集会所で、今日はしりとりゲームをしました。
高齢者の集まりなので、2巡目に言い直しが多くなり、3巡目からはなかなか言葉が出ません。
みなさん、いろいろと交わされる囁きに耳を傾けながら、苦し紛れの単語を捻り出すことになります。
「ん」で終わる言葉に行き当たり、違う違うと考え直すこともしばしばです。
それよりも、すでに出た言葉を言うケースが多くて、次第に何を言えばいいのかわからなくて、考え込むシーンが増えます。
自信のなさからか、辺りを見渡しながらの回答が、さらに雰囲気をあやふやなものにします。
行司役の存在が、このゲームをスムーズに進めるためには必須です。
今日は、巧みな行司さばきが見られました。
そして思いました。
参加している方々の年齢構成が、言葉に反応する様子から重要であることを。
この集会には、65歳以上の方々がお集まりです。
この中に一人でも若者が交じったら、言葉へのリアクションが混乱することでしょう。
生活圏や仲間同志で交わす言葉が、世代を跨ぐとまた違ったものとなるのですから。
例えば、「パンツ」という言葉が出た時に、周りの反応を見て別の言葉にされた方がおられました。
私は、「パンツ」と言われたら、まずは下着のことを思います。
そして、そうだ今は「ズボン」の意味で使うのだった、と頭の中で修正しました。
このことは、女性にズレは少ないとしても、参加している4人の高齢男性には決定的だと思われます。
難しく言えば、「ジェンダー」(社会的性差)や「ジェネレーションギャップ」(世代間格差)の問題が、ゲームであっても「しりとり」の背景に横たわっていると言えるでしょう。
もっとも、世代間のコミュニケーションを深める意義を認めてのゲームであれば、老若男女が混在する構成も楽しくておもしろいことでしょう。
そんなことを考えると、この集まりのボランティアさんたちにも、若者の意識的な投入を考えるべき時期でしょうか。
一昨年、近くの大学の学生さんが参加したことがありました。
大学の教育の一環だと思っていたら、ほとんど指導を受けないままに来ていたことが明らかでした。
高齢者に対して、上から目線の失礼な対応が見受けられたからです。
ボランティアを履き違えて来ている学生だ、と思いました。
昨年は、市内の大学からの派遣ではなく、個人の意志で参加した学生さんがおられました。
その学生さんの高齢者に対応する様子を見ていて、意識の高さを感じ、好感を持ちました。
若者の参加については、若ければいいと言うのではなく、まずは教育の一環であり、社会性を育むというありようと配慮が望まれます。
少子高齢化社会になった今、高齢者の集まりで世代間の交流を意識した運営の必要性を、「しりとり」ゲームからあらためて感じました。
理屈っぽい物言いで恐縮しながらの投稿です。
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