2024年11月30日

京洛逍遥(902)京都御所の一般特別公開で詳細な説明を聞く

 京都御所の一般公開に行く前に、2週間後の12月15日(日)に実施するNPO法人〈源氏物語電子資料館〉主催の平安文学散策の集合場所に立ち寄り、写真を撮ってきました。この今出川御門を入ったところで、午後1時に集合となります。

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 御所に入るには、清所門で手荷物検査を受けた後、受け取った番号付きの入場証を首にぶら下げます。ちょうどガイドツアーが始まる時だったので、詳しい説明を聞きながら、1時間の周遊を楽しみました。

 宜秋門番所には、清涼殿の西廂の調度が展示されていました。左側が御手水の間、右側が朝餉の間です。実際に調度品を拝見すると、知識だけで知っていたことが具体的なイメージとして記憶に定着します。

241130_御手水の間.jpg


241130_朝餉の間.jpg


 紫宸殿の南面に建つ承明門の前から東山の方角に、昨日まで入院していた京大病院を見下ろす大文字山が見えます。

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 紫宸殿には、左に天皇の御座である高御座が、右には皇后の御座である御帳台が特別公開されていました。

241130_紫宸殿.jpg

 清涼殿では、御帳台の帳などを夏物から冬物に取り替える年中行事の更衣(ころもがえ)の場面を再現していました。

241130_清涼殿の更衣.jpg

 小御所の半蔀に関しては、引き上げられた蔀戸の左右の下端に付けられたストッパーの役目を果たす金具に、蝉が止まっているのが確認できます。これは、掛け金を掛ける時に鳴き声がするので、今で言うセキュリティの役目があったのではないか、という説明でした。

241130_半蔀.jpg


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 御内庭の錦台の周りは紅葉がみごとでした。

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 御常御殿の南側の半蔀には、二箇所に意外な段差がついていました。説明によると、一番右側が帝のおられる位置なので、左に行くにしたがって位が低くなるために段差がつき、半蔀も下がっていくとのことでした。納得です。

241130_半蔀の段差.jpg


 宮内庁の職員による適切な解説を聞きながら、1時間のツアーでした。知らないことだらけの御所の話に、ひたすら聞き入る時間でした。ありがとうございました。




posted by genjiito at 22:58| Comment(0) | ◎京洛逍遥
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