2025年10月15日

相愛大学本『源氏物語』(断簡)の勉強会の進捗状況

 お問い合わせがあったので、相愛大学(春曙文庫)本『源氏物語』(断簡)の変体仮名を確認する勉強会の進捗状況を整理して報告します。
 現在、相愛大学本『源氏物語』(断簡)については、京都駅前と宇治駅前の2箇所で、別々の巻を読み進めています。まだスタートしたばかりであり、また断簡ということもあり、どの回からの参加でも可能です。

 古写本の影印資料は、国文学研究資料館からパブリックドメインとして公開されている以下のサイトで確認できます。

国文学研究資料館 国書データベース

 以下のリストは、各回の活動の記録です。当日問題にしたことや、確認した範囲と翻字本文を、欠席者や国内外から遠方でリモートの学習をなさっている方々のために、予習や復習用として掲載しているものです。

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【1】京都駅前のキャンパスプラザ京都(京都市大学のまち交流センター)で第2巻「帚木」(断簡)を読む

※次回〈第2回〉は、11月22日(土)です

「キャンパスプラザ京都で相愛大学本『源氏物語 帚木(断簡)』を読む(第1回)」
(2025年09月27日)

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【2】宇治駅前のシェア型書店HONBAKO京都宇治で第45巻「橋姫」(断簡)を読む

※次回〈第6回〉は、11月1日(土)です。

「宇治で相愛本『源氏物語 橋姫』の変体仮名を読む会(5)」
(2025年10月04日)

「宇治で相愛本『源氏物語 橋姫』の変体仮名を読む会(4)」
(2025年09月06日)

「宇治で相愛本『源氏物語 橋姫』の変体仮名を読む会(3)」
(2025年08月02日)

「宇治で春曙本『源氏物語 橋姫』の変体仮名を読む会(2)」
(2025年07月05日)

「宇治で春曙本『源氏物語 橋姫』の変体仮名を読む会(1)」
(2025年05月31日)

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 今後は、大阪府立中之島図書館でのハーバード大学美術館蔵『源氏物語』「蜻蛉」が本年末に終わる予定であることを受けて、年明けからは相愛大学本『源氏物語 手習』(断簡)を資料にした講座にする予定です。

 また、来年早々には、日比谷図書文化館でのハーバード大学美術館蔵『源氏物語』「須磨」が終わる予定なので、その次は相愛大学本『源氏物語 宿木』(断簡)を対象にした講座にする予定です。

 相愛大学本『源氏物語』(断簡)5帖の内、残った第33巻「藤裏葉」は、上記4会場の内で最初に終わった所で翻字を確認する対象資料にします。

 この相愛大学本『源氏物語』(断簡)とハーバード大学美術館蔵『源氏物語 須磨・蜻蛉』及び国立歴史民俗博物館蔵『源氏物語 鈴虫』との関係がいまだ詳らかになっていないこともあり、根気強く変体仮名に注目して翻字の確認を通して本文の素性を考えていきたいと思います。書き写されている本文が、現在の流布本となっている江戸時代の校訂本文である「大島本」とは内容が微妙に異なる鎌倉時代の古写本なので、慎重に本文の確認を続けているところです。
 江戸時代の『源氏物語』ではなく、平安・鎌倉時代の『源氏物語』の本文の実態に興味と関心をお持ちの方の参加をお待ちしています。
 『源氏物語』の本文については、わからない事だらけです。まだまだ、『源氏物語』の本文について自由に意見を交わして考える必要があると思われます。そのためにも、基礎資料となる鎌倉時代の現存本文の確認作業に関して、一人でも多くの方の参加をお待ちしています。
 一緒に、鎌倉時代の『源氏物語』の本文の森を散策しませんか。
 質問や疑問に関しては、本ブログのコメント欄を利用してお知らせください。
 電子メールであれば[genjiito@gmail.com]宛にお願いします。




posted by genjiito at 20:48| Comment(0) | ■講座学習
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