2021年12月05日

日比谷で橋本本源氏物語の復習2(21)

 前回(2021.11.21)、日比谷での講座で上京した時に、銀座を散策していてロゴスキーのボルシチとピロシキを食べたいと思いました。しかし、あの時は順番待ちで長蛇の列だったので、残念ながらあきらめました。今回(2021.12.05)はお昼前に行き、30分ほど待ってテーブルに着きました。あらかじめ予約をした方が次々と私よりも先に着席していかれたので、気持ちは穏やかではありませんでした。次からは予約をしてから行くことにします。渋谷のロゴスキーがなくなったので、この銀座のお店は貴重です。

211205_rogoski.jpg

211205_pirosiki.jpg

 食後、日比谷図書文化館のある日比谷公園へ行きました。公園の池では、鶴が寒そうに水を吹き上げています。師走の光景です。

211205_turu.jpg

 今日午後2時から4時までの源氏講座では、前回配布した30頁分のA4プリントの内、15頁から30頁までをまずは確認しました。この内容は、これまでこの「古文書塾てらこや」の源氏講義で学習した内容を、ブログ掲載分から抜き出したものです。
 私の講座は、毎回どんなことを学習し、どんなことを問題としたのかを、終了後にその日の内にブログ[鷺水庵より(http://genjiito.sblo.jp)]で公開しています。本日のこの記事が、それにあたります。こうした記録をもとにした総集編を作成し、資料として配布し復習していることになります。受講生のみなさんはよく勉強をしておられるので、予習や復習に本ブログでの報告を活用なさっているようです。また、東京まで来られない方や開講日に都合のつかない方が、たくさんこのブログを参考にしてテキストを見ながら学習しておられるそうです。ありがたいことです。

 本日配布した20頁分のA4プリントは、そのすべてを確認し終えました。
 前回と今回の2回で取り上げたのは、以下の[鷺水庵より(http://genjiito.sblo.jp)]の記事です。
■前回取り上げた記事■

・橋本本「若紫」の原本で削除されている文字を確認して気付いたこと(2016年11月23日)
 http://genjiito.sblo.jp/article/179013010.html

・日比谷図書文化館で橋本本「若紫」の異文を確認(2017年01月19日)
 http://genjiito.sblo.jp/article/179013067.html

 以上、前回。
■以下、今回取り上げた記事■

・平仮名「て(天)」と変体仮名「て(弖・氐)」について(2017年01月28日)
 http://genjiito.sblo.jp/article/179013076.html

・橋本本「若紫」の翻字で訂正すべき箇所(その1)(2017年02月02日)
 http://genjiito.sblo.jp/article/179013081.html

・橋本本「若紫」の翻字で訂正すべき箇所(その2)(2017年02月16日)
 http://genjiito.sblo.jp/article/179090521.html

・橋本本「若紫」で同じ文字列を同じ字母で傍記している例(2017年03月02日)
 http://genjiito.sblo.jp/article/179089717.html

・橋本本が伝える本文から大島本とは違う表現世界を考える(2017年03月16日)
 http://genjiito.sblo.jp/article/179115023.html

 以上、前回配布したプリント
 以下、今回配布したプリント

・日比谷図書文化館で「若紫」を読む(第5回)(2017年09月02日)
 http://genjiito.sblo.jp/article/180864946.html

・平仮名「て」と「弖」の直前に書かれている「り」と「里」について(2017年06月16日)
 http://genjiito.sblo.jp/article/180068955.html

・橋本本「若紫」の翻字で訂正すべき箇所(その3︰漢字表記の記号等)(2017年05月07日)
 http://genjiito.sblo.jp/article/179675017.html

・日比谷図書文化館で橋本本「若紫」を読む(2017-第7回)(2017年12月10日)
 http://genjiito.sblo.jp/article/181809478.html

・日比谷で橋本本「若紫」を読む(2017年度-その10)(2018年03月25日)
 http://genjiito.sblo.jp/article/182798833.html

・日比谷で橋本本「若紫」を読む(2018年度-その1、触読・「弖」・糸罫)(2018年05月17日)
 http://genjiito.sblo.jp/article/183250812.html

・日比谷で橋本本「若紫」を読む(2018年度-その2、異文を確認)(2018年06月16日)
http://genjiito.sblo.jp/article/183559381.html

・誤差1時間を見込んだ生活と「すゝめ」のこと(2018年09月05日)
 http://genjiito.sblo.jp/article/184350241.html

・日比谷で橋本本「若紫」を読む(2018年度-その6、また誤表記発見)(2018年11月10日)
 http://genjiito.sblo.jp/article/184908617.html

・日比谷で橋本本「若紫」を読む(2018年度-その7、傍記が混入した異文)(2018年12月15日)
 http://genjiito.sblo.jp/article/185202693.html

・日比谷で橋本本「若紫」を読む(その8、ルーマニア語訳『源氏物語』の第一報)(2019年01月26日)
 http://genjiito.sblo.jp/article/185444314.html

・日比谷で源氏の橋本本を読む(14)[削除後の空白箇所は謎](2019年08月03日)
 http://genjiito.sblo.jp/article/186366326.html

・新出定家本「若紫」の翻字は「変体仮名翻字版」による正確な資料作成を(2019年10月08日)
 http://genjiito.sblo.jp/article/186661410.html


 次回(2021.12.19)は、今期3回講座の最後となります。
 テキスト(『国文学研究資料館蔵 橋本本『源氏物語』「若紫」』(伊藤鉄也・淺川槙子編、新典社、2016.10))の、55丁表4行目(127頁)から、変体仮名の確認をしながら読み進めます。1年9ヶ月前の終了時点からは、少し飛ぶ箇所があります。内容のつながりから、少し先に飛んで、この55丁表4行目(127頁)「【君】の・【御】もとよ里八・」からとなりますので、予習をなさる方はお気をつけください。
 
 なお、本日の講座が始まる前に、古写本の翻字などでNPO活動に協力してくださっている受講生の方から、珍しい変体仮名の資料をいただきました。「御多越る」と書いてあります。まったく同じ字体で印刷されているので、その関係に興味をもっています。これは、左側の古い方が30年ほど前にいただいたタオルを包んでいたものだそうです。私が収集しているコレクションになかったものなので、ここに紹介します。ありがとうございました。そして、この包装紙に関連する情報をお持ちの方からの情報提供をお待ちしています。

211205_taworu.jpg 
 
 
posted by genjiito at 23:57| Comment(0) | ■講座学習
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。