2021年04月22日

[学長ブログ]苦手な数字列から多くの啓発を受ける

 今日の会議では、大学の経理や財務に関する詳細な報告を受けました。図表を駆使して、これまでとこれからの推移を、私のように数字と計算が大の苦手な者にもわかるように、噛んで砕いての説明を受けました。

 初めて聞く用語に戸惑いながらも、この大学が資金繰りから破綻した実態を知り、現在果敢に挑んでいる「新生・再建」の道筋を、お金の面から見つめることとなりました。そして、これまで、まったく気づかなかった視点からの実態とこれからの方向づけが、朧げながらもわかりだしました。わかる、というのは、経営面からみても「新生・再建」は可能である、ということです。あくまでも、今後とも入学者の定員が確保できることが条件ではありますが。

 私は、数字が並んだ資料を見ると、何をどう読み取ったらいいのか皆目わからず困惑します。しかし、知りたいという気持ちで数字列を眺めていると、その意味するものが少しずつ私に迫ってくる感覚に襲われました。わかりかけてきた、というのは、この感覚をいうのでしょうか。

 最後に私から、科研費は今日の財務資料のどこに位置し、どのような性格の収入として扱われるのかを伺いました。これにも、会計上は非常にありがたい資金として扱えるものであることを、丁寧に教えていただきました。これまで以上に、先生方には科研費を獲得しましょう、と言い続ける根拠を教えていただいたことになります。先生方からは、敬して遠ざけられがちな話題ではありますが。

 4年前の定年までいた国文学研究資料館では、昨年は4件の基盤研究Aを獲得していました。これは、1件が年間約1千万円の研究費が配分され、その内の3割方が基盤研究機関に間接経費として割り振られます。私は、これを先月までの16年間獲得し続けていたので、組織には相当貢献してきたはずです。

 大阪観光大学は、今年度は9件という大量の科研費件数を獲得しました。しかし、基盤研究Aは採択されなかったので、来年度はぜひともこの基盤研究Aを総力戦で獲得できるように策を練って臨むつもりです。
 難しかったお金の話も、この科研費の位置付けがわかったことで、少しではあるものの、私にも理解できる手がかりが得られました。

 今後は、他の先生方にもこのお金の話を理解していただくことで、現在の大学運営の問題点を知っていただく必要があります。そのためには、今日の説明をさらにわかりやすいものにする必要があると思われます。図表や例え話の役割が大きくなることでしょう。

 事務の方々には、さらなる説明手法の研鑽をお願いしたいと思います。
 
 
 
posted by genjiito at 21:21| Comment(0) | ■大学新生
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