2025年12月17日

伏見の湯で英気を養った後に食事で違和感を覚える

 午後は雨模様でした。しかし、何となく気怠いので伏見にある温泉「力の湯」へ行きました。
 いつものように、入場券と定食のセットを頼むと、先月末から食事は別の業者になったために、セットの販売はなくなったとのことです。温泉の受け付けの方は、仕事が分断されたことをいかにも残念そうにおっしゃるので、いろいろとあるのだなと思いました。

 今日は、露天風呂の温泉だけにして、リラックスしてきました。身体がホカホカして、足腰の力が抜けて快適に動きます。脳梗塞で何となくぎこちなかった右半身が、血行が良くなったせいか滑らかになっているのです。まさに、温浴効果のおかげです。

 1階で妻と待ち合わせをし、食事をすることにしました。そして、業者が変わったことを実感しました。
 まず、メニューは自分のスマホに表示して注文するのです。支払いは、現金が使えず、キャッシュレスです。クレジットカードは使えるとのこと。終わってから、支払いは自分のスマホでするシステムです。つまり、徹底したスマホによる注文と支払いのシステムになったのです。

 私は、スマホのメニューが見づらいのと、小さな画面を行ったり来たりして選ぶのが嫌いなので、お店の方にその旨を伝えると、代理でするとのことです。すべて、お願いしました。メニューは、立派な冊子があるので、ページを捲りながら選びました。とにかく、私にとっては面倒なシステムです。人件費削減のためだと、お店の方がおっしゃっていたので、今後の日本における人間の激減を意識しての態勢のようです。海外のアルバイトの方が、片言の日本語で、ぎこちない応対をされるのも疲れます。人口減少の現実の前では、こうした方式の方が無難なのでしょうか。

 また、私はいつも現金でものごとを処理しているので、支払いもスマホを使わず、日頃は使わないクレジットカードを取り出して、それで小さな四角の端末をタッチしました。キャッシュレスとスマホの操作ばかりを強調せずに、他にもやり方があることを最初に説明してもいいのではないか、と思いました。
 ここは、若者が多い温泉施設です。しかし、それに負けず劣らず、高齢者も多いのです。高齢者は、いずれはいなくなることを想定しての方針変更なのでしょうか。時流と言えばそうです。しかし、もう少しユルユルでスタートしてもいいのではないでしょうか。

 帰る際に、いつもは食器類を自分でカウンターに返していたのに、これからはお店の方が片付けるそうなので、食器はそのままにしてお店を出ました。この点は、お店の方が手間をかけてするのだというのです。これまでは、我々客の方が食器を下げていて問題はなかったのに、なぜこのところだけ面倒なことをされるのか、よくわかりません。

 今後は、こうした方式が広まっていくのでしょう。しかし、どうも私の生き方とは違いすぎるので、今後はお風呂上がりにここで食事をすることはなくなることでしょう。食事は美味しかったので、残念なことです。もうすこし穏やかな移行処置でもよかったように思います。今日、対応してもらった若者は、とにかくこちらの意向を汲んだ動きをしておられました。しかし、あまりにも急激な変更を強調されたので、人間が持つ特性を生かした運営を、つい望んでしまいました。

 過日、新祝園にあるスッカマ源氏の湯の食堂で、私のお子様ランチをいただきたいという希望を叶えてくださった店員の方は、まさに人間だからこその対応でした。そのお店の店員さんのお母様も、私と同じように消化管を切除しておられたので、私が望むお子様ランチを調理場と掛け合って、用意してくださったのです。何でも一刀両断のもとに切り捨てずに、いろいろな対応ができるシステムとの共存を望みます。




posted by genjiito at 23:57| Comment(0) | ◎情報社会
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