一人ずつに手渡された棒は、サランラップの芯にカラーテープを巻いたような、50センチほどのスティックです。3人ずつ二つのチームに分かれ、イスに座ったままで手が届く範囲で向かい合います。そして、その間に置かれたビーチボールを、棒で叩きながら床を往き来させ、お互いのゴールである自陣の段ボール箱に押し込んだら得点となります。
実に単純で簡単な遊びです。しかし、これがなかなか息が切れるほど疲れるのです。私はゴールキーパーの位置にいたので、足元を飛び交うビーチボールを止めては押し返す役を請け負いました。しかし、おしくらまんじゅう状態で少し気を緩めると、あっという間にゴールに押し込まれるのです。今日はタートルネックを着ていたこともあり、途中で汗だくになりました。思いがけない重労働です。
結局、2戦して共に私が属したチームは負けました。私がフッと手を緩めたための敗戦です。後期高齢者だと侮る勿れ。みなさん、必死にボールを打ち返して来られます。今自分が何歳なのかなど、ほとんど関係ないのです。手加減することなく、思いっきりボールを叩いて来られます。ボールを止めるために、スティックを握り締めていたためか、終わると右腕がパンパンに張っていました。
試合後は、みなさんとティータイムです。一人ずつに配られたお菓子をいただきながら、あとは雑談で盛り上がります。破綻寸前と言われている京都市とは違い、宇治市は社会福祉にも手厚い施策がなされているようです。この集まりにも、補助金が出ている背景が、少しわかりました。近隣の情報も有益で、特に医療機関についての話題は、身体の至るところに課題を持つ私には大いに参考になります。
また来週、みなさまと一緒にこうした時間を持つことを楽しみにしています。
終わるとすぐに、ほど近い京都駅ビルの中にある京都府旅券事務所へ行きました。妻のパスポートの切り替えのためです。あらかじめインターネットで申請書をダウンロードして記入してあったので、手続はすぐに終わるはずでした。しかし、写真でクレームがついたのです。「写真の印画紙の紙質がよくない」とのことです。写真は規程に合致したもののはずなので、素人判断ながらこれでいいと思います。申請前の確認でも、国際規格に合致していない場合には渡航先での入国審査で顔認証技術による本人確認に問題が起きる可能性がある、という注意がありました。しかし、今回の場合はこの印刷用紙が規程のものではないので旅券に取り込めない、という却下の理由が、私にはいまだによくわかりません。
提出した写真は、自宅のプリンタ(brother MFC-J6995CDW)を使ったものです。それも、写真用の「超光沢厚手 銀塩写真印画紙ベース」と書かれたキャノン社製の「プロフェッショナル フォトペーパー」という用紙に印刷しました。写された本人の画像については、パスポート用の条件をすべて満たしています。それなのに、印刷した紙がダメだということです。念のために、同じクオリティのヒューレットパッカード社製の印画紙に印刷したものも持参していたので、それも提示したところ、これもダメだとのことです。
業務終了まで、あと30分しかありません。仕方がないので、旅券事務所の隣にある写真撮影コーナーで大急ぎで撮ることにしました。写真代は 1,430円。何となく納得できないまま、その写真を受け付けに持って行き、申請手続を終えました。外務省のお仕事の一端を、こうして報告しておきます。おそらく、うかがい知れぬ、さらにきめ細かな条件があるのでしょう。
帰宅後、外務省領事局旅券課のホームページを見ました。服装・装飾品・顔の向き・表情・背景・目・眼鏡・影・撮影品質・画像加工・画像処理・画像 印刷品質・髪のボリューム・乳幼児の撮影、に関する注意点が写真付きで掲載されています。今回の場合は、「画像 印刷品質」に関して不適当とされたと思われます。しかし、この項目は以下のように記されています。
デジタル画像の過剰な圧縮などが原因となってノイズ (画像の乱れ)が発生しているものや、ジャギー(階段状のギザギザ模様)、印刷時のドット(網状の点)やインクのにじみがあるものは不適当です。写真専用の用紙を使用し、鮮明な画質で印刷してください。
私は、毎日のようにブログに掲載する写真を扱っています。今回は、パスポート用ということを意識して撮影し、プリントに相応しい用紙に印刷したはずです。ノイズ、ジャギー、ドット、滲みには注意しました。そうであっても、写真専用の用紙ではなく、高精細画像でないからダメだ、ということであれば、もう業者に委託するしかありません。街角にあるボックスのインスタントフォトも、画質は向上していると聞いています。しかし、それでもそれなりの料金はかかります。数年後に、私のパスポートの更新時期が来ます。それまでに、外部業者に依存しない、パスポートセンターでの審査に通る写真を、自宅で作れるように調べておきます。
《補記》
以前、東京にいる息子のパスポートの更新を、代理でやった時のことを思いだしました。
ネットで送られてきた写真では、今回の京都府旅券事務所は、眼鏡のフレームが眉毛に少しかかっているのでダメだということでした。再度息子に画像を送ってもらい、すぐ近くのヨドバシカメラで印刷して提出することで受理してもらえました。過日のサッカーのビデオ判定のように、眼鏡のフレームがコンマ数ミリほど眉毛にかかっている程度だったので、これでいいだろうと思ったのが甘かったのです。サッカーの時とは違い、線にかかっているといけないのです。とにかく、突然の海外出張に何とか間に合い、事無きを得たものの、規程の厳格さが身に染みた出来事でした。
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