角倉了以が開削した高瀬川は、この伏見港を中継基地としていました。まさに京都の南の出入り口だったのです。そして、物資や旅人などを乗せていた十石舟と三十石舟が、今は観光の船として人気を博しています。
その伏見港で十石舟に乗ろうと思い、散策がてら行きました。しかし、桜の花見の最終日ということもあり、残念ながら乗ることはできませんでした。
宇治川派流の水辺で十石舟を見ながら、桜の木陰に座って持参のお弁当をいただきました。
龍馬通りを少し西に行くと、「龍馬とお龍、愛の旅路」と題するブロンズ像があります。このタイトルは、妻と一緒に見るには照れくさくなり、口数も減ります。
このことと寺田屋の様子は、前回ここに来た時の記事に書きました。この宇治川派流については、その報告「京洛逍遥(816)伏見港と寺田屋と龍馬通り」(2022年12月27日)に譲ります。
この像の先では、桜まつりが賑やかに行なわれており、狭い散策路に露店がぎっしりと並んで花見客を呼び込んでいました。のんびりとした散歩で来ているので、ここはパスしました。
もう花吹雪が川面にビッシリと浮かんでいます。今年は殊の外、お花見も駆け足となっているようです。
なお、途中で月桂冠大倉記念館の近くのお店の軒先で、次の提灯を見かけました。
「ロール▲ゃべつ」と書いてあり、「▲」が読めません。その下には、「ロールきゃべつ」の文字があり、お人形さんの前にもロールきゃべつが置かれています。
さて、この「▲」は「き」以外に考えられません。それにしても、あまりにも左横に寝転がった「き」なので、なぜこんな形にしているのか、その意図がよくわからないままです。どなたか、教えてください。
【◎京洛逍遥の最新記事】
- 京洛逍遥(983)祇園祭で見た平山郁夫と..
- 京洛逍遥(982)祇園祭の鉾建てを観る
- 京洛逍遥(981)今月も雨だった東寺のガ..
- 京洛逍遥(980)龍谷ミュージアムで「京..
- 京洛逍遥(979)雨の中での東寺ガラクタ..
- 京洛逍遥(978)京大病院の前のお漬物屋..
- 京洛逍遥(977)大手筋を散策中にドコモ..
- 京洛逍遥(976)病院から賀茂川を歩き集..
- 京洛逍遥(975)龍馬とお龍像と寺田屋の..
- 京洛逍遥(974)城南宮で源氏物語花の庭..
- 京洛逍遥(973)新緑の宇治川派流と伏見..
- 京洛逍遥(972)下鴨神社に欅を獻木し半..
- 京洛逍遥(971)宇治川の桜と陶器まつり..
- 京洛逍遥(970)近所の公園で見かけた春..
- 京洛逍遥(969)東寺のガラクタ市(20..
- 京洛逍遥(968)宇治川派流の桜並木と龍..
- 京洛逍遥(967)東寺のガラクタ市(20..
- 京洛逍遥(966)美術館えきの写真展と江..
- 京洛逍遥(965)東寺の初弘法と『百人一..
- 京洛逍遥(964)病院での予約変更、帰り..
