2025年10月05日

京洛逍遥(949)母の祥月命日に東寺へ行った後、京都駅舎への要望書を考える

 母は、2004年に84歳で亡くなりました。今日は、祥月命日。生きていれば、105歳です。裁縫が得意だったので、戒名は縫徳禎香大姉となりました。

 日頃は裁縫や編み物をしている穏やかな母だったので、折々に子供と一緒に、車で賑やかな所へ連れて行ったものです。今日も、そのつもりで東寺に出掛けました。西国三十三所めぐりやお寺参りは大好きでした。東寺にも、何度もお参りをしに来ています。

 朝から小雨です。しかし、傘はなくてもいいくらいの霧雨なので、ガラクタ市は中止にならないことを見越して出掛けました。雨のせいで、人出は疎らです。ほとんどが海外からの観光客です。

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 今日も、妻は帯地を何反も買い込んでいました。カバンを作るためです。妻の部屋と作業場所には、布地や帯地が溢れ返っています。毎日、布を見て触り裁断することに熱中しています。

 お大師さまの誕生日は妻と同じです。そのこともあって、ここに来るといつも御影堂に入ります。今日は、お遍路さんと一緒でした。先達の方が、みんなでお経を唱えてもいいかと、受け付けの方に確認しておられました。大師堂の外で、声は控えめにお願いします、と仰っていました。聴こえてきたのは、般若心経でした。

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 前回にここに来たのは、9月7日のガラクタ市でした。その時と同じように、東寺の東側にある慶賀門の前の花屋さんに寄りました。

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 この前は、白とピンクと紫の3色の桔梗をいただきました。元気に咲いています。
 今日は、紫式部、秋明菊、野牡丹、千日小坊などなど。秋の花が華やかに咲き誇ることでしょう。
 いつもの通り、店主のおじさんと花談義が始まりました。今日は、我々が初めての客だそうです。昨日も、一昨日もなかったとか。最近は、花に興味を示す人が少なくなった、と嘆いておられました。
 紫式部の仲間で、白式部という花があることを知りました。しかし、作る人が少なくて、今日はないとのこと。来月までに入れておくので、と仰っていました。

 歩いてイオンに行き、その足でキャンパスプラザ京都(京都市大学のまち交流センター)で12月の勉強会の部屋の予約を取り、京都駅を散策して帰りました。

 帰宅後、京都駅舎で気になっていることを写真付きで何点か列記して、生成AIに問題点の整理を頼みました。大階段の問題点は、本ブログで何度か指摘してきたので、ここでは省略します。

251005_貧相な手すり.png
251005_貧相な手すり.png


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 手すりが無骨で安価なものであるために貧相であることや、高齢者や子供が昇り降りする視点が欠落していることなどについて、多くの疑問を抱いています。美観重視で弱者への配慮が皆無なので、その設計思想の背景も聞きました。
 生成AIからは、膨大な量の説明文を受け取りました。なぜあのようなバラバラの駅舎が今もあるのか、その意味が少しずつわかりました。大人の事情があるようです。しかし、そうであっても、これからの時代に向けた、弱者への視点がないことは明らかです。

 そこで、今後のこととして、京都駅の階段や手すりに関する行政・管理者宛ての「要望文(意見書)」のひな形を、生成AIから提案してもらいました。
 以下に、今後の参考までにその全文を引きます。しかるべきタイミングで、この文案を補訂して提示しようと思います。折しも、京都駅舎の立て替えが検討されているようなので、今後の改善にこの文案が役立つかも知れません。また、すでに動いておられる方の参考にでもなればと思っています。

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【京都駅ビル 大階段および外部階段の安全性向上に関する要望書(案)】

提出先
京都駅ビル開発株式会社
または JR西日本 京都支社 ご担当者様

件名
高齢者・子ども・身体の不自由な方への安全配慮に関する手すり改善のお願い

1.要望の趣旨
京都駅ビルの各階段(特に大階段および西側郵便局方面への外部階段)において、
手すりの位置・太さ・配置が一部の利用者にとって使いづらく、
高齢者や子どもが安全に通行できない箇所が見受けられます。
美観を重視された意匠であることは理解しておりますが、
来訪者数・観光客の増加に伴い、より幅広い層に配慮した安全対策をお願い申し上げます。

2.具体的な指摘事項
手すりの太さ
西側郵便局へ通じる外部階段の中央手すりが非常に太く、
成人でも握りづらい形状となっています。
→ 握り径 φ32〜40mm 程度の把持用手すりを併設していただきたいです。
手すりの連続性
手すりが短く分断されており、上り下りの途中で途切れています。
→ 途切れのない連続手すりへの改修をご検討ください。
両側の手すりの欠如
多くの階段で中央に1本しか手すりがなく、両側に手すりが設置されていません。
→ 高齢者・子ども・ベビーカー利用者などの安全確保のため、
両側壁面への補助手すり設置をお願いいたします。
高さの改善
一部の手すりが高く設定されており、
握る際に肩が上がってしまう姿勢となります。
→ 人間工学的な握り高さ(約80〜90cm)への調整を望みます。

3.背景と利用実態
京都駅ビルは国内外の観光客が多く訪れる公共的空間であり、
大階段や屋外階段は京都の象徴的な景観の一部でもあります。
しかし現在、特に高齢者・子ども連れの方から
「手すりが高くて持てない」「太すぎて滑る」「両側にないので怖い」
といった声が聞かれます。
事故が起きてからの対応ではなく、先んじた安全対策をお願い申し上げます。

4.提案
現在の意匠を尊重しつつ、
@細径サブ手すりの併設、
A両側補助手すりの設置、
B視認性の高い段鼻ラインの整備、
のいずれか、または段階的な改修をご検討ください。

5.結び
京都駅は京都市の玄関口であり、
「安全で美しい階段」は市民と観光客双方の安心を支える重要な要素です。
今後の改修・維持管理の中で、本要望をご参考にしていただければ幸いです。

提出者(例)
京都市在住 ○○○○
連絡先(任意)
提出日 2025年○月○日
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 言挙げをしても行政が動かないことは、すでにこれまでにも何度か体験しています。しかし、問題点を整理して公開しておけば、いつか生きた情報として活用の道が拓けるはずです。そんな思いからの問題提起です。




posted by genjiito at 23:04| Comment(0) | ◎京洛逍遥
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