2021年11月19日

西国三十三所(2021-9)紀三井寺(2番)

 お昼に、大阪外食産業協会の産学連携講座「レストラン経営論」の講義でお越しになった副会長で千房(株)の代表取締役社長をなさっている中井貫二氏と名刺交換をしました。この講座は、外食産業分野で業界を牽引し活躍中のトップリーダーが、体験と現状分析を踏まえて語ってくださる、これ以上は考えられない贅沢な講座です。学生も大いに刺激を受けているようです。

 その後、時間の隙間を見つけて、和歌山方面へ出かけました。

 秋晴れののどかな紀州路を、のんびりと歩きました。行き先は、西国三十三所第2番札所の紀三井寺。この前に来たのは、今から11年前になります。那智勝浦からの帰りでした。

「西国三十三所(5)紀三井寺」(2010年09月28日)

 日根野駅を出発すると和歌山駅で乗り換え、2つ目の紀三井寺駅で降ります。
 世界各国で回転寿司の実食調査をしている私は、日本でも食べ歩いています。今日は、紀三井寺駅からほど近い「くら」に立ち寄りました。夕方を控えたお昼過ぎだったこともあってか、あまり元気が感じられないお店でした。海外の方が、もっとお店の雰囲気作りに工夫を凝らしています。全国チェーン店なので、さらなるアイデアで楽しいお店にしてもらいたいと思いました。

 紀三井寺駅に引き返し、目の前の山を見上げると、中腹の左に本堂の大屋根が、右に千手十一面観音の仏殿が見えます。

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 参道の途中に建つ道標には歴史を感じます。

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祢古ろふどう迄 四里
古か王てら迄  六里
かうやさん□□□ 三り


 前回は裏門から参拝したので、今回は正面の楼門から入りました。

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 参拝料をお渡ししようとした時、70歳以上は割引となる表示を見かけました。10日前に70歳になったばかりの私は、早速申し出て、1つ下の妻の半額で入山することができました。こうした優待で、年寄りが元気に出歩けるような環境を作ってもらうことは大歓迎です。

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 楼門のすぐ横には、令和元年(2019)に建立されたばかりの閻魔大王が、西国三十三所にちなんだ33個の宝印を手にして座っておられます。この表情には元気をもらえます。

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 楼門を潜ると、階段が待ち構えています。25段、33段、42段、61段と、厄年を踏み越える石段です。

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 この立て看板には次のように書かれています。

是より上の登段最速記録は二一・九秒
無謀な挑戦はおやめください(元陸上一〇〇m日本記録保持者・青戸慎司選手)


 無理なことはしないようにと言いながらも、挑戦してみろと言わんばかりの表示には、つい笑みがこぼれます。
 仏殿には、日本最大の総漆金箔寄木立像である千手十一面観音菩薩がすっくと立っておられます。『源氏物語』の千年紀だった平成20年(2008)の落慶です。

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 本堂でお軸に朱印をいただきました。

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第貳番
 紀三井寺
古里を者流/\
  古ゝに
 きみゐ寺
華の都も
  ちかく
 なるら無


 帰りは、新しく設置されたエレベータで途中まで降りました。

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 帰り道で、天空に140年ぶりの部分(皆既とも)月食が見られました。これも、見られない貴重な記録として残しておきます。

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211119_moon3.jpg 
 
 
posted by genjiito at 22:06| Comment(0) | ・ブラリと
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