2026年04月16日

担当医の配慮と走り回る看護師さん

 今日も妻の点滴の付き添いで病院へ行きました。
 いつもの先生の診察では、手続きをするが早いか診察室に呼ばれました。ソファーに座って40分は待つところを、電光石火の診察室入りです。
 あまりの速さに驚いていることを先生に伝えると、面談で今日の状況が確認できたら、すぐに用意してある点滴ができるといいと思って、のことだそうです。ありがたい配慮です。

 2階から1階に降りて、観察室で点滴のファイルを受付のボックスに提出します。これから長い待ち時間があります。
 今日も、1時間以上待ちました。1時間経った頃に妻は受付へ行き、名前を呼ばれたのでしょうか、とそれとなく催促に行きました。他の方を見ていると、忘れられているケースもあるようなので、看護師さんにプレッシャーをかける必要があります。

 案の定、それから5分もしないうちに名前を呼ばれました。とにかく、言ってみるものです。
 点滴が始まってからも、2人の男性の患者さんが、何度もまだ呼ばれないがと不満たらたらの口調で、入れ替わり立ち替わり言い寄っておられました。

 ベッドの間が狭いのと、パイプ椅子で座り心地が良くないので、私は外の待ち合いのソファーで点滴が終わるのを待つことにしました。

 何度か、看護師さんが観察室を走って出て行かれました。看護師さんの絶対数が極端に足りないので、みなさん忙しくて飛び回っておられます。本当に、走っておられます。付き添いだからと言って、私がのんびりと本を読んでいる雰囲気ではありません。

 それでも、いつもより1時間も早く自宅に帰れました。診察してくださる担当医の先生が、サッと手回しよく配慮してくださったからです。

 それにしても、妻の点滴の順番が回ってくるのがおそ過ぎます。
 半年先までの点滴治療の日時は、あらかじめ決まっています。それなのに、毎回1時間以上は待たされます。看護師さんは、順番に用意しています、とおっしゃいます。しかし、妻のようにレカネマブ(レケンビ)の点滴治療は、他にはどなたもいらっしゃらないようです。京大病院からの依頼で、代替病院として請け負って実施してもらっています。
 日時が決まっていて、使用する薬液も特殊なものです。予約が半年前から入っているので、その準備はなされていて当然だと思われるのに、いつも準備をしているという理由で1時間以上待たされています。なにか釈然としません。

 しかも、重症患者や危篤状態の方の隣のベッドの時や、看護師さんが走り回っておられる中なので、心静かに点滴を受ける環境ではありません。付き添いとして私が一緒に来ているので、多忙な看護師さんの目が常に届く場所でなくてもいいはずです。非常ブザーのボタンは手にしているのですから。

 これを言ってはいけないと思いながらも、京大病院では心安らかに横たわれるベッドで点滴が始まり、看護師さんは何かあれば呼び出しボタンを押してください、と言って、後はよろしくと言ってベッドから離れて行かれます。付き添いの家族がいる場合は、それでいいのではないでしょうか。そもそも、この治療は、付き添い人がいることが前提でなされているところがあります。認知機能のことで来ているので、一人だけで来て診察を受けるのは特別の場合のはずです。

 少子高齢化のご時世です。いろいろと事情があってのことと思うものの、今のままのシステムでは、とにかく看護師さんの負担が益々増えていくように思えます。内部では十分承知のことでしょう。しかし、それを患者側に心配させ、不安がらせるのは継続的な医療のためにも得策ではありません。

 今後の高齢化社会を見据えると、抜本的な医療体制の見直しが求められる状況であることを、一患者として思わざるを得ません。これまた、病院側においては重々承知のことでしょう。医療費の問題はさておき、とにかく、人材の確保に尽きるのでしょうが……




posted by genjiito at 20:54| Comment(0) | *健康雑記
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