2021年11月16日

京洛逍遥(740)お火焚饅頭のこと

 今月から来月にかけて近所の市場やマーケットへ行くと、「お火焚饅頭」が店頭のお茶菓子のコーナーに並んでいます。五穀豊穣に感謝し無病息災などを祈る「お火焚き」の行事にちなんで、紅白の饅頭の頭に「火炎宝珠」の焼印を押した和菓子です。

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 この包装紙の裏には、次の説明が記されています。

火に感謝して、また火難より守るためお火焚饅頭をお配りし召し上がる風習の「お火焚祭」は現在に伝わる日本の大切な行事です。


 11月になると、「亥の子餅」がよく話題に上ります。しかし、この「お火焚饅頭」のことはあまり知られていないようです。全国的には、どの地域まで拡がっているのでしょうか。これが、茶の湯のお菓子ではないことが、拡がりの足枷になっているのかもしれません。

 糖尿病患者である私は、伝統的な文化の継承も大事だとばかりに、こっそりといただいて来ては口に頬張ります。甘い物が大好きな私は、いろいろと理由をつけては禁断のお菓子の実体験を繰り返しています。

 夜になると、家のまわりでは「火の用心」のかけ声と拍子木の音が響きます。今年も早いもので、年末を意識するようになりました。
 
 
 
posted by genjiito at 19:44| Comment(0) | ◎京洛逍遥
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