2020年11月06日

[学長ブログ]野球部のグランドを実見して

 大阪観光大学のコリドールの前は、鮮やかに発色した木々が気持ちを和らげます。
 個人的にもいろいろとあった夏からの数ヶ月、この並木は本格的な秋の到来を実感させてくれます。
 天災や人災で、地球の自然環境が大きく変わりつつある今。まだ四季の移り変わりが肌身に感じられる、この日本の気候風土に感謝します。

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 昨日、午前中の関西エアポート訪問でこれからの明るい再建のイメージを温めた後は、今秋、二部リーグで優勝した野球部の練習場所となっているグラウンドへ、車で連れて行ってもらいました。監督代行の佐藤弘樹さんから、これまでと今とこれからの野球部について、詳しい説明を聴きながらの2時間となりました。
 まず驚いたのは、敷地の入口に「大阪明浄女子短期大学 翔美会」という文字を刻んだ標石があったことです。「翔美会」は、卒業生たちの同窓会の名前です。

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 大阪観光大学の前身である大阪明浄女子短期大学は、当時40歳になったばかりの私を研究者に育ててくれた、恩愛に溢れる学校名です。この文字を見ると、さまざまな思いが去来します。文献実証を心がける研究者を自認する私ではあっても、この文字列を見ると途端に旧懐の情に引き込まれます。今回、今の職を引き受けて大学再建に微力を捧げているのも、この情愛に包まれているからこそです。

 さて、キャンパスを離れた山間の地にあるグラウンドを見て、恵まれた環境にあると思いました。

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 しかし、佐藤さんの話を聞いているうちに、再度の一部リーグ入りを果たし、これから関西を代表して神宮球場を目指そうとする若者たちに、さらなる支援として何ができるのかを考えるようになりました。破綻した大学の再建途上ではあるものの、何か方策はないものかと。若者たちの夢が叶うように支援することは、多くの学生や教職員においても達成感を共有できる機会につながります。
 そんなことを思いながら、グランドや周りの施設を見て回りました。そして、クラブハウスとでもいうべき更衣室の環境に、大いに問題があることを知りました。更衣ロッカーすらないのです。大きな姿見も、ガラスが割れていました。建物の裏のスペースも、部員の着替えなどに使われています。

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 使い古しの机に貼られていたシールに、また「大阪明浄女子短期大学」と書いてあるのに気づきました。今もこうして、大学のそこかしこで、その後の大学の発展を見つめているのです。

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 投球練習場は、雨が降ると使えず、ネットも傷んで来ています。

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 このグランドの周囲は崖なので、手狭なグランドのフェンスを越えて飛んで行ったボールは、回収は不可能だそうです。いろいろな維持に物入りだということでした。
 監督やコーチや外来者が休む部屋には、過日優勝を祝して贈呈した表彰状が飾ってありました。その表彰式のことは、「野球部優勝報告会と表彰式」(2020年10月23日)に詳しく書いています。

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 一枚の紙に文字が印刷されたものであっても、関係者には折々にその成果に至った意味を確認するものとなっているのです。一枚の表彰状が単なる飾りものではないことを知り、手渡した私もあらためて優勝の意義を再確認しました。

 野球部の寮にも立ち寄りました。「五門寮」はAとBの2棟が並んでいます。

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 この寮から大学までは、歩いて15分ほどです。
 今回、初めて大学の付属施設を見ました。若者の夢を叶えるためにも、それぞれが有効に活用されるような環境作りを、みんなと一緒に考えていきたいと思います。
 
 
 
posted by genjiito at 20:00| Comment(0) | ■大学新生
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