2021年07月11日

京洛逍遥(719)ツバメの雛とアマガサの花

 買い物のために自宅近くの大通りを歩いていると、シャッターを閉じた店が増えていることを実感します。新型コロナウイルスとその変移種の影響だとしか考えられません。
 しばらく休業や閉店で耐えようとしておられるお店があるかと思うと、廃業して完全にきれいになり次の入居者を待つ区画や、新規開店の準備が始まった所もあります。
 そんな中で、閉店のために売り尽くしセールをなさっている店に足を留めました。自粛生活が長引いている今、生活の隙間を心の余裕で埋める商品は後回しになります。特に女性客をターゲットにしておられたお店だったので、お客さんが店内をブラブラしながら足早に立ち去って行かれるのを見送っておられる店員さんに対しては、何とも言いようがありません。この店も、二三年前までは多くの方々がかわいい商品を手にしておられたのです。
 こうした現象は、営業努力でどうにかなる問題ではない社会現象に巻き込まれたのです。時代の流れと、人々が今必要とする物が変わったのですから、次なる展開を企画して「新生・再建」するしかないのです。
 そういう意味では、新たな起業のチャンスが生まれていると言えるかもしれません。無責任で他人事のような言い方ですみません。しかし、これからの社会を見据えて、新たな発想で人々の夢を叶えるイメージやプランを練ることは、特に若者にとっては喫緊の課題だと言えるでしょう。これまでのイメージでの就職ではなくて、これからの変革社会に向けての事業を考えることは、若者の特権だと思います。また、高齢化社会に向けて居場所を見失った方々にとっては、再起のチャンスでもあります。
 これからは、多様な社会に対応したさらなる業態が生まれることでしょう。
 そんなことを考えながらアーケード街を歩いていたら、しばらく前からシャッターが下りていたお店の軒先に、5羽のツバメが今か今かとエサを運んでくる親鳥を待っていました。久しぶりに見る光景です。

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 ショッピングセンターでは、吹き抜けの中央エリアに、カラフルなアマガサの花が咲いていました。鬱屈しそうな雨具が、一転はれやかな気持ちにさせてくれます。

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 この企画を担当された方の想いは、このアマガサの下でカメラを向けておられる方が多いことからわかるように、十分に伝わっています。この中央広場は、多くの方々の気持ちの交歓の場となっています。見上げ、目を見開き、明るい気持ちになります。すばらしいプレゼンテーションとなっています。
 
 
 
posted by genjiito at 19:41| Comment(0) | ◎京洛逍遥
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