2021年10月24日

室伏信助先生の訃報に接して思い出すこと

 國學院大學の針本正行学長から発信された室伏信助先生の訃報が、研究仲間である吉海直人氏を通して届きました。
 9月30日逝去、享年89歳。2019年の正月から療養中だったとのことです。

 ご冥福をお祈りします。

 室伏先生には、学生時代からさまざまな機会に、心温まるご教示をいただきました。ほとんどが、『源氏物語』の本文研究で孤軍奮闘する私への励ましでした。ありがたいことでした。
 先生のご自宅に妻と共におじゃましたのは、もう5年も前のことになります。あれが、直接お話をした最後です。東京を離れてからは、ご無沙汰ばかりでした。
 本ブログで室伏先生のことを取り上げた記事が多いので、以下にそれらを列記します。
 記事の最後に、少しだけ先生のことに触れたものもあります。
 おそばにいたことだけであっても、思い出すことが一番の供養だと思います。
 私が先生のことを思い出すためのリストなので、おついでの折にでもご覧いただけると幸いです。

「室伏信助先生と荻窪でお話をしました」(2016年11月01日)

「学会で研究発表をする基本姿勢」(2012年05月27日)

「『十帖源氏』を読む会に室伏先生をお招きして」(2011年12月07日)

「検診の合間に二松学舎大学の学食へ」(2011年06月02日)

「小雨の中での中古文学会」(2011年05月29日)

「室伏先生との充実した源氏物語対談」(2010年12月22日)

「ハーバード(3)明け方の電話とメール」(2008年11月20日)

「一本を見つめて読むこと」(2008年10月15日)

「立川の謎の寿司屋のレーンが回転」(2008年10月14日)

「心身(24)ノドに魚の小骨が刺さる」(2008年10月05日)

「源氏千年(50)朝日新聞の文化欄に」(2008年06月24日)

「江戸漫歩(6)与謝野晶子の住居跡」(2008年05月27日)

「源氏文論尚友(1)2008室伏「本文研究を再検討する意義」」(2008年03月02日)

「『源氏物語の本文』が刊行される」(2008年02月29日)
 
 
 
posted by genjiito at 21:03| Comment(0) | *回想追憶
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