2021年05月24日

障害者が国際企画のシェイクスピア劇に挑む

 「点字付百人一首〜百星の会」の会長である関場理生さんから、このコロナ禍であっても元気が出る、嬉しくなるニュースが届きました。
 目が見えない仲間とその支援者が点字付きの『百人一首』でカルタを取合う「百星の会」の活動は、新型コロナウイルスのためにやむにやまれず停止を余儀なくされている状態にあります。いつになれば再開できるのかと気を揉んでいたところ、その想いを吹き飛ばすような明るいニュースが、昨夜1本のメールとして飛び込んできたのです。
 それは、シェイクスピアの戯曲『テンペスト』を、日・英・バングラデシュの3カ国が国際共同制作として描く『テンペスト〜はじめて海を泳ぐには〜』であり、意欲的な新作パフォーマンスなのです。

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 理生さんは、中でもジョニー/ミランダ役で出演とのこと。

 そのストーリーは、以下の通りです。

●ストーリー
舞台は、日本、英国、バングラデシュの3 か国での『テンペスト』の作品上演を控えた稽古場。
新型コロナウイルスの影響により、海外キャスト・スタッフの来日が不可能となってしまった。
オンラインで海外と日本の稽古場を繋ぎ、様々な障害やバックグラウンドを持つ出演者たちは、それぞれに異なる表現方法で『テンペスト』を創造するため奮闘する。


 理生さんから受け取った連絡の一部を以下に引き、この企画の舞台裏を紹介します。

 障害者ばかりで演じる『テンペスト〜はじめて海を泳ぐには〜』、6月1日(火)から6日(日)に上演いたします。場所は東池袋駅から直結の劇場あうるすぽっとです。
 出演者は聴覚障碍者、視覚障害者、高次脳機能障害、義足など様々な障害を抱える俳優です。また、演出はロンドンオリンピック開会式の演出をしたジェニー・シーレイが指揮を取り、英国、バングラデシュの俳優も映像で参加します。舞台上のみならず、稽古場でも様々な言語が飛び交い、コミュニケーションをとる迄が一苦労。しかし、その分、気持ちが通じた時の達成感とエネルギーはすさまじいと感じています。
 当初2020年に上演を予定していましたが、コロナ渦で延期されました。それも好機と捉え、俳優同士でオンライン稽古も重ねてまいりました。
 1歩1歩積み上げてきた、私達の旅の記録を見届けて頂きたいと思います。


 このイベントの詳細は、以下のサイトから確認できます。

https://www.owlspot.jp/events/performance/post_207.html

 新型コロナウイルスと変異種の感染が、まだまだ収束を見せません。そんな時節柄、東京の池袋へ出かけるのが難しいことが悔やまれます。しかし、私は「点字付百人一首〜百星の会」の自称広報担当です。こうして元気な活動を展開していることを本ブログをお読みいただいている多くの方々に広報することで、この意気込みを誇らしく支援したいと思います。
 
 
 
posted by genjiito at 21:33| Comment(0) | ■視覚障害
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