ユニバーサルツーリズムを新たな視点から問い直そうという趣旨でのシンポジウムです。
私は、個人的な支援活動の一環として参加します。
広瀬さんは、コロナ禍においても、目が見えない立場から積極的に《触る》ことの意義を問い続けておられます。近著、「読書雑記(303)広瀬浩二郎『それでも僕たちは「濃厚接触」を続ける』」(2020年11月26日)は、触ることが生命線だった目が見えない立場からの言挙げです。
コロナ禍において「触ってはいけない」という風潮が醸成された今、それでなくても遅れていた分け隔てのない旅行のありようをディスカッションするのは、まさに今もっとも旬な話題になると思います。私は、会場から質問をしようと、今から準備をしておきましょう。
開催日時:2021年3月7日(13:00~17:00)
会場:富山県民会館(先着50名、無料)
後掲のチラシの冒頭文を引いておきます。
ユニバーサルツーリズムとは、「すべての人が楽しめるよう創られた旅行であり、高齢や障がい等の有無にかかわらず、誰もが気兼ねなく参加できる旅行を目指すもの」(観光庁)と言われています。高齢化社会の到来、障害者の社会参加が進む中、東京オリンピック・パラリンピック開催を控え、ユニバーサルツーリズムは今後の観光の主要なテーマとなります。本シンポジウムでは、従来のユニバーサルツーリズムにおける「支える-支えられる」という関係性を問い直し、新たな視点からユニバーサルツーリズムの今後の可能性について考えていきます。
さらには、プログラムも紹介します。
第1部 話 題 提 供 (13:20 ~ 15:10)
1『誰もが楽しめる「無視覚流」観光~「非接触」社会から「触発」は生まれない~』
(広瀬浩二郎:国立民族学博物館 グローバル現象研究部准教授)
2『ユニバーサルツーリズムにおける現状と課題~総論 OK、各論モヤモヤから始まる~』
(久保田美穂子:亜細亜大学経営学部 ホスピタリティ・マネジメント学科准教授)
3『ユニバーサルツーリズムの先進事例紹介』
(坂井さゆり:NPO 法人 石川バリアフリーツアーセンター理事長)
第2部 パネルディスカッション (15:25 ~ 16:25)
テーマ『富山発 ! ユニバーサルツーリズムの新たな可能性』
パネリスト
広瀬浩二郎 国立民族学博物館 グローバル現象研究部准教授
久保田美穂子 亜細亜大学経営学部 ホスピタリティ・マネジメント学科准教授
江上 昌子 NPO 法人 富山ユニバーサルツーリズムセンター副理事長
坂井さゆり NPO 法人 石川バリアフリーツアーセンター理事長
コーディネーター
一井 崇 富山国際大学現代社会学部 観光専攻講師
広瀬さんからは、以下のコメントもいただいています。
シンポジウム前日には、富山の観光ツアーもする予定です。
富山は感染者数が少なく、今のところ対面でツアー、シンポジウムを行うことになっています。
この「対面でツアー、シンポジウム」というのが大事です。新型コロナウイルスの蔓延でバーチャルツアーにならないことを祈るのみです。
いつもながらの、アクティブな取り組みです。こちらも元気になります。
来春から、広瀬さんと一緒にユニバーサルツーリズムに関する活動を展開しようと思って計画中です。プランはでき上がっているので、後は新型コロナウイルスとその変異種の動向にかかっています。
来年は、コロナ禍に一喜一憂することなく、心穏やかな一年になることを願っています。
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