2026年03月01日

京洛逍遥(969)東寺のガラクタ市(2026年3月)

 今日から弥生。定年退職後は、歳を重ねるにつれて月日が早く進むように感じます。のんびりとした老後の生活が来るものだと思っていたので、これは予想外の展開です。忙しく毎日バタバタしているのは、あくまでも自分自身の生き様のせいですが……

 月初めの日曜日は、東寺のガラクタ市。陽ざしの柔らかさに誘われて、ブラリと出かけました。暖かかったので、コートは要りません。

260301_東寺南大門.jpg

 妻は今日、かつての同僚たち5人と、恒例となっているお喋り散策の日です。今日は宇治市内を食べ歩くとのことで、早々に出掛けていました。

 先月21日の弘法市に来たばかりなので、新鮮味がなく、まためぼしいものもありません。ブラブラと、境内を散策して来ました。

260301_ガラクタ市.jpg

 相変わらず、お茶道具に目が行きます。1月の弘法市で出会った『百人一首』の100首の和歌と歌人100人を書いた茶碗は、今日も見当たりませんでした。出会いがあれば買おうと思っていたので、残念です。

 出店には、実にさまざまな物が並んでいます。ガラクタ市は食べ物屋さんがほとんど出ていないので、食べ歩きの方に服を汚されることもなく、書画や骨董をじっくりと楽しめます。今日は戦時中の手紙類がたくさん出ていたので、おもしろく拝読しました。手紙は、返信の方が想像を逞しくして読むことになるので、つい時間を取られます。戦前のものは変体仮名が散見されるので、その使われ方がいい勉強になります。人さまのプライバシーを覗き込むようで気が引けます。しかし、教材だと思って見ているので、ご寛恕のほどを願います。

 今日も、来場者の半数以上が海外からの方です。しかも、ほとんどの方が日本語で品物の説明や値段を確認しておられました。ここに来ておられるのは、日本に慣れた方々なのでしょう。日本の歴史と文化と生活を実感できる、生きた文化交流の場となっています。
 東寺は京都駅から歩いて15分。お薦めの散策路であり観光地です。

 夕方には妻が帰ってきたので、明日のお茶のお稽古のおさらいをしました。
 始めたばかりの妻には、まずは袱紗さばきが難しいようです。これだけで、40分は練習をしました。おもしろがってのことなので、楽しい楽しいの連発でした。そして、肩が凝ってきたとも。気長に続けよう、を合い言葉にやっているので、おもしろさを優先しています。

 まだ盆略手前をやっているので、シンプルです。しかし、教える立場の私にとっては、自分の記憶のあやふやさを痛感し、何度もやり直します。やっと茶筅を振る頃には、鉄瓶のお湯が冷めかかっていました。それでも、いい抹茶を使ってのお遊びなので、宇治の香りのするおいしいお茶が点てられました。お茶がおいしい、ということが大事だとおもっています。

 さて、明日はしっかりと先生に教わってきます。




posted by genjiito at 22:39| Comment(0) | ◎京洛逍遥
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