2021年11月05日

日本文学データベース研究会(NDK)のこと〈第2回〉

 本ブログでNDKのことを紹介したのは、直近では「京洛逍遥(608)京大病院での検診後は京大キャンパスへ」(2020年04月06日)の記事の最後の部分がそれです。リンクを辿っていただくのも大変なので、該当する箇所を以下に引用します。ここに出てくる浅茅原竹毘古さんは小説家としてのペンネームであり、本名は谷口敏夫さんです。

 1995年春に、京大のとある研究室で、モザイクというソフトを通してインターネットというものを体験しました。それに刺激されて、その年の秋に、〈源氏物語電子資料館〉というホームページを立ち上げました。文科系では初めての本格的なホームページだったと言われています。以来、文学と情報処理の草分け的な存在だと言われるようになりました。長尾真先生が総長に就任されるまで、電子図書館研究会に呼ばれたことから、毎月ここに通っていたのは遠い昔のことになりました。
 例会を開いていた付属図書館には、『源氏物語別本集成』の版下作成プログラムを開発してくださった浅茅原竹毘古さんが、司書としていらっしゃいました。
 平成25年7月に浅茅原さんが亡くなられた後は、今もそのブログ「MuBlog」(http://asajihara.air-nifty.com/mu/)でお目にかかれます。しかし、「よう てつ」という声は、そこからは聞こえません。
 この記事の中でも、我が家でお茶会をした時のことが書かれている「小説木幡記:「出町ろろろ」のNDK、あるいは幻の「マツモト模型」店」(http://asajihara.air-nifty.com/mu/2013/04/post-47e9.html)は、今読んでもあの元気だった浅茅原さんが目の前に現れそうでジンときます。とにかく、「NDK:日本文学データベース研究会」というカテゴリーの中の13件の記事は、多くの方に読んでいただきたいものです。草創期の熱気を感じ取ってください。そして、ここに出てくる浅茅原さん以外のメンバーである3名で、当時取り組んでいた『源氏物語別本集成』をご破算にしてその文化資源を引き継ぐ、《源氏物語本文集成》という新たな一大プロジェクトを立ち上げたのです。また、数十年かかります。このプロジェクトに、新たな若者が集ってくることを、今から楽しみにしています。


 ここに記した、平成25年7月に浅茅原さんがお亡くなりになったことは、本ブログでは次の2本の記事で詳しく書いています。NDKの背景がよくわかる内容となっているので、併せてご覧いただけると話がスムースにつながると思います。

「27年来の仲間を思い出しながらの追善供養」(2013年08月04日)

「亡き仲間を偲んで我が家でお茶会」(2013年08月15日)
 
 
 
posted by genjiito at 19:21| Comment(0) | ◎情報社会
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。