2024年07月15日

京都文化博物館の北側正面に京町家ギャラリー&カフェ「宏寛堂」が開店

 京都文化博物館の東北すぐそばに、京町家ギャラリー&カフェ「宏寛堂」がオープンしました(https://www.kyoto-koukando.com)。その開店を祝う集いが、本日開催されました。

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 「宏寛堂」は、京町家の右側にある、小さな暖簾を潜って入ります。
 入ってすぐの壁には、『百人一首』のカルタが描かれた着物が掛かっていました。いつかゆっくりと拝見するつもりです。

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 狭くて急な階段をあがった2階が、和風のギャラリー&カフェとなっています。

 本日のオープニングセレモニーは、以下の内容の集まりでした。
 式次第(プログラム)をあげます。
 ここで私は、京都と変体仮名をテーマにして、お祝いの挨拶を兼ねたお話をしました。

司会進行 M野江里

乾杯

光峰展開催に寄せて
 光峰先生の御長女 杉本恵子氏

京都にまつわる談話
・速記研究者 兼子次生 先生
・国文学者  伊藤鉄也 博士

舞妓伝統技芸
 御挨拶 株式会社三洋航空サービス
 代表取締役社長 中塚裕博 社長
 舞妓 君宙(きみそら)さん(宮川町)

閉会の挨拶 (15:45)
・「宏寛堂」店主 上野佳之


 交通機関が大きく乱れたこともあり、舞妓さんの踊りから始まりました。
 曲目は「夏は蛍」「祇園小唄」の2曲と、お座敷芸の参会者体験です。

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 君宙さんが機転の利く方で、踊りの後は参加者を巻き込んで、問わず語りに楽しくお話をしてくださいました。徳利の袴を使った遊びは、罰ゲームも含めて、みんなが大いに楽しめました。

 順番が入れ替わり、速記研究者である兼子次生先生の話は、速記と京都の深い関係が語られました。その存在が次第に薄れている現在において、これまでの経緯を知らなかっただけにいい勉強をすることになりました。

 私は、次の資料を配布しました。京都の町中で見かける看板や小物に記された、多様な変体仮名の例を紹介して、その仮名文字のおもしろさをお話ししたのです。

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 まずは、開店を祝うために「寿」が配されたものやおめでたい言葉の説明です。
 そして、お店の発展を祈って「あきない」のことや、喜ぶ意味を込めて「一休昆布」「うなぎ」「うどん」と例を重ねます。
 提示した例が京洛に散在する身近な看板などのことなので、日常生活の延長でありながらも実は見えていなかった、ということを突いたのが意外だったようです。
 そして、平仮名の字形が持つ意味や、右から書くか左からかの問題。「う越弥」が「う我弥」と書き間違えられた例や、三条小橋の袂に立つ意味不明の「○和」。最後は、絵文字となった仮名文字を紹介しました。
 日頃はまったく意識していない文字のことでもあり、興味を持って聞いてくださいました。終わってから、いろいろと質問があったので、私が言いたかった主旨が伝わったことを実感しました。

 最高の立地に恵まれ、このお店は多くの方に利用されることでしょう。多角的な事業を展開しようとなさっているので、「宏寛堂」の今後の発展がますます楽しみです。




posted by genjiito at 21:19| Comment(0) | *健康雑記
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