2025年11月12日

歯医者さんで医療の名のもとに行われた暴行について考える(前編)

 歯医者さんの治療について困惑しています。
 医療の名のもとに行われた暴行と治療の放置について、2回にわたって報告します。
 言われるがままに診察台に横になっていた間の出来事が、予想外の事態となっているのです。
 歯医者さんには、どこまでの権限があるのでしょうか。

 先月の10月29日に、私が通っている歯医者さんに、以下の書面を手渡ししました。
 書面を手渡ししてから、今日で2週間が経ちます。この間に何も連絡がないので、その書面を以下にそのまま引用します。ただし、個人が特定される語句などは適宜アルファベットなどに置き換えています。

 本日、2回目の質問書を手渡ししてきました。主旨は、以下の6項目に関して説明をしてほしい、というものです。

(1)10月23日に入れていただいた7本分の差し歯のその後の調整が1度もなされていない
(2)3本の部分装具の掛け金が10月23日に無断で切断された理由が不明
(3)6ヶ月待つようにと言われた下の装具は8ヶ月経った今も放置されている
(4)8月18日にあると思っていた下の犬歯の治療はもう終わっているのか
(5)10月30日に予約していたことを履行するためにも質問の回答を待っている
(6)依然として「インフォームド・コンセント」がまったくなされていない

 その中で、前回の書面を今日のブログに引用することはしっかりと書いておきました。

以下、2週間前に手渡しした1回目の質問書です。

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「A歯科医院で確認もなく切断破壊された装具のこと」

 過日、10月23日にA歯科で不愉快な思いをしたことを、私が毎日公開しているブログに、具体的な内容は暈しながらアップしました。
 まずは、それを引きます。

 今日は、歯医者さんで憤慨することがありました。4月から不具合を訴えているのに、7ヶ月経っても治療に入ってもらえません。優先順位が低い治療の方は、今日終わりました。ただし、何も問題のなかったものがきちんと使えなくなり、不便な思いをすることになりました。これは予想できたことなので、また後日くわしく報告します。
 この歯科は、京都では3つ目の歯医者さんです。なかなか良い歯医者さんに出会えません。東京にいた時には、信頼できる2つの歯医者さんのお世話になっていました。もっとも、私が住んでいたのが東京医科歯科大学の官舎だったので、その周辺には優秀な歯科医院があったのです。ある時、京都での診療方針と説明に疑問を持ち、セカンドオピニオンとして東京の歯医者さんにアドバイスをもらいました。そして、京都の歯医者さんを変えたことがあります。コンビニよりも数が多いと言われる歯医者さん。身近な存在のはずなのに、いまだに信頼できる出会いがなくて困惑しています。
(『たつみのいほり より』2025年10月23日「平穏な日の中での不愉快なこと3題」http://genjiito.sblo.jp/article/191524553.html

 ここに書いた、「何も問題のなかったものがきちんと使えなくなり、不便な思いをすることになりました。」ということを手始めに、A先生のご意見を伺いたいと思います。
 「7ヶ月経っても」放置されている下の装具については、本件で私が納得できてから、あらためてご意見を伺います。

 まず、以下に記す経緯に、あるだろうと思って待っていた「インフォームド・コンセント」といわれる、いわゆる「説明と同意」はまったくなかったことを確認しておきます。そのため、突然の蛮行というべき暴挙が行われ、今は信じられない思いでいます。

 さて、今夏8月中旬に、治療をうけていたA歯科に連絡をして、院長と現在の処置についてお話しをしたい旨の連絡をしました。電話ではなく、私が直接受け付けに行ったと記憶しています。
 新年から7月31日までの治療は、若い方が担当でした。面談を望んだのは、今春2月12日に作ってもらった装具がどうしようもないもので、次に4月8日に作ってもらった2つ目も当初から私の口に合わず、さらに作り直しをお願いしたことに関して何も動きがないので、今後の治療を含めて詳しい説明と確認をしたかったからです。
 4月の早い段階で、3つ目は何故かすぐには作ることができないとのことで、半年後の対応になるとの回答でした。仕方がないので、とにかく不快極まりないものを口に入れて、半年をじっと待つことにしました。

 なお、この装置が合わないことから来る具体的な不具合の例証は、私の講座を受講なさっている方々が書いてくださっている、アンケートのコメント欄を見るとわかります。今年の4月以降に書かれたアンケートのコメント欄から引きます。この装置を使用して、私が人前で喋ることでいかに苦労しているかを推察してください。今年の4月以降が特に顕著なので、いくつかをあげます。
 さらには、仮歯の上の隙間から空気が漏れ漏れで、特にサ行が発音できない状況でした。左上の部分装具も装着できない状況が2ヶ月もあり、ここからの空気の漏れも関係していると思われます。喋ることを仕事とする身には、つらい日々だったことを理解いただきたいと思います。

