2024年06月28日

穴埋めひらがなクイズで浮き彫りになった生麩の文化圏

 集会所で、おいしいコーヒーが出来上がる間、みんなで「まちがい探し」や「穴埋めひらがな」をしました。その中で、違う意見や異見が出たので、以下に取り上げます。

 問題文は、「2つの単語が完成するように中央の □ にひらがなを入れてください」というものです。質問は8個あり、その内の3問目と4問目は次のものでした。

B  は    C  と
 あ □ な     な □ ふ
   な       れ

 Bは簡単で、この答えを言う番になった方は「て」とおっしゃいました。みなさん、そうそう、と頷いておられます。「あてな」と「はてな」です。

 次に、Cの答えを言う番が回ってきた方は、「ま」と答えられました。
 私の隣にいらっしゃった方は、「い」でもいけるけど、「といれ」とか「ないふ」はこんな場ではなぁ、とおっしゃいます。高齢者の集まりの場にはふさわしくない言葉だ、ということです。向かいにおられた別の方からは、「とまれ」は命令する言葉なので、ここの答えには当たらない、と。なかなかレベルの高い意見です。私は、「ともあれ」が変化した副詞の「とまれ」もあるな、と思いました。しかし、説明がややこしくなるので、この話題には参加しませんでした。名詞で答えるはずなので、やはり「とまれ」だと言う意見も聞こえてきました。それなら、Bの「はてな」は感動詞なので、すべてが名詞になるようにこだわらなくてもいいはずです。これまた、ややこしくなるので発言は控えました。
 また、「なまふ」は京都で普通に使い、京料理などで食べるものです。しかし、それが東京でも通じるのかな、という素朴な疑問も出ました。その意味から、「なまふ」は答えから外れる、ということが内輪での答えでした。
 帰宅後、ネットで調べました。確かに、関東では焼き麩はよく見かけるけれど、生麩はあまり見かけないとのこと。また、金沢が生麩の文化圏として知られていることもわかりました。
 ということで、麩の種類・地域・形・食べ方を整理した表を引きます(三越伊勢丹の「FOODIE」より、https://mi-journey.jp/foodie/89468/)。次の図をクリックすると精細表示となり、文字が読みやすくなります。

240628_生麩.jpg

 大まかな分別ながら、いちおう今日のところ、生麩は関西、焼き麩は関東、としておきましょうか。
 ちなみに、妻の実家がある秋田に電話をして聞いたところ、聞いたことはあるけど知らない、とのことでした。
 東西の食文化をさまようことになりました。




posted by genjiito at 18:00| Comment(0) | *美味礼賛
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。