その後は、ボーリングのような棒倒しゲームであるモルックをしました。
モルックについては、「地域のみなさまと新しいゲームを楽しむ」(2023年05月30日)で、図解入りの紹介をしました。2回目なので、要領がわかったこともあり、和やかに楽しく遊べました。2回おこない、2回共に先攻が勝ちました。初心者が取り組むと先攻が有利なのでしょうか。たまたまそうだった、ということだと思われますが。来年は日本で世界大会があるそうです。モルックは、これから普及していくと思われるゲームです。
その後は、社会福祉協議会の方が進行役となり、ボランティアスタッフによる会議がありました。
話題は、感染症対策としてのマスク着用の今後についてからでした。高齢者の集まりということで、原則としてマスク着用となっています。しかし、そろそろ外す方向で検討してもいいのではないか、ということになりました。
事業実施を推進する宇治市側の担当者からの問題点の提案がいくつかありました。特に、茶話会はコロナ禍でもあり取り組んでいなかったものだそうです。それに対して、現場からはぜひ再考を、という篤い要望が出されました。事業者側としては微妙な問題があるようで、曖昧なままに終わりました。
この集いへの参加者に関して、介護認定を受けると参加できなくなることについて、私はその根拠を尋ねました。事業主体者側の内部での決まりとして、はっきりとした線引きがあることがわかりました。地域住民としての参加と交流が趣旨の介護予防の集まりに、国の支援を受ける方の参加は厳密に区別するとの方針でした。その意味はよくわかるものの、無下に切り捨てられない人間の問題なので、今後ともズルズルと再燃しそうな課題です。本人のため、ということが、壁として立ち塞がります。
また、進行役の方が、我々は地域にこの活動を知ってもらう機会を作るのが役割である、という発言をなさいました。そのことを受けて私は、この集まりは実際には女性中心の集まりであり、男性及びどちらでもない性を自認する方々への働きかけはどのようになさっているのか、ということを尋ねました。回答は、20ある他の地域でも特に取り組んでいない、ということでした。この高齢化社会で多様性が求められる現代において、今後ますます重要な問題となるので、少なくとも男性やその他の性への働きかけを検討していただくようにお願いしました。予想外の問題提起ということで、持ち帰っての検討課題となるようです。
さらに私は、現在地域の大学の学生がこの集まりに来ていることがあることを例にして、学生たちに高齢者へのリスペクトの気持ちが希薄であることと、勉強不足のままにこの集会所に来ているのはよくない、という指摘をしました。
大学生がこうした高齢者の集まりにボランティアとして参加することは、高齢者と接することによる地域住民とのコミュニケーションの上で、意義深いものがあります。それに加えて、学生たち自身にも、学びの場となり貴重な体験の実践実感が得られるものとなります。それが、今は後者の、学びの場であるという意識が完全に欠落しており、しかも、高齢者である相手を劣った人間として接していることが見受けられることに、私は違和感を覚えていることを伝えました。これは、この学生たちを大学側がまったく指導していないからです。地域の高齢者の集まりに行かせれば、それで地域貢献になるという、送り出し側の意識が低次元に留まっていることが透けて見えます。
そもそも、このサークル活動という名の学生の集まりには、指導すべき教員の顔が見当たりません。職員のお一人が付き添っておられるだけで、私が見ている範囲でも、そして、その方とお話をした範囲でも、そこに教育的見地からの指導は認められません。好きなようにさせている、見守っているだけ、という一語につきます。これでは、無責任すぎます。
大学という高等教育機関に所属する学生が、地域の社会福祉活動に参加するのですから、そこには教員がかかわり、教育と指導および助言をすべきです。学生も、その教員と一緒に学習して育ってほしいものです。送り出し側への活動報告は、毎回どのようになされ、どなたがチェックなさっているのでしょうか。
若い子たちが来てくれて話相手になってくれる、という高齢者のありがたいという思いに縋るだけのレベルから、もっと意義深い高齢者との接し方の学びの場にしてもらいたいものです。
具体的に卑近な例をあげれば、高齢者に接するにあたって、もっと言葉遣いに気をつけるべきです。クイズや質問を出す場合にも、無知をさらけ出すことは若者らしさの表明にはなりません。参加なさっている高齢者の方々は、豊かな経験と幅広い知識をお持ちです。それが、すぐに思い出せないだけなのです。その反応を貶めるような態度や行動はよくないと思います。学生が持っている話題が貧困なので、横から話しかけて来られてもすぐに話が途切れます。致し方のないこととはいえ、この地域の高齢者の世事への意識は高く、知的好奇心は旺盛です。私は、この集まりに参加するようになり、このことには衝撃をうけました。介護認定を受けずに自力で自分の生活をする、という方々に敬意を持ってお付き合いをしています。
とにかく、学生の送り出し機関の対応は、無責任なボランティア活動に留まっています。支援ではなく、理解している、という程度だとしか思われません。される側からのこうした意見を、やってやるという意識しかない相手先の大学に対して、思い違いに気付くように働き掛ける必要があります。
今回の進行役の方は、その大学とのパイプをお持ちのようです。ぜひとも、こんな意見が出たことを伝えてください、とお願いしました。
今日の集まりの後半の会議は、私だけではなく他の方からの意見もいろいろと出たので、意味のあるものとなったと思います。これを持ち帰った後の社会福祉協議会の対応に、期待しています。
みなさま、長時間お疲れさまでした。
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