「声がこもってしまい聞きづらかったのが残念でした。もったいないことです。」
「語尾が不明瞭の部分が多いので、区切り目をより明確にして欲しいと思います。」
「先生のお声が聞きとりづらく、机の配置、工夫があると嬉しいです。」
「とても聞きとりにくく半分くらいしか理解できませんでした。(内容ではなく何をおっしゃっているのか?が)」
(以上の引用文は、この講座の主催者である小学館集英社プロダクションがまとめた資料によっています。会場は、大阪府立中之島図書館と千代田区立日比谷図書文化館で、各90分の2講座ずつです。)

 前歯の下の右の犬歯に虫歯があり、その治療の継続で8月18日に行く際に、治療の件でこれまでの若い先生ではなくて、院長にお話が伺いたいと言う申し出でをしたところ、別室ではなくて診察台での対応でした。これまでは、ほとんどの歯科での話は対面でやっていたので、非常に話しづらい状況下でのやりとりとなり、先生の一方的な対応の原因ともなったと思っています。
 そうした状況であっても、聞いていた再々作成のための半年がもうすぐやってくるので、下の装具の作り直しをしてほしいことを伝えました。その時に上の差し歯4本が少しぐらつくことを伝えると、下の犬歯と装具の治療ではなくて、すぐに上の差し歯の治療に入りました。そして、上の右で支えている歯が支え切れない状態なのでその1本を抜いて治療を進めるとのことでした。

 その時、4本の差し歯が7本の差し歯になるという話は伺いました。さらには、上の左側の3本の部分装具が新たに作る差し歯の邪魔になるとのことで、しばらくは使わないことになりました。その理由として、3本の部分装具を入れると抜歯をした傷口が窮屈になり、直りが遅くなるからだ、とのことでした。今のところ何も問題のない3本の部分装具が邪魔になると仰る意味がよくわからないままに、とにかく上の前の仮歯の作成が進みました。真ん中の差し歯の仮歯を作るための型取りをする時に、何故左上の3本の部分装具を装着しないままでやるのかが不思議でした。後で調整が大変だろう、ということが素人目にも容易に想像できたからです。

 翌日の19日には、抜歯の様子を診てもらいました。18日にいただいた3種類の薬は、忘れずに飲みました。特に問題はなく、8月26日に2つ目の仮歯の作成に入りました。抜歯の傷口が癒えたであろう9月25日と10月9日に、正規の差し歯のための最終確認をし、10月23日に7本の差し歯が無事に入りました。

 10月23日には、8月18日に院長にお見せした左上の3本の部分装具のことは、この期間にまったく話題に上りませんでした。前の差し歯が入ったら、当然その横に並ぶ部分装具が必要になるはずなので、私の方から気を利かせて持参しました。なぜ、忘れずに持参するように、という指示がなかったのか、今でも不思議な思いです。
 後で自分が作り直す、というストーリーが先生の中では出来上がっていたからだろう、と私は邪推しています。こうしたことは、まったく説明がない状態で推移していたので、今は推測の域を出ません。
 8月18日以降、19日・26日・9月25日・10月9日と、この部分装具をどうするのかがまったく不明のままだったのです。23日に持参したのは、「そんなものがあったのですか?」と言われかねなかったからです。診察台に座るや否や、アシスタントの方に手渡しました。

 この日に正式な7本分の差し歯が入りました。ところが、この時に驚くべき暴挙がなされたのです。まったく問題なく使っていた部分装具のループになっていた掛け金を、無断で乱暴にも隙間の確保のために切断されたのです。先生自身が作った差し歯の邪魔になるため、それまで入っていた何も問題のないものを、暴力的に破壊されたのです。それも、助手の方に指示をして。先生は終始別の方の治療をしながら、口頭で私の歯を見もせずに指示を出しておられました。これまで入っていた部分装具を断ち切ることなど、私に直接には、一言もありません。助手の方への指示が、診察台に横たわっている私の耳元に聴こえてきただけです。とにかく、何も問題のない部分装具を破断することへの確認は、まったくなかったことを明言しておきます。さらに驚くべきことに、助手の方が少し躊躇なさる様子をよそに、あろうことか部分装具は作り直すということを先生が呟かれたことも、私の耳に入りました。
 自分が作った差し歯の邪魔になるという理由で、それまで何も問題のなかった部分装具のループ状の掛け金を壊して対処しようということなのです。しかも、それは新しいものを作るための、暫定処置との意識があったのです。

