2021年12月10日

[学長ブログ]日本語別科で「第3回 学長と語ろう︰日本の観光」を開催

 午後の3時間目(13:20〜14:50)に、日本語別科へ中国から来ている留学生と、「観光」をテーマとする話題で意見交換をしました。

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 私は、日本語別科の校長をしています。この交流会は、語学学校の校長ではなくて大学の学長として留学生の意見を聞き、共に語り合う学習支援の一環として実施するものです。
 これまでの2回については、次の記事を参照願います。

「[学長ブログ]日本語別科の新イベント「学長と語ろう〈その1〉」」(2021年07月13日)

「[学長ブログ]学長と語ろう︰食べたことのある日本の料理」(2021年08月05日)

 なお、次の『百人一首』のイベントも、これがさらに展開したものでした。

「[学長ブログ]日本語別科主催の百人一首実演会」(2021年10月29日)

 さて、今日は16名の学生との交流会です。

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 まずは参加している学生の自己紹介から。名前と出身地を教えてもらうことから始まりました。
 大連やハルピンから来た学生が何名もいたので、個人的な反応をしました。私の両親が戦時中に旧満州のハルピンやチチハルにいたからです。父はシベリアに抑留されて3年後に復員、母は命からがら引き揚げて来ました。私も両親の生きざまを確認するために、大連・長春・ハルピンへと旧満州を北上しました。他の学生の生地もほとんどが行ったことのある場所だったので、その背景に親近感をもって学生が語る日本体験の話を聴くことができました。

 第3回となる今回のテーマは、日本での旅行の経験や、行ってみたい場所など、「観光」について語ってくれました。クラス人数は16名です。スクリーンに写真を映写しながら、1人3分から5分くらいのショートスピーチです。短い時間であっても、全員があらかじめ原稿を用意していて、一生懸命に私に向かって話そうとする姿勢に好感を持ちました。
 次の学生は、アニメの聖地巡礼として新宿へ行った時の話をしてくれました。

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 次の学生は、桜と着物の写真を映写して話をしました。

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 これまでのクラスに比べると、まだ日本語をうまく使いこなせていません。緊張したこともあってか、うまく話せないままに突然終わる学生もいました。学長に聴かれているということが、過大なプレッシャーになったようです。話し終わった学生には、全員に私から確認の質問や感想や意見を伝えました。
 とにかくみんな、元気に思い思いに自分の体験や意見を話してくれました。こうした機会が、一人一人の日本語運用能力をアップするきっかけになると思います。目の前にいる私の存在は、日常的に接する先生や友だちとは違います。なかなか体験できない場面設定の中で、とにかく自分の体験談をすることは、これからの日本語力を飛躍的に向上させるに違いありません。今回を、そんな飛躍の切っ掛けにしてもらえたら幸いです。

 みんなが日本語を使って、何とかして自分の言いたいことを語ろうとする姿から、学習意欲が旺盛なことが伝わってきました。これからがますます楽しみな学生たちでした。
 最後に、観光や旅行における心構えなどを、私から伝えました。ガイドブックに頼らずに、日本を幅広い視点で見てほしいと思っています。
 
 
 
posted by genjiito at 21:27| Comment(0) | ■大学新生
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