2024年11月28日

一泊二日で京大病院へ小旅行

 雲一つない冬空に聳える大文字山は、朝が早かったせいかちょうど「大」の文字のところが薄暗く見えます。

241128_大文字.jpg

 今日は、京大病院で大腸ポリープの検査のためにお泊まりです。一泊だけというのが、病院大好き人間の私には物足りませんが……

 8時40分に受付を済ませました。お腹をきれいにする儀式では、3時間をかけて薬液を1.4リットル、水を700cc飲みました。無事にお腹の状態がOKとなってから、検査が始まるはずでした。しかし、どうしたわけか、さらに2時間経っても名前を呼ばれません。そうこうする内に、待ち疲れと空腹のためか身体がだるくなり、フラフラになりました。昨夜は8時以降は絶食です。いつも飲んでいる10種類の薬も、検査のために今朝から止めています。今日はもう帰ろう、と思ったほどです。

 看護師さんに状況を伝えると、別室のベッドに案内され、そこで血糖値などいろいろな検査を受けた後に、栄養補給の点滴(?)「ソルラクト」を受けることになりました。
 しばらくベットで休んでいると、午後3時頃に検査室に呼ばれました。

 内視鏡を使っての、大腸ポリペクトミーという検査だそうです。大腸の中を丹念に診てくださり、全部で8個のポリープが摘出されました。モニタには、拡大や縮小や回転ばかりではなく、患部の色を変えて病変の箇所を識別する映像が映し出され、さらには病巣が疑われる箇所には緑色の四角いマークが点滅するなど、最先端の機器を使っての施術のようです。投げ縄のような仕組みで、患部を切り取っていかれました。これをこのまま放置していたら、4、5年後にはガン化して命に関わるものになったかもしれないと、先生はおっしゃいます。とにかく早く取り除き、細胞の精密検査に回すことになり、よかったよかった、と明るく説明してくださいます。また今回も、命拾いをしました。
 枕元のモニタを見ながら、先生から興味深い説明を聞き、楽しい45分間の体内旅行をしてきました。

 この検査は、3年前にもここで受けています。その時は、ポリープが見つかったものの小さかったので、しばらく様子見をしてくださっていたようです。それが、あれから3年で5〜6ミリに成長していたのです。しかも、8個も。ガン化していると数センチにもなるとか。
 前回からの申し渡しでは、ポリープは3箇所だったようです。それが、機器の性能が向上したことや、先生の識別が格段にあがったためか、上部のみならず下部でも見つかり、ここにも、ここにもと言いながら、腸の中の盛り上がった肉塊に、金属の縄を巻き付けて素早く切り取り、掻き出しておられるのがモニタ越しに鮮明に見えました。取った組織の検査はこれからだとはいえ、す早い対処となり一安心です。これでまた、しばらくは生き延びていけます。ありがたいことです。

 内臓の組織を切り取ったために、身体がどんな反応をするのかわかりません。今日は積貞棟で一晩、ゆっくりと身体を休めます。この積貞棟は、胃ガンの全摘手術を受けた時にお世話になった病棟です。その後も、何度もこの棟のベットのお世話になったので、我が家の別宅(?)のような気がしています。

posted by genjiito at 19:19| Comment(0) | *健康雑記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。