 当然、部分装具は固定されるループが切り離されたので、嵌めてもパカパカとすぐに外れます。助手の方に出された指示は、何か接着するものを塗ってくっつけて使うように、ということだけでした。これまた、ご自身は、他の患者さんの治療をしながらの指示です。私には、これをどう使うのかは、まったく説明もなく無責任にも放置です。ここで、先ほど漏れ聞こえた、それは作り直せばいいから、ということとつながりました。
 私の持ち物の部品を切断し、その後のケアとしての説明もなく、離れたところから助手に貼り付けておけばいい、と仰っていたことに関して確認しておきます。姿を変えた部分装具を貼り付けるための薬剤を処方することもなく、後は勝手にすればいいということです。これは、患者の了解のない暴行であり、医療とは程遠いものです。医療行為ではないとなると、これは合意のない、確信犯の器物損壊ということになります。

 私の物を勝手に切り刻み、その装置に対するその後の対処はしない、という無責任極まりないことがなされたのです。
 もちろん、3種類のポリグリップを買って来て、ペーストを塗ったり、パウダーを振り掛けたり、小さなテープで部分装具を歯茎に貼り付けても、食事をしている内や喋っている内に外れます。とくに私は6回食であることをかねてより伝えてあるので、終始パカパカすることは想像できるはずです。実際に、1日に2回から3回、ポリグリップを塗り直したり貼ったりします。そのタイミングが難しいのです。何度も、小さな装具をガリッと噛みました。先生も、当然壊れることを見越しての指示だったのでしょう。

 この部分装具については、先週23日の診察の最初に、私があらかじめ手渡したものを助手の方が先生に見せられても、チラッと見るだけで触ることもなく別の方の治療に行かれたので、私はどうしたらいいのか途方に暮れるだけでした。そして、助手の方が部分装具のループの部分を断ち切っておられる音が聞こえました。やめてほしい、と言いたくても、診察台に横たわる私には止めるすべはありません。歯科で診察台に乗った時点で、患者は俎板の鯉の状態に置かれます。これを接着剤でつけて使うように、という助手の方の指示は機械的です。とにかく、先生ご自身に関係のないものには関わらない、という主義が徹底しており、私の存在はほったらかしです。

 この部分装具は、この歯科で作ったものではありません。そのこともあってか、この日も、先生は一切見ようとも、もちろん触ろうともなさいませんでした。とにかく私の理解を越えたことが生起している現場では、目を凝らし、耳を欹てて現在進行中の事実を忘れないように覚えておくことに努めました。そして今、ここに言葉で可能な限り再現しています。

 この部分装具について、補足しておきます。
 3歳ぐらいの時に、階段から落ちて前歯を欠損しました。以来、前歯は差し歯です。その後、前歯は虫歯などで4本の差し歯になりました。さらには、上の左奥の2本を抜歯したことに関連して、差し歯と並ぶように部分装具が入りました。
 部分装具を作るに当たっては、当時私が住んでいた江東区の東京医科歯科大学の官舎にいた同僚の紹介で、黒船橋の近くにある名医といわれた先生に作ってもらいました。そのすぐに後にその先生が若くしてお亡くなりになったので、その後に遺品とでもいうべき部分装具にヒビが入った時には、その先生のお父さんが作り直してくださいました。これは基本的な設計が私の発声に適合していたこともあってか、先日の23日まで、私の口の中で何の違和感もなく快適に使えていました。構音訓練にも対応していました。それが、無残にも意図的に破壊されたのです。

 こうしたことは、A先生におかれては我関知せず、ということでしょう。しかし、快適に機能する物には、それなりの背景があります。関わった人間がいます。また、医療であれば「インフォームド・コンセント」を遵守し、治療の方針を説明する義務があるはずです。それもなく、まったくせずに、快適に使っている私のものを自分が作ったものの邪魔になるので破壊する、というのは愚行であり暴力行為以外の何ものでもありません。なぜ部分装具が邪魔になったのかは、その前の段階の問題だと思います。すでに機能している問題のない物をまずは最優先にして維持し、後で追加する物はもともとある物を破壊しない設計をすべきだったのではないでしょうか。今回の流れを見ていて、素人ながらそう思っています。

 私の思い違いがあれば、それを踏まえて、以上のことに関して、A先生のご説明を伺いたいと思います。
 なお、今後とも行き違いや水掛け論にならないためにも、書面での説明をよろしくお願いします。
 その後に、2件目となる下の装具に関する確認を、書面でお渡しする用意をしているところです。
                           以上
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posted by genjiito at 23:43| Comment(0) | *身辺雑記
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