2023年10月01日

京洛逍遥(849)京都市立芸術大学は本日京都駅前に移転しました

 公立大学法人 京都市立芸術大学は、本日2023年10月1日に京都駅東側エリアの崇仁地域へキャンパスを移転しました。
 大学のホームページ(https://www.kcua.ac.jp/profile/iten/)から、移転先の周辺図を引きます。精細図をご覧になるには、画像をクリックしてください。

231001_京都市立芸大MAP.jpg

 移転前の様子については、本ブログの「京洛逍遥(812)変わりゆく京都駅前の八条通から塩小路通へ(2022年10月01日)」(http://genjiito.sblo.jp/article/189843174.html)で、詳しく報告していますのでご笑覧を。
 また、マスコミなどを賑わせた問題として、京都造形芸術大学の名称変更に関して、京都市立芸術大学側が裁判所に提訴しました。その訴訟を経て和解に至った経過については、京都市立芸術大学からは「【令和3年7月20日付】「京都芸術大学」の名称使用差止請求訴訟に関する和解成立に際しての理事長コメント(2021年7月20日)」(https://www.kcua.ac.jp/litigation/)が、京都造形芸術大学からは「「京都芸術大学」の名称使用差止請求訴訟に関する和解成立のお知らせ(2021年7月20日)」(https://www.kyoto-art.ac.jp/news/info/744)が公表されているので、併せて読むと参考になります。

 さて、今回移転を終えて新たに誕生した京都市立芸術大学は、1880(明治13)年に日本で最初の公立の絵画専門学校(京都府画学校)としてスタートした学校です。その卒業生の名前を見ると、絵画と音楽に疎い私でも知っている名前のオンパレードです。本日発刊の京都新聞に掲載されている氏名を摘出列記します。

■美術関係/竹内栖鳳、堂本印象、富本憲吉、小野竹喬、山口華楊、上村松篁、池田遙邨、加山又造、ワダエミ、草間彌生、上村淳之、外尾悦郎
■音楽関係/佐渡裕、阪哲朗、上村昇、河野文昭、菅英三子、三木香代、水谷上総、小倉幸子

 こうした慶事を記念して、京都駅の南北自由通路の中ほどにある西口広場で、大学関係者による「移転記念ミニコンサート」がありました。雑踏の中での弦楽四重奏ということで、かすかに聞こえるという演奏です。しかし、開学を祝う気持ちは伝わってきました。

231001_移転記念の合奏.jpg

 京都駅北側に聳え立つ京都タワーを見て、JR沿いに右へ6分歩くと京都市立芸術大学に行けます。そして、その反対方向、京都タワーを見てJR沿いに左へ5分歩くと、NPO法人〈源氏物語電子資料館〉主催で源氏講座を開講しているキャンパスプラザ京都(京都市大学のまち交流センター)があります。京都駅のすぐそばに、文化と芸術の創造的な空間が広がるのです。文化庁が京都の中心地に来たように、その入口である京都駅周辺に文化と芸術が展開し、体感できる場所が出現したのです。いかにも京都らしい街になった、と言ってもいいでしょう。
 さまざまな分野の方々がお越しになる街になっていくことを、楽しみにしています。
 そして、この京都の地にNPO法人〈源氏物語電子資料館〉が所轄庁を置いていることに、新たな意義を実感しているところです。




posted by genjiito at 20:26| Comment(0) | ◎京洛逍遥
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