2025年03月26日

京洛逍遥(925)えき美術館で「写実絵画の世界」を観た後は屋上で東寺と黄砂に思う

 先月から今月末まで開催している、美術館「えき」KYOTO の「鶴の来る町ミュージアムコレクション 写実絵画の世界」を観てきました。

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 「静物画」「人物画」「風景画の」3つのゾーンに分かれており、それぞれに写真かと見紛うばかりの絵を堪能して来ました。対象を見詰める画家の視線と筆遣いが、観るものの視覚を混乱させます。あらためて写実画の奥の深さを知ることとなりました。

 多くの作品が、写真撮影可となっていました。しかし、写実画を写真に撮ることの無意味さを教えられ、一枚も撮りませんでした。不思議な展覧会となっています。

 会場がジェイアール京都伊勢丹の7階だったので、そのまま大階段に出て屋上へ行きました。
 屋上では、京都タワーがサザンカ越しにきれいに見えます。

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 反対側の東寺を望むと、黄砂に包まれた五重塔がクッキリと見えました。中国からのお客様である黄砂を、周りにグッと押し戻すかのような気迫が感じられます。

250326_東寺と黄砂.jpg

 最近は、中国からの観光客が、いずれ日本は中国のものになるのだからと言う暴言を吐いておられるそうです。(「グッド!モーニング」2025年2月23日放送分)
 東山にある寺院の住職がSNSに悲痛な叫びを投稿しておられます。中国人とみられる観光客にマナー違反を注意したところ、『もうすぐ中国の一部になるのに偉そうにしてたら消されるよ』という言葉が返ってきたのだそうです。
 目に余る傍若無人な振る舞いは、私も市内の観光地の至るところで見かけます。お互いの文化を尊重しながら共に仲良く生きたいと思っても、その難しさがいろいろな局面で現れているようです。

 黄砂に立ち向かう東寺の五重塔に、もっと頑張れという声援を送るのではなくて、気持ちよく共に生きる方策を探ることが、喫緊の課題だと思われます。
 とはいうものの、さて私は今何をすべきか、と自問しても、そうそう答えは見つかりません。
 残念なことながら、困ったことだと俯くしか、今は思いつきません。
 そんな思いを抱きながら、大階段を一歩ずつ、フラツキに細心の注意を払いながら降りました。




posted by genjiito at 21:32| Comment(0) | ◎京洛逍遥
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