1986年11月に私が『新・文学資料整理術パソコン奮戦記』(桜楓社)を刊行したことが機縁となり、1987年2月に大阪大学の伊井春樹先生の元に集まった3人(谷口・大谷・伊藤)で、日本文学データベース研究会(NDK)を起ち上げました。
翌1988年に、最初の成果として『源氏物語別本集成 第1巻』(桜楓社)を刊行しました。しかし、数多くの本文を校合するプログラムにミスがあることをNDKに加入したばかりの中村氏が気づき、大至急正しい内容に組み換えて作り直しました。そして、1988年版は出版社の迅速な対応により回収しました。私も、書店で見つけ次第に購入して処分しました。つまり、『源氏物語別本集成』は、1989(平成元)年から2002(平成14)年までに刊行した15巻が正編の正規のものとなります。回収漏れの廃版である1988年版にはお気をつけください。
さて、1995年9月に私が個人的に『源氏物語』のホームページを公開したことに端を発して、NDKでも、1997年2月にホームページを伊井先生の大阪大学の研究室から起ち上げました。トップページの画像が、解像度が粗いながらも見つかりましたので紹介します。
この中で、「別本」「青表紙本」「河内本」に分別した各本文を検索するページは、次のようなレイアウトでした。
これではあまりにもピンボケなので、この画面を構成するもう少し鮮明な部品のいくつかをあげます。
『源氏物語』諸本の本文データベースの研究活動と検索システムの公開は、中村氏の尽力のたまものです。
現在、このデータベースの本文を「変体仮名翻字版」にして再構築したデータで、新たに本文データベースを公開しようとしています。そのために、一般に公開するための方策について検討し出しました。来春には公開できたらいいな、というのんびりとした見通しでいます。
折々にこのデータベースを公開するための構想を、本ブログに記します。より良いデータベースとなるように、闊達なご意見などをお寄せいただけるとありがたく思います。
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