2023年09月27日

美術館「えき」KTOTOで芭蕉布の展示を見る

 京都駅伊勢丹の7階にある美術館「えき」KTOTOで、「芭蕉布 人間国宝・平良敏子と喜如嘉の手仕事」と題する展覧会に行って来ました。久しぶりに、沖縄の伝統や文化を楽しみました。

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 いかにも涼しそうで、ザラザラした感触が伝わってきます。淡い色合いの芭蕉布の織物70点を、存分に堪能しました。糸芭蕉を育て、収穫してからの糸作り、そして染め、織りと、とてつもない時間がかかっています。手間のかかる手仕事です。

 民藝運動で知られる柳宗悦は、『芭蕉布物語』(1942年、昭和17年)の前書で、「今時こんな美しい布はめったにないのです。」と言っていました。その自筆原稿が展示されていたので、じっくりと見ました。「こんな」の「な」はどうみても「めったにない」の「な」と異なり、「あ」にしか見えませんでした。機会があれば、この原稿の平仮名を通覧したいものです。

 芭蕉布を織る写真やビデオ映像を見ていて、かつて私は機織りに関する調査報告を書いたことを思い出しました。掲載誌が見つからないので、いつか出てきたら紹介します。その概要だけを、ここに記しておきます。

「機業 −福生の民具を通して−」
『福生市文化財総合調査報告 第12集 福生の民俗・生業諸業』
福生市教育委員会、1980年3月刊
「福生市教育委員会の委託を受けて行なった、民俗調査にもとづいてまとめたものである。民具としての機(ハタ)を取りあげ、その歴史的な位置づけと、当該地における実情を、モノを通して論じた。聞き書きをもとに構成したものであり、特にライフヒストリーの部分のまとめ方には、新たな視点を導入した。」




posted by genjiito at 21:04| Comment(0) | ・ブラリと
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