2025年06月21日

日比谷で『源氏物語』と『百人一首』の体験講座

 今日21日は二十四節気の「夏至」。1年で最も昼が長いとか。と言うことは、今日は非常に暑い1日になることでもあります。完全に夏モードの覚悟で東京に降り立ちました。京都に負けず劣らず、東京も人ひとヒト。

 有楽町駅前のビックカメラで回転寿司を昼食とし、東京ミッドタウン日比谷の前のゴジラスクエア日比谷で雄姿を見せているゴジラにご機嫌伺いの挨拶をしました。

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 そして、帝国ホテルのラウンジで身体の火照りを覚ましてから、日比谷公園の日陰を選って日比谷図書文化館に入りました。

 入り口には、いつものように講座の掲示があります。

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 今日の講座は体験講座です。これから勉強してみようかな、と思っておられる方々を対象としたものなので、4ヶ月毎の体験講座の内容は基本的にはいつも同じようにしています。季節や時世に合うように、少し味付けを変えるくらいです。

 「ハーバード大学美術館蔵『源氏物語 須磨』を読む」では、2年前に放映されたドラマ「相棒 コイノイタミ」(2022.12.7 -ABCで放映)の問題点(変体仮名への理解がまったくないドラマ)を、画像を映写しながら説明しました。
 劇中での変体仮名の説明と内容が、馬鹿らしくて呆然とするほど⽭盾だらけなのです。「⾐川」は現⾏平仮名の「え」と「つ」の字⺟であって、変体仮名ではないのです。それなのに、変体仮名だとして何度も強調されるのです。この台本を書いた方は、日本語をよくご存知ない方のようです。
 また、映し出された資料の「変体いろは歌」が、これまたデタラメであり意味不明のものです。どうして、こんなものが放映されたのでしょうか。制作スタッフが、ことごとく仮名文字に関して無知であることをさらけ出したドラマでした。
 こんな恥ずかしい思いをしないようにしましょう、変体仮名を正しく学びましょう、と話を進めました。

 続いて、ハーバード大学の『源氏物語』の来歴など、写本についての話の後に、「須磨」の冒頭部分を「変体仮名翻字版」で確認し、この資料を横に置いて学習すると、確実に変体仮名が読めるようになることを強調しました。

 終了後に何人かの方の質問などにお答えし、少し休憩してから『百人一首』に移りました。

 2種類のカルタの話をし、映画「ちはやふる」をスクリーンに映写して、歌合わせと40番歌・41番歌のカルタに書かれている仮名文字を確認しました。
 また、三島由紀夫の『春の雪』の映画のことにも及び、『百人一首』がさまざまな媒体で活用されていることを説明しました。

 この講座でも、終了してからいろいろな質問を受けました。みなさん、知的好奇心が旺盛な方なので、本講座に参加してくださることが楽しみです。

 日比谷図書文化館を出てから、今日はかつて住んでいた門前仲町に宿を取っているので、すぐそばの地下鉄丸ノ内線の霞が関駅から大手町駅経由で東西線で門前仲町駅に行こうとしていた時です。運が悪いことに、東西線でトラブルがあり、運転見合わせとのことです。こうしたトラブルに、私はよく出くわします。
 しかたがないので、大手町駅から半蔵門線で清澄白河駅に出て、そこから大江戸線に乗り換えて門前仲町駅に行きました。このあたりは、以前9年間も住んでいたことがあり、熟知したエリアだったので、臨機応変に乗り継いで移動できました。それにしても、日比谷図書文化館を出てから電車のトラブルに遭うことが何と多いことか。また一つエピソードが増えました。




posted by genjiito at 23:59| Comment(0) | ■講座学習
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