泊まったホテルでの朝食後、レストランを出ると壁に歌人の絵と和歌が記された切れが額に入れて飾られているのが見えました。お願いして、近くから写真を撮らせていただきました。
これは、源信明(みなもとのさねあきら)朝臣の歌で、和歌は[変体仮名翻字版-2023]で示すと次のようになります。
右 源信明朝臣
【恋】しさは
おなし【心】尓
あら須と毛
こよひの
【月】を
【君】三
さらめや
これは、『三十六歌仙』の色紙の中の1枚と思われます。
この歌のセットとなるはずの、「左 源宗干(みなもとのむねゆき)朝臣」の「ときはなるまつのみどりもはるくれば いまひとしほのいろまさりけり」が、番われた和歌として並んでいたら、さらにおもしろいのにと思いました。このホテルには、この1枚しかないとのことです。『三十六歌仙』の研究はあまり盛んではないようなので、この1枚に関連して、ご教示いただけると幸いです。
なお、『三十六歌仙』の源信明については、(2022年10月22日)「紫風庵で三十六歌仙の変体仮名を読む(第11回・最終回)」(http://genjiito.sblo.jp/article/189883587.html)に少し関連する情報を記していますので、参考までに。
さて、彦根城も彦根港の船着場も、桜が満開です。
彦根港から竹生島には船で渡りました。
昨日泊まった、歌仙絵を飾っていた10階建てのホテルが、伊吹山を背景に湖面の彼方に見えます。温泉も、いい泉質でした。
琵琶湖の彦根から船で、静かな湖を滑るようにして、周囲2キロの竹生島に着きました。桜が満開です。
階段が急で、昨日の再現となりました。
本堂は、弁天さんを祀っています。江の島、厳島とここ竹生島が、日本三弁天と言われています。
朱印をいただきました。
6巡目の満願まで、あとわずかとなりました。次のお軸の中央下が、ここ宝厳寺です。
竹生島からは、対岸の今津に渡りました。初めてです。
今津では、琵琶湖周航の歌の記念館でお話を聞きました。歌詞が変わってきた歴史など、興味深い話を伺いました。資料はないとのことなので、展示されていた資料を写真で掲載します。
6番目の問いは、昨日お参りした長命寺なので、すぐにわかりました。
それ以外は、いろいろと考えられます。答えはあってなきがごとし、と言っておきましょう。
いつか、まとめて報告します。取り急ぎ、こんな問題があります、ということに留めておきます。
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