テーブルカーリングは、会議用の机2台を平行に並べた上にフェルトを敷き、その枠の中で行なうゲームでした。初めて見ました。初めてやってみて、年齢に関係なく気軽に楽しめるおもしろいゲームであることがわかりました。
ネットを見ると、テーブルカーリングと言ってもいろいろなスタイルがあり、道具も微妙に違いがあるようです。宇治市社会福祉協議会コラボネット宇治の方が今日持って来てくださったのは、そのなかでも1番コンパクトなものだったようです。
氷の上をストーンと呼ばれる石を滑らせ、前方の円の中に入れるスポーツは知られています。箒のようなモップを氷上で素早く擦り、投げたストーンのスピードや方向をコントロールするシーンが印象的です。
ただし、テーブルカーリングでは、そのモップがないのです。手元の小さなストーンをフェルトの上を滑らせて、前の円形の中に置くのです。
ストーンを滑らせる力加減が難しくて、最初は円の手前で止まります。しかし、しだいに要領がわかると、前の方に、そして遠くに投げることができるようになりました。
また、相手の色のストーンに当てて、円の中から押し出すことを覚えると、途端にこのゲームのおもしろさがわかります。
今日は、百歳のTさんが初めてのゲームでも果敢に挑んでおられた姿に感動しました。うまく前に滑らせることができないと、悔しがっておられます。それでも臆することなく、また投げる順番が回ってくると、狙いを定めてストーンを押し出しては、また首を捻っておられます。
このやる気まんまんの姿勢には、いい刺激をもらえます。特に、右手で投げたり、左手で投げたりと、何とかしたいという気持ちが回りの者にも伝わってきます。負けず嫌いとは違う何かが、身体の中にあるようで、これでどうだ、こうしてみよう、という試行錯誤の過程が窺えました。
テーブルに向かわれる時は、1歩1歩慎重に歩いて行かれます。しかし、投げ終わって帰る時には、いくぶん背筋が伸びているようでした。恐るべし、本当に百歳ですか、と言いたくなります。
このゲームのいい所は、投げるストーンが飛び散らないことです。ボッチャに近いゲームです。しかし、枠の中でストーンを投げ、ぶつかったストーンも枠の中に留まっているので、後で拾い回る必要がありません。また、ストーンの散らばり具合も、常に自分の視界の中にあるので、ゲームの進行状況がよくわかります。円の中のストーンの位置によっては、どちらが中心に近いのか判断に迷うことがありました。ボッチャであれば、コンパスのようなもので距離を測っていました。そうした道具もあるのかもしれません。しかし、今日のように道具がなくても、どちらが中心に近いかをみんなで判断するのも、これはこれで楽しいものでした。
さらには、最後に大逆転もあります。この試合は勝ったと思っても、最後の相手の一投で自分たちの色のストーンが弾き出されて負ける、ということがありました。この意外性が、さらなるおもしろさにつながります。
みなさん、またやりたいと言いながら散会しました。
老若男女、簡単に楽しめる遊びがいろいろとあるものです。
新しいゲームとの出会いが、また楽しみになりました。
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