2025年02月02日

京洛逍遥(916)相国寺の承天閣美術館と藤原定家の墓

 京洛では、今日2日は至るところで節分の豆まきをしています。どこへ行こうかと思いながら、結局は相国寺の承天閣美術館にしました。
 「禅寺の茶の湯」展のU期の最終日です。ようやく間に合いました。去年の秋から、近くを通りながらも今度また、と思ってやり過ごしている内に今日になってしまいました。
 相国寺の境内に入ると、禅寺であることを実感します。

250202_相国寺.jpg


 美術館の入り口には、大きなポスターが垂れ幕となって掲出されています。左横の乙女像と、やや違和感があります。これも、この美術館の味でしようか。

250202_玄関.jpg

 さまざまなお茶道具に圧倒されます。落ち着いた雰囲気で、説明も適度で、学芸員の方のセンスのよさを感じました。
 第二展示室の「92U 智忠親王和歌懐紙 一幅 紙本墨書 江戸時代 17世紀 慈照院蔵」で、気になる字がありました。

富士山

志ら【雪】乃
堂えま耳
そ連とみえし
よ里

   め可れ努
   ふし能【高根】
   な介利

とか書かれています。その最後の行の翻字は「なりけり」でした。しかし、私は字母を大切にして「な累介利」と翻字するので、「り」ではなくて「累(る)」としたいと思います。文法的に違和感があります。しかし、書かれたままの文字の翻字では、「累(る)」となるはずです。
 写真が撮れないので、いつか確認ができたらと思っています。


 見終わってから、敬意を表して定家の墓にもうでました。

250202_定家の墓.jpg


 なお、定家の墓については以下の記事で詳しく紹介していますので、参照願います。

「京洛逍遥(735)『都名所図会』(2)相国寺と藤原定家の墓」




posted by genjiito at 22:35| Comment(0) | ◎京洛逍遥
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