2022年10月11日

ふれあいサロンで『百人一首』を音読

 地域イベントである「ふれあいサロン」に行ってきました。
 今日は、『百人一首』を読もうということで、次の三首の音読から始まりました。

(1)ちはやぶる 神代もきかず 竜田川
    からくれなゐに 水くくるとは(在原業平)

(2)あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の
    長々し夜を ひとりかも寝む(柿本人麻呂)

(3)あらし吹く み室の山の もみぢばは
    竜田の川の 錦なりけり(能因法師)


 今の季節、秋に関係するものが選ばれているようです。

 若い福祉担当の方がこの歌を説明し、参会者とやりとりをしながら進めていかれます。
 (1)と(3)に出て来る「竜田川」はどこにあるのかわかりませんが、と仰った時、会場の様子を見回して、すかさず妻が「奈良県です、以前、竜田川の近くに住んでいました。」とフォローしました。我々は、京都に移るまでは大和にいました。それも、竜田川のほとりです。私が本ブログでお茶のお稽古に行った時に、いつも竜田川の写真を掲載している、あの川です。それ以上に話は発展しなかったものの、話を「竜田揚げ」と竜田川の関係へと持っていかれたので、『百人一首』を音読するというテーマへとごく自然に戻り、流れていきました。
 現代語訳はプリントに印刷されていたので、それを読み上げた後は、関連する設問へと移りました。紅葉の名所としてどこを知っていますか? とか、どんな時に寝付けなかったですか? さらには、颱風や嵐の時にドキドキしたことはないですか? などなど。
 寝付けない時を問われて、俳句を作って時を過ごす、という90歳の方がいらっしゃいました。
 嵐の時に関しては、今月97歳になられた方が、戦時中に防災ずきんをかぶって防空壕に避難した経験を語ってくださいました。さらに長寿の秘訣は? と問われて、運動・食事・くよくよしないこと、だと仰いました。3年後にはみんなでここで盛大なお祝いの会をしましょう、と話は盛り上がりました。
 先日のこの集まりでは、北原白秋と岡本かの子の和歌を取り上げて、興味深い恋愛奇譚を参加者に説明なさる方がおられました。なかなかレベルの高い話題も交わされる、楽しいサロンです。
 後半は、じゃんけんゲームなどで、頭の体操をしました。じゃんけんも、複雑なものになると頭が制御不能になります。何でもないことを、みんなでおもしろおかしく笑い転げながらやると、身体のいろいろなところが活性化されます。
 今後のこの集まりの展開が楽しみです。おりおりに報告をします。
 
 
 
posted by genjiito at 21:29| Comment(0) | *福祉介護
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