今朝は朝食前に、別棟の個室温泉でくつろぎました。大社温泉は、日頃の疲れを取ってくれます。
まず、出雲大社にお参りです。
神域の松林には、ヒガンバナが一面に咲いていました。その燃えるような色に、神々しさを感じました。
運良く、神職の方による「月始祭」が催行される場面に行き合えました。
大国主命とウサギの前で祝詞の奏上の後、鳥居を潜って本殿への移動です。
厳粛な雰囲気があたりに満ちていました。
出雲大社の拝礼の仕方は、一般的な「二礼ニ拍手一礼」ではなくて、「二礼四拍手一礼」と、「四拍手」であることに特徴があります。
ケタ違いに大きなしめ縄には、いつ来ても圧倒されます。
境内の一画にあったお土産物屋さんの女性が、我が家の親戚であるヘルン(小泉八雲)の宿の「いなばや旅館」のことをよくご存知でした。さらには、その方のお父さんは、「いなばや旅館」のご主人の遺影を今も持ち歩くほど親しかったそうです。その娘さん同士が、また親友だとか。話が弾みました。
街中を散策中に「いなばや旅館」のことをお聞きした男性が、なんと「いなばや旅館」で番頭をしていた方の息子さんだったのです。毎年、夏と年末の繁忙期には、母に連れられて我々も「いなばや旅館」に行っていました。その方のお父さんに会っていた可能性が高いのです。思い出話が尽きません。
次の写真は、車がある場所に「いなばや旅館」のボイラー室があったそうです。その上の段に、旅館が建っていました。
郵便局の局員の方が、話をしている内に我々の生地と同じであること、しかも我々の従姉妹のお孫さんだったのです。その方のお父さんが、なんと姉とは同級生だったとか。郵便局でたまたま対応してくださった方が、親戚つながりだったのです。
さらには、お土産にしようと、昔からよくいただいていた馴染みの俵饅頭を買いに行ったところ、そこの女性が「いなばや旅館」の前にお店があった頃には、よく俵饅頭を運び込んだのだそうです。ご縁のあったお店に入ったのです。
とにかく、出会う人出会う人と、奇縁の連続です。これも、出雲大神のご縁なのでしょう。
不思議な思いで、旅を続けました。
最後に、私と姉が生まれた出雲市古志町に行きました。通っていた保育園は、お寺の中にあったのでわかります。しかし、それ以外は、かつて住んでいた場所や親戚の家までもが、確信を持ってここだと言えないのです。生まれ故郷は、面影が薄くなっていました。
この町に来ると必ず行くことになっている、従兄弟の家に立ち寄りました。本当に久しぶりなので、歓待してもらえました。
従兄弟夫妻は、共に高校と中学の先生でした。90歳が近いのに、しっかりしておられます。息子さんが高校の校長先生をしておられるとのこと。代々、教員一家です。
行くといつも、抹茶と和菓子が出ます。今日も、松平不昧公お好みの若草が出ました。私も妻も、二服もいただきました。美味しいお茶でした。
帰りの車中では、同行4人でこの2日間を思い出しては笑い転げるという、まさに楽しかった金婚記念の旅だったことを実感しました。
宍道湖に見送られながら、一路京都へと向かいます。
この2日間、思いつきからのわがまま勝手な行程を、とにかく快適で無事故の運転をして手助けしてくれた姪には、心よりのお礼を記して感謝の気持ちにかえます。ありがとう。
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