2022年09月19日

敬老の日という祝日は必要でしょうか?

 今日は敬老の日で祝祭日です。
 国民の祝日として1966年(昭和41)に制定され、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」なのだそうです。2003年(平成15)からハッピーマンデー制度の対象となり、9月第3月曜日になりました。ただし、その制定に異を唱える方が多かったようで、老人福祉法(改正)では、それまでの9月15日を「老人が自らの生活の向上に努める意欲を促す」という趣旨で「老人の日」として定めています。

 WHO(世界保健機関)を含めて法令では、65歳以上を高齢者としています。詳しく見ると、65歳から74歳までを「前期高齢者」、75歳以上を「後期高齢者」と呼んでいます。日本の総人口に占める高齢者の割合は3割。さらに驚くことに、65歳から69歳の就業率は50%を超えているのです。敬老の対象者である老人は誰なのか?
 いま一度、再確認が必要です。

 若者が急激にいなくなるこれからの高齢化社会で、この敬老の日という祭日が持つ意味は、あらためて問われてもいいでしょう。祝日として必要かどうかも含めて。
 私は、70歳で一仕事を終え、今年から年金生活者となりました。十分にこの敬老の対象者のようです。しかし、私にその自覚はまったくありません。老人扱いをされることを望んでもいません。私の感覚としては、強いて言えば80歳以上が敬老の日の対象だと思っています。その前に、敬老の日は祝祭日から外すべきだと考えています。

 なお、海外で敬老の日を祝日にしているのは、日本以外ではパラオだけだそうです。それも、5月5日で55歳以上が対象者だというのですから、日本とはその背景が違いすぎます。
 今夜、イギリスではエリザベス女王の国葬が営まれます。イギリスに敬老の日はないものの、100歳の誕生日にはエリザベス女王からお祝いのカードが届いていたそうです。101歳以降は毎年ということです。国王が変わっても、この習慣は引き続き行われることでしょう。

[付記]
 日本では100歳になった方に対して、内閣総理大臣から「百歳を迎えられた方々の長寿を祝い、かつ、多年にわたり社会の発展に寄与してこられたことに感謝するとともに、ひろく国民が高齢者の福祉についての関心と理解を深める」という趣旨で、9月15日の老人の日に祝状と記念品(銀杯)が贈呈されているそうです。
 このことに関連して、父が平成2年に当時の海部俊樹首相から、戦後にシベリアで抑留生活を強いられ凍土で3年間も強制労働をさせられたことに対して、慰労の銀杯をもらったことを想い出しました。
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 せめてもの父への褒章として、この賞状と銀杯は今も大切に保管しています。
 
 
 
posted by genjiito at 19:56| Comment(2) | *健康雑記
この記事へのコメント
年寄りなのに若者だと思いたがる爺さん。
Posted by 名無し at 2026年06月30日 23:04
コメントを拝見しました。
私が書いた記事は、おっしゃるような内容だったのでしょうか。
日本語がうまく伝わっていないようで、ピンボケの言いがかりのように思われます。
あなたのコメントに、差別的な視点と偏見が心の奥底に内在していると感じました。
可能でしたら、「年寄りなのに若者だと思いたがる爺さん。」と言い放ち、見知らぬ相手を謗る根拠と理由をお聞かせください。
少なくとも、「爺さん」は私に対して無礼であり、失礼です。
また、初対面の者に対して、卑怯な「名無し」ではなくて、正々堂々と名前を名乗るべきです。
Posted by genjiito at 2026年07月01日 20:52
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