2025年02月23日

京洛逍遥(919)麩屋町通を四条通まで歩いてノムラテーラーへ

 昨日、京都駅前のキャンパスプラザ京都(京都市大学のまち交流センター)で源氏講座をしている時に、大階段では駆け上がり大会がありました。京都新聞によると、288人が参加したとのことです。
 しかし、すでに何度か指摘したように、私はこの大階段が高齢者や身体に障害を抱える人たちのことを一顧だにせずに設計されていることに異議を申し立てています。健常者のことしか考えずに作られたものであり、体力が弱くなったり五体不満足の者を排斥する思想がそこかしこに散見するのです。施工当時は、弱者のことが見えなかったのでしょう。駅舎のコンペでの審査においても、この設計が偏ったもので不備があることに、目が届かなかったようです。

 すでに時代錯誤の設計思想の階段に成り下がっているのに、そこで健脚を競う大会が晴れがましく開かれることに個人的には賛同できません。KBS 京都も、主催する以上はハンディキャップを負った多くの方々のことも考え、そうした方も参加できるようなイベントにすべきです。そうすると、この大階段の問題点が見えてきます。この放送局が抱え持つ、これからの社会を構成する人々に対する意識の希薄さが露呈しています。また、京都新聞の記事には、執筆者としてIさんの署名があります。元気さを称揚する今回の記事に留まることなく、元気盛りの方を顕彰するだけではなく、これからの主人公となる方々の視点で記事を書く必要があるのではないでしょうか。

 もし、身体に違和感を持つ方も参加するイベントを考えるのであれば、真ん中だけにしかない手摺りの何箇所かに、すでにその繋ぎ目に亀裂が入り、接合部分が捲れ上がっていることに目を向けてください。先日、私はこの繋ぎ目がズレた部分で、摑まっていた手を滑らせながら降りていた時に掌を切りました。出血は少なかったものの、危ない一本きりの手摺りとなっています。大階段の両側にもし手摺りを付けることになれば、この繋ぎ目の処理は丁寧にしてほしいものです。
 すでに連絡は行っていると思われます。点検は目視と触診でできるので簡単です。早めの対処をお願いします。

 さて、今日は麩屋町通を歩きました。この道は京都駅から真っ直ぐに延びていないので、京阪五条駅からスタートです。麩屋町通は狭い道です。

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 私の興味は、一軒の表札に留まりました。

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 横書きで「あ左多"」、縦書きで「阿左多"」とあります。右上の表札には、一般的なごく普通の漢字二字で苗字が表記されています。変体仮名で書かれた二種類の文字を見ると、最初の文字の「あ」と「阿」で、異なるものが掲げられています。日本の文字表記が融通無碍であることを感じました。

 この麩屋町通を歩いて四条通に出ると、すぐ目の前には妻がよく行く生地屋さんのノムラテーラー四条本店があります。

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 私のノートパソコンを入れる袋は、今月から長年使ってきた「ウルトラマン」から『百人一首』の絵柄に変わりました。

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 『百人一首』の生地はこのお店でやっと手に入れたもので、パソコン入れは妻が作ってくれました。これであと数十年は持ち運べます。
 今日もカバンを作るのだと言って、大量に生地や裏地をいただいていました。
 妻の五畳の部屋は、生地で溢れています。ウイリアムモリスのデザインやリバティプリントの生地を集めています。25年前の銀婚旅行でイギリスのコッツウォルズ地方にレンタカーで行った時には、ロンドン市内のリバティ百貨店へ足を運びました。テューダー・リバイバル風の装飾が内外装に施された、格式高いバルコニーの店内を満喫しました。何枚か生地をいただいたようです。しかし、日本のリバティの方が格段に品質はいいと言っていました。

 我が家は、私の本と情報処理機器、そして妻の布地で溢れています。




posted by genjiito at 23:32| Comment(0) | ◎京洛逍遥
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