2025年06月03日

集会所で落語と漫才を見ながら関西と関東の文化を考える

 いつものようにラジオ体操と早言葉、そして「貯筋のテーマ」の筋肉体操で始まりました。
 今日は雨で肌寒い1日です。お休みの方が多くて、すこし淋しい集まりでした。

 運動の後は、ビデオCDで落語と漫才を楽しみました。それも、吉本興業製作の聴覚障害者用のビデオで字幕が付いていたので、耳が遠い方も楽しめます。
 出演は、桂文珍の落語と今いくよ・くるよの漫才の2本です。

 文珍の落語は、病院でのおばあちゃんの話です。とにかく、話の内容に加えて身振り手振りがおかしくて、笑い転げます。ボケと間のバランスが絶妙で、名作といえるでしょう。
 今いくよ・くるよは、丁々発止の掛け合いで、そのテンポの良さに引き込まれます。くるよの派手な衣装が、終始見る者を釘付けにします。話の展開が早いので、あっという間に終わりました。

 とにかく、見ているだけで笑います。クスクスではなくて、大笑いです。
 終わってから、いつか見たことがあるような気がして、過去の記録を確認しました。すると、ちょうど去年の5月にも、同じ演目をこの集会所で見ていました。

「集会所で吉本の漫才と落語を楽しむ」

 そのことをすっかり忘れて、今日はみなさん一緒に笑っていました。笑うことに忙しくて、話の中身は意外とすぐに忘れるようです。それだけに、お笑いは日々に溶け込んで潤滑油になっていくのでしょう。特に関西は、お笑いの文化が日常に根付いているので、空気のようになっているようです。笑いが空気のように身の回りにある社会というのは、高齢化社会には最適な文化に包み込まれていることになります。

 一昨日、京都市内にある文化庁の横を通りました。ひとりぽつんとビルが建っている姿は、淋しそうでした。1日も早く東京の霞が関の匂いを払い去り、関西の文化の中に仲間として迎え入れたいものです。
 と書いてから、かつて文化庁のお役人さんと、その文化庁にまったく期待をしていないと辛辣な姿勢で対峙された京の町衆とのシンポジウムを思い出しました。要は、東京の発想がそのまま関西では通用しない、させないという文化の違いが明らかになったシンポジウムでした。

「文化庁が京都に来る意味を考える充実したシンポジウム」

 そんな違いが、関西と関東の落語や漫才にもあります。
 この集会所にお越しになる方の中には、吉本新喜劇の元座長さんのお母さんがいらっしゃいます。
 楽しいパフォーマンスで、場を盛り上げてくださるので、一転お笑い劇場となる時があります。
 今日の集会所での落語と漫才は、高齢者を明るく元気づける笑い薬です。
 適度な処方で、楽しい毎日にしたいものです。




posted by genjiito at 20:45| Comment(0) | *福祉介護
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