2024年02月06日

集会所で童謡唱歌のカルタ取り

 小学校で歌った童謡や唱歌の前半を聴き、後半の歌詞が書いてあるカルタを取るゲームをしました。目の前には、50枚のカードが散らばっています。

 数十年ぶりに聴く歌でも、一番の歌詞であればほぼ後半まで歌えました。ところが、早くカルタを取るとなると、頭の中で歌の早回しをしないと誰かに取られます。頭の中で、歌のメロディーにじゃまをされて、なかなか後半の歌詞に行きつけません。「エーッとエーッと」と思っているうちに、他の人が「あった」と手を伸ばしてきます。目の前にある札に限って、あざけるかのように人が取ります。注意が他のカルタに向いているからでしょう。

 ほとんどの方が私より年上なので、出てくる歌はみなさん勝手に口をついて出てくるようです。口ずさみながら、下の歌が書かれたカルタを探しておられます。

 私が属したグループでは、次の2つの歌に関しては、知っている方はどなたもいらっしゃいませんでした。


240206_カルタ.jpg


 もちろん、私もわかりません。
  上が読み札で、下が取り札です。
 『百人一首』のチラシ取りの要領で、絵が書かれている取り札を取ります。

  帰ってから調べてみました。

40「星かげさやかに」
 1961年8月〜9月に「NHKみんなのうた」で「一日の終わり」として放送された歌だそうです。
 YouTube で歌を聞きました。「なんだ、これなら知ってる」、という歌です。歌詞にはまったく記憶がないのに、メロディーを聴くと懐かしさに包まれます。どうしてでしょうか?

40「思い出」
 これも「知ってる知ってる」と叫びたくなる歌です。イングランド民謡だそうです。そして、歌詞はとなると、途端に沈黙。私の頭の中には、ここに書かれている語句は1文字も入っていません。不思議です。

 歌詞だけを見ると知らない歌なのに、メロディーを聴くと幼い頃の記憶が蘇ります。専門家なら、こうした記憶の曖昧さを、「〜現象」だとか「〜の法則」と言っておられるのでしょう。

 みなさんと楽しく歌を歌いました。しかし、この「知っているのに知らない」という現象に気付き、あらためて頭の中で記憶がどう仕舞われているのか、ということに興味を持ちました。
 脳活トレーニングを遥かに超えた、とてつもない人間の記憶を探求する、学問の世界に引き摺り込まれそうです。




posted by genjiito at 21:27| Comment(0) | *福祉介護
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