2025年07月18日

集会所でインドネシア語講座の後は京大病院へ

 今日は、インドネシアに長く住んでおられた大石さんを講師に迎え、「かんたん インドネシア語 講座」が開催されました。
 大石さんは、NHKラジオや上智大学でインドネシア語の講座を担当しておられたこともあり、豊富な経験を背景にしてわかりやすくお話ししてくださいました。

 まず、インドネシアは日本の終戦直後の、1945年8月17日に日本の占領下から独立した国であることから始まりました。大きな地図やプリントを駆使して、丁寧に噛み砕いて、楽しく語ってくださいました。お話がおもしろかったので、みなさんの笑い声が絶えません。
 挨拶やかんたんな会話も、声を出して体験しました。

 「スラマッ シアン(こんにちは)」「テリマ カシ(ありがとう)」「ナマ サヤ イトウ(私の名前は伊藤です)」などなど、日本語の感覚で発声すればいい言葉でした。
 インドネシア語のクイズも、おもしろくて、いい勉強になりました。
 バリ島の「ングラ・ライ国際空港」は、「ン」で始まる言葉です。おもしろいものです。

 私は、東南アジアのことはほとんど知りません。インド、ミャンマー、ベトナムへ行っただけです。近いということもあり、いつでも行けるとの思いから、行かずじまいになっていたのです。もう行けないのかと思うと、残念です。
 こうしてお話を聞きながら、これからは追体験で楽しもうと思うようになりました。

 なお、インドネシア語訳『源氏物語』が手元にないことを大石さんに伝え、翻訳本の収集の協力をお願いしました。『源氏物語』の翻訳本は、43種類の言語で翻訳されています。しかし、その中にインドネシア語訳『源氏物語』がないのです。大石さんはインドネシアの大学院で勉強なさった方なので、情報を集めてくださるそうです。

 今日のお茶とコーヒーのおやつとして出たものの中に、小倉山荘のおかき「をぐら山春秋」がありました。その中のプラスチックのトレーには、『百人一首』の中でも82番歌の道因法師の次の歌がまずは手書き文字で書かれていました。

250718_82思ひわび.jpg

    【思】ひわ日さて毛
いのちはあるものを
 【憂】きにたへぬ八
     【涙】なりけ里

 この手書き文字の表記の中にある「日」「八」「里」は変体仮名です。また、「毛」は現行の平仮名の「も」の字母です。
 この表記と、その左に活字体で書かれた和歌を見比べると、次のように違う箇所が一目瞭然です。

 わ日 ←わび
 ぬ八 ←ぬは
 け里 ←けり

 こうした仮名文字の表記に関して、変体仮名が使われていることに気付く方はごく少数だと思われます。
 その前に、この変体仮名が読める方はほとんどいらっしゃらないことでしょう。
 同じ日本語を教わったはずなのに、この仮名文字が読める方と読めない方が明らかに別れるのです。
 日本語の中でも仮名文字のありかたとして、こんな状況を放置していていいのでしょうか。
 日本語の文字の教育を担当するのは、文部科学省の仕事だと思われます。文化庁と言った方がいいのでしょうか。変体仮名を教えることは、教育現場を混乱させるので扱わなくてもいい、という指示が文部科学省からでているようです。しかし、巷にはこうした変体仮名が表現の自由のもとに放置されています。
 このことについて、どのようなコメントがなされているのか、今私にはわかりません。最近のスマートフォンの一部には、変体仮名が表示されます。こうした事態を含めて、もう少し私なりに現状の確認をしたいと思っています。

 集会所が終わるとすぐに、京大病院へと急ぎました。
 大文字山は昨日の大雨の後のせいか、きれいな姿を見せていました。

250718_大文字.jpg


 今日も、妻の点滴の付き添いです。
 点滴の前の診察の時に、レカネマブの薬価が厚労省の指導として15%下がることについて、主治医の先生に質問しました。難しい内部の事情はともかく、患者側の負担額について上限枠は変わらないので影響はない、とのことでした。そして、9月下旬で点滴治療が半年になるので、残り1年間の点滴の対応は、自宅近くの宇治徳洲会病院に依頼する予定だ、とのことでした。診察や検査は、これまで通り京大病院で受けます。

 これまでは昨日と今日の直近の記憶が曖昧だったものが、最近の傾向として、昨日のことは思い出せるものの、今日の、先ほどのことを覚えていない状況があることを、先生に近況としてお話しました。
 そして、明日になると今日あやふやだったことが思い出せるのは、どのような事情でそうなるのかをお尋ねしました。後追いで記憶が定着する例は聞かない、とのことでした。このことは、これからの日常の中で再度確認していきたいと思います。




posted by genjiito at 21:44| Comment(0) | *福祉介護
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