そのフォルダへ直行のリンクをお教えしてアクセスしてもらうことでデータを渡す、という方法を提案してもらったのです。
そこで、新幹線で新潟を過ぎたあたりで、『源氏物語』のファイルだけをWeb版のGmailで送ると同時に、Googleのサイトの「伊藤科研・NPOプロジェクト」からダウンロードできるようにセットし、日比谷図書文化館からの報告を待ちました。幸い、両方共に資料の確認ができたという報告が届いたので一件落着となりました。
事の次第を整理します。
先週から私のクラウドが乗っ取られ、パソコンやアイフォーンが制御不能となっています。そのため、メールも自由に使えなくなり、騙し騙ししてメールを送り、明日の講座で使用する資料を印刷して配布していただく手配が、どうにかできたのです。一時は、今日東京に着いたらすぐに日比谷図書文化館へ直行し、資料を持参して印刷することを考えていました。ネットのやりとりだけで事無きを得てホッとしました。
時間が空いたので、渋谷に出てくら寿司で食事にしました。そして、学生時代から勝手知ったる渋谷を散策しながら、50年前に妻と共に学んだ國學院大学まで足を延ばしました。
ちょうど博物館では、特別展「日本・ベルギー修好160周年記念展示 美と知の交流の軌跡」をやっていたので、ベルギーから来た興味深い貴重な資料を拝見しました。
その横の図書館の1階にある学術メディアセンターでは、本に囲まれてゆったりとした雰囲気の中で休息できるコーナーがあり、挽きたてのコーヒーを飲みながら豊かな時間を過ごしました。今の学生さんたちは、恵まれた環境で勉学できることを実感しました。隔世の感というのを肌身に感じました。
夜は、仕事帰りの息子と渋谷の道玄坂で待ち合わせをし、京料理をいただきました。食後は、タクシーでワンメーターの至近の地にある家に行き、乗っ取られた私のパソコンとスマホのシステムを診てもらいました。さすがは専門家だけあって、今後のための的確なアドバイスをしてくれました。要は、パスワードの管理に尽きるようです。それにしても、私の情報文具の環境の整備には、気の遠くなる時間がかかりそうです。
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