2022年04月19日

京洛逍遥(784)宇治上神社と源氏の湯

 午前中は、昨日運び込んだ500個以上もの段ボール箱の荷解きに掛かり切りでした。宝の箱を楽しみながら開けては取り出し、取り出してはそれぞれが収まる場所に置いていきます。探しているものが見つかると、無上の喜びを感じます。しかし、賽の河原で石を積む気持ちになることもある、無心の行の時間です。

 午後からは、春らしいそよ風を感じながら、引っ越し疲れの身体を休めるために宇治橋へと散策に出かけました。過日と同じように宇治橋の袂にある函館市場でお寿司をいただき、抹茶のソフトクリームを片手に、気持ちのいい緑に包まれたさわらびの道をそぞろ歩きです。

 今回の行き先は、次のブログで秋の景色として紹介していますので、参考までにご覧いただけるとコースの様子がわかるかと思います。「宇治の街歩きと〈運読〉のワークショップ開催」(2015年12月05日)

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 まずは宇治神社へお参りしました。観光客が一人もいないこともあり、淋しい静けさを感じました。

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 北へ向かい宇治上神社へ行く途中に、『源氏物語』の宇治十帖にまつわる「早蕨の古蹟」の石柱があります。今後は、この10柱の石碑の紹介をするつもりです。ほとんどを、すでに本ブログで取り上げています。しかし、今の姿をあらためて写真に収めて記すことにします。

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 宇治上神社の参道の石柱の文字は、特異な書体なので人目を引きます。

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 宇治上神社の前には、国宝で最古の寝殿造りを残す建物と雰囲気を似通わせる、かそけき枝垂れ桜が咲いていました。

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 ちょうど閉門時間の直前だったこともあり、私が本殿に回った頃に社務所は戸締まりをなさり、門を出るとすぐに門が閉まりました。門を閉め始められた神職の方にお辞儀をしてお礼を言うと、にっこりと答礼をしてくださいました。全国の神職の方のほとんどが私の後輩にあたります。そのため、どなたかはわからないものの気持ちだけとはいえ、感謝とますますの活躍への期待の気持ちを目礼で送るようにしています。

 元来た宇治神社に向かって宇治川に戻ると、匂宮と浮舟の像に出会います。朝霧橋を背景にした観光客の撮影スポットなので、今回も写真をあげます。

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 橋の上から上流と下流を望みました。穏やかで鷺や鴨が群れ集う賀茂川と違い、宇治川は流れが速くて躍動感があります。

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 塔ノ島から宇治神社の方を見ました。山の新緑と朱塗りの門が鮮やかな対比を見せています。

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 京阪宇治駅前から京阪バスで近鉄大久保駅に出て、駅前にある宇治天然温泉「源氏の湯」に入りました。

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 このところ、ずっと引っ越しに没頭していました。身体も悲鳴をあげる寸前だったこともあり、ゆったりと湯に浸かると凝りが解れたように思えます。一風呂で、リフレッシュして帰ることができました。目と身体の保養を兼ねた、実り多い半日となりました。
 
 
 
posted by genjiito at 23:58| Comment(0) | ◎京洛逍遥
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