東と南の窓からの光で目覚めるのは、15年ぶりです。奈良から京都に来てからは、町家に手を入れた住まいでした。町家はあまり日が差さない構えなので、朝日で目覚めることはありません。すこし暗いので、外出や散歩が気分転換になっていました。
私の書籍と妻の布地が詰め込まれた段ボールで埋め尽くされた各部屋は、立錐の余地もないのです。昨夜は、ダイニングの隙間で寝ることになりました。今朝は、起きるや否や段ボールとの闘いです。宝の箱を1つ1つ開けるワクワク感は、何とも言えません。
気晴らしに、歩いて5分の大きなスーパーマーケット万代へ行きました。反対側へ5分歩くと、これも負けず劣らず大きな近商ストアがあります。しかし、万代の方が何かにつけて少しずつ安いのです。中学と高校生の頃に母に連れられて、大阪の布施や山本にあった万代によく行きました。特に食品は安かった記憶があります。その懐かしの万代へ、この歳になってまた通うことになりました。縁は異なものとは、よく言ったものです。
今日は、仏壇を設置することにしていたので、仏花をいただくことにしました。妻がレジで会計をしている時に、私は仏花をナイロンの袋に詰めていたら、初めてということもあってか作ったばかりの万代カードの使い方がわからないようでした。私は、ナイロン袋で包んだ仏花を買い物を詰める台に置いたまま妻の所に行き、大丈夫かと声を掛けて様子を見ました。何とか出来たということなので、仏花を置いていた所に戻ると、お花が見当たらないのです。隣にいた方に聞くと、不審そうな目で見られました。テーブルには、仏花の中にあった榊の葉が2つだけ残っています。辺りを見渡しても見つかりません。通り掛かりの人に持ち去られてしまったのかと思うと、このお店の印象が悪くなりだしました。それでも諦め切れないので、店員の方にお花が見当たらないことを伝えました。大急ぎで奥に走って行かれ、しばらくすると、私が袋に入れた時のままの状態の花を持ってきてくださいました。これですか? と。そうです、ありがとう、と言うと、お客さまがお忘れ物だと言って届けてくださっていました、とのことです。目を離したのはほんの1、2分のことです。微妙なタイミングだったようです。人を疑った自分が恥ずかしくなりました。そして、このお店のお客さんと、このお店の対応に好感を持ちました。もし、世の中には盗人もいるのだからと諦めて帰っていたら、今後はこのお店に来なくなっていたことでしょう。これからの生活の食料品は、このお店でいただくことになりそうです。
帰ってからは仏壇を掃除し、位牌を元の位置に置き、飾り物を設置して、よもぎの柏餅をお供えとして差し上げました。今日のお花のことは、しっかりと両親やご先祖さまに報告しました。
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