2026年04月09日

大阪府立中之島図書館での社会人講座が取り止めになった事情

 今月から、毎月第2土曜日は大阪府立中之島図書館での『源氏物語』と『百人一首』の講座がなくなりました。

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 そのため、今週はのんびりとした日々を送っています。これまで遅々として進んでいなかった、『源氏物語』の本文データベースの[変体仮名翻字版]の整理をしています。社会人講座があると、その準備に直前の3日は教材研究にかけています。それがなくなるので、こうして積み残しの仕事ができるので助かります。
 大阪での社会人講座がなくなったので、現在は大阪駅前の施設で再開する計画を練っています。ただし、すこし休んでからとの思いもあり、夏ごろに始めようかと思っています。

 さて、大阪府立中之島図書館での講座がなくなったことに関して、いろいろと問い合わせをいただいています。そんな中で、読売新聞オンラインに「大阪・中之島図書館の指定管理者に応募ゼロ、府「直営」に逆戻りでイベント・市民講座が大幅縮小に…人件費高騰が影響か」(2026/03/26)と題する、その背景を記事にしたものを見かけたので、参考までにとりあげます。
 なお、私は「指定管理者 ShoPro・長谷工・TRC共同事業体/指定管理者代表企業 株式会社小学館集英社プロダクション」と契約を結んで、2022年4月から先月までの4年間、『源氏物語』と『百人一首』の講座を担当していました。特に担当者の岩田さんにはスタートする前からおんぶに抱っこで、何から何までお世話になっていました。サポートしてくださっていた山口さんにもお礼申し上げます。ありがとうございました。

 記事を生成AI氏に要約してもらうと、以下のようになります。

 大阪府立中之島図書館では、2026年度以降の指定管理者を2度公募したものの、いずれも応募がなく、4月から大阪府の直営に戻ることになった。背景には人件費高騰があり、提示額を引き上げても採算が合わないと判断されたとみられる。指定管理者制度の下では、文学講座、朗読劇のワークショップ、建物ガイドツアーなど多彩な催しが行われ、2024年度は約400回、約7万人が参加した。しかし直営化に伴い、今後はビジネス支援セミナーなどを除いて、文化事業や市民向けイベントは大幅に縮小される見通しである。一方、本の貸し出しなど通常の図書館業務には影響がないという。

 関係者から私が聞いていることの中には、大阪府立中之島図書館は建物が重要文化財の指定を受けていることもあり、その保全のためにも経費がかかるのだそうです。
 淀屋橋に直結し、大阪駅からも歩いて行け、政治経済の中心地であったところから、私が日比谷図書文化館で開催している社会人講座とよく似た環境でした。しかし、大阪府の姿勢が文化事業を継続することに理解を示さないのであれば、これは致し方のないことです。
 心機一転、また新たな方策を練って、一人でも多くの方が変体仮名を読めるようになる講座の開設に動きたいと思います。会社関係の施設で、交通の便の良いところで、こうした講座を引き受けていただけるところがあれば連絡をお願いします。もしなければ、京都駅前と宇治駅前で実施している形態で、NPO法人〈源氏物語電子資料館〉が主宰の自主講座で当座を凌ぐことになります。
 関係者のご理解とご協力をお待ちしています。




posted by genjiito at 15:04| Comment(0) | ■講座学習
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