その午前中は、築地から銀座へとブラブラと散策です。
5年前までは、近くの越中島(門前仲町)の官舎に住んでいました。よく、歩いて築地や銀座へ行ったものです。築地の場外市場は、その後は越中島の目と鼻の先にある豊洲に移転したため、今は寂しくなっているだろうと思って行くと、なんと賑やかに人だかりができていたのです。やはり、観光客は豊洲よりもここの方が来やすいようです。
築地本願寺から銀座に向かいました。ビルとビルの間に、かつての日本家屋を感じる古民家風の家がありました。どのような謂れがあるのかわかりません。時間があったら、いつか表に回ってみたいと思います。
さらに北に歩くと、四つ角に鶏卵屋さんがありました。2階から上の造作が、かつての賑わいを伝えています。
今は何を商っておられるのだろうか、と思いネットで調べてみました。「レトロな建物を訪ねて」(gipsypapa、https://gipsypapa.exblog.jp/24207805/)というサイトに、「宮川食鳥鶏卵」として豊富な写真と共に紹介がありました。そこから、説明文を引きます。
宮川食鳥鶏卵は関東大震災以降の看板建築の一つ。創業は1901(明治34)年の食鳥鶏卵専門店です。今も現役で、鶏肉の卸業が本業ですが、店頭にて小売りも行っているそうです。
角地に建ち、角を切り落として入り口にした3階建て。壁は銅板貼りで、壁の文字など昭和初期の商店の雰囲気を残しています。最上部のパラペットのデザインもユニーク。景観上重要な建造物として東京都選定歴史的建造物に認定されている、木造3階建て。
宮川食鳥鶏卵
1929(昭和4)年
東京都選定歴史的建造物
設計・施工 : 不明
東京都中央区築地1-4-7
撮影 : 2014.11.16
今も人気の鳥肉店だそうです。いつか行ってみたいものです。
さらに銀座に近付くと、江戸らしい絵を描いた看板を掲げる蕎麦屋さんがありました。場所は、警視庁築地警察署の5軒手前です。「蕎麦處 つきじ 満留賀」とあります。ただし、ネットで調べると、このお店は現在は閉店だとあります。「満留賀」という蕎麦屋さんは、東京周辺に100店舗もあることがわかりました。この築地店が閉店していることについては、さらに情報を集めてみます。
大都会東京の中に、江戸情緒を感じさせる場所が点在して残っているようです。折々に、そんなところを歩くのも一興かもしれません。
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