2022年07月16日

京洛逍遥(805)祇園祭前祭の宵山-2022-

 夕方から、3年ぶりとなった祇園祭前祭の宵山を見て回るために、四条烏丸に出かけました。
 毎年のように出掛けていて、今年特に感心したのは、驚くべきことにゴミがまったくなかったことです。とにかく、気の遠くなるほど多くの出店があり、食べ歩く人が多いのに、ゴミが落ちていないのが不思議でした。よく見ると、至る所にゴミの回収場所が設けてあり、若い方々が声を掛け合ってゴミの回収と整理と掃除をなさっていました。臙脂色と青色のTシャツには、「祇園祭 ごみゼロ 大作戦 2022」と書いてあります。ありがとう、と頭が下がります。また、山鉾を見に来た方や、出店で食べ物や飲み物を買って食べ歩く方も、積極的にゴミの回収に協力しておられます。たまたま見かけたゴミを拾う男性も。これは、感動するほどの光景でした。明日の巡行でも、このみごとな連係プレーが見られることでしょう。新しいお祭りのやり方がテストされています。そして、それがうまくいっているようです。

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 今日の宵山では、先日、鉾建ての時に見た順番に、まずは函谷鉾から。笛と鉦が軽快に鳴り響いています。その右手後方には、長刀鉾が見えています。

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 函谷鉾の斜め向かいには月鉾が見えます。

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 目を左に転じ、室町通を下ったところに鶏鉾。

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 室町通を上がってすぐに菊水鉾。この通りは、広い四条通と違って狭いこともあり、とにかく人ひとヒトの大混雑で前に進めません。コロナの感染拡大中であることを忘れてしまうほどの熱気です。

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 ちょうど、息の合った笛の大合奏となっているところにも出会えました。

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 今回は、菊水鉾でチマキをいただくつもりでした。しかし、すでに売り切れ。茶人武野紹鴎の茶亭にちなんでのお茶席も、これまた終了。もっと早く来るのでした。

 そのまま室町通を北へ上がり、小振りの山伏山を見物しました。右手後方に見える提灯は菊水鉾です。

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 今回はその姿を見せない、18日から21日までの後祭に登場する鯉山で、厄除けのチマキをいただきました。この鯉山は、人生の岐路で大切な関門である、あの登龍門で知られるところです。私はまだもうしばらく生きていられるようなので、遠大な志があるわけではないものの、龍にあやかってさらに高みを目指して勉学に励みたいとの思いから、数年おきにここのチマキをいただいています。

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 夕方になると、烏丸通の歩行者天国の人出はすごいことになっていました。京都タワーがすぐ近くに見えています。

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 四条通にある、八坂神社の分霊をお迎えする四条御旅所は、明日の神幸祭では重要な役割を果たします。その四条御旅所の周辺も、歩行者天国ということと、宵山を見に行く人々で大賑わいです。

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 今年は、殊のほか若者たちの姿が目立ちました。感じとしては、9割方は若者です。そして、浴衣姿の男女も多かったのです。特に男性の浴衣姿や甚兵衛姿が増えていたので、日本の着物文化を若者たちがどのように受け渡していくのか、楽しみになってきました。私などは、少し畏まったお茶会でしか着物は着ません。しかし、今の若者はもっと着る場面を広げていくのではないでしょうか。和服と言うと堅苦しくなります。日本の着物の一つとして、今後ともそのスタイルやアレンジのされ方を見つめていきたいと思います。
 
 
 
posted by genjiito at 23:05| Comment(0) | ◎京洛逍遥